俳優の窪田正孝さんや山崎賢人さん等が出演の実写ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)の最終回が13日に放送されましたが、2006年に2部構成で公開された映画版『デスノート』の正統な続編となる映画『デスノート 2016(仮)』が製作されることが13日に発表されました。
ドラマ版の『デスノート』とは別物になる続編映画は、実写映画版の公開から10年目となる2016年を物語の舞台としており、漫画の原作では存在していたものの、ドラマ、アニメ、舞台などでは使用されなかったデスノートの“6冊ルール”をもとにした完全オリジナルの新作で、2016年の公開を予定しています。
映画版『デスノート』の公式サイトで、ドラマの最終回がスタートする時間に合わせて謎のカウントダウンが行われており、13日の最終回で続編映画の特典映像が公開され、6冊ルールやこれまでの映画の名場面の他に、「夜神月、復活」「Lの後継者」「弥海砂」「死神の目」「ノートの封印」「真第二のキラ」などの意味深な文字が画面に表示されたものの、映画版『デスノート』に出演した藤原さんや松山さんが新作に関わるのかは不明で、新作の詳細は今後追って明かされていくようです。
『デスノート 2016(仮)』は6冊ルールをもとにした完全新作となっているとのことですが、このルールは「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。もちろん死神自身が所有するノートはその数に入らない。よって、人間にノートを所有させる事で人間界にいていい死神も6匹まで」というもので、続編となる作品では地上に舞い降りた6冊のデスノートを巡る頭脳戦と、アクションバトルが繰り広げられる事が予想されています。
現時点で明らかになっているのは、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった2016年を舞台にした物語になっていることや、主人公の夜神月と天才探偵のLの意志を受け継ぐ新たなカリスマが登場することで、どのように受け継いだ存在なのか詳細はまだ明らかになっていないものの、2人の天才の意志を受け継ぐ者達と、保持者がまだ分からない新たなデスノートを巡る戦いが、海外ロケを交えて世界スケールで描かれた壮大な作品となっているようです。
この作品で監督を務めるのは、映画『GANTZ』、『図書館戦争』、『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』などの作品を手掛けた佐藤信介監督だということが明らかとなっていますが、その他に関しては未発表で、キャストや撮影スケジュール等についても明らかにされていません。
これにネットでは、
- 映画版の続編ってことなら期待はかなり持てる。ドラマはドラマとして普通に良かったと思うけど、ライトの結末にはちょっとがっかりした笑。あと、映画化されるのが決まったのなら最高のもの作ってほしいけど、EXILE系列AKB系列を無理やりキャストにねじ込むのだけはやめてほしい。
- 最後のCMに全部持って行かれて、ドラマキャストかわいそう…。壮大な映画の宣伝番組だったね。
- ここで6冊ルール…。設定は非常に面白そうですので、是非原作者に脚本を、いや普通に漫画で読みたいです。
- ドラマの終わり方はイマイチだった。この新映画も色々心配だけど、やっぱり期待せざるを得ない。楽しみにしてます。
- 映画はきれいに終わっているから、ドラマ当初言われていたような完全なるオリジナルストーリーでお願いします。もう原作を汚す内容はもういやだ。今回のキラ役は素晴らしい演技だったけど、脚本がひどすぎた
などのコメントがありました。
ドラマ版『デスノート』の続編が映画化されるのではないかといった憶測がありましたが、ドラマ版の続編ではなく、新たに映画版『デスノート』の続編が完全新作で製作されるとのことでこれは楽しみですね。
現時点ではまだ、デスノートの6冊ルールをもとにした内容となっていることや、月やLの意志を継ぐ新キャラクターが登場することぐらいしか明らかにされておらず、まだまだ不明な点ばかりですが、海外ロケが行われこれまで以上のスケールで描かれている作品となっているようですので期待したいところです。