俳優・吉沢亮さん(30)が昨年末に起こした住居侵入事件が波紋を広げ、2月14日に公開予定だった主演映画『ババンババンバンバンパイア』が、公開延期になったと週刊誌『女性自身』のWeb版が伝えています。
吉沢亮さんは昨年12月29日から30日にかけて友人らと酒を飲み、30日午前10時半ごろに当時暮らしていた高級マンションの隣室に不法侵入、そしてトイレから出てきたところを住人の女性が発見し、警察に通報されました。
吉沢亮さんは任意の事情聴取を受け、「友人と飲食して帰宅したが、酒に酔って記憶がハッキリしない。多分、トイレをしたくて勝手に入ってしまったのだと思う」
などと供述し、警視庁は容疑が固まり次第、吉沢さんを住居侵入容疑で書類送検する方針としています。
この事件報道を受けて所属事務所『アミューズ』は声明を出し、事務所と本人から被害者に謝罪したことや、吉沢亮さんはすでにマンションから退去していることも明らかにしました。
そして、『アサヒスーパードライ ドライクリスタル』のCMに起用していた『アサヒビール』は、「事実を容認できるものではない」としてCM契約解消を発表し、続いて『花王』が口内ケア商品『ピュオーラ』のCM契約を前倒しで終了することを発表しました。
このように謝罪コメント発表後も余波が拡大する中で、ついに主演映画の公開延期が決まったと女性自身は伝えています。
記事では映画製作関係者が、「映画『ババンババンバンバンパイア』で主演を務めていますが、公開が延期されることが決定したそうです。これに伴って、吉沢さんのプロモーション活動も白紙になりました。本作の配給・製作幹事は松竹で、製作幹事にはテレビ朝日も名を連ねています。公開に先駆けて1月11日から同局系でアニメ放映が開始されますが、映画のタイミングに合わせていただけに、同局のスタッフたちは落胆しているといいます。映画の製作サイドとアミューズの協議もこれから行われるそうですが、吉沢さんが不起訴処分にならないことには今後についての話し合いが進められず、いつ公開されるかは現状未定だと聞いています」
と証言しています。
<↓の画像は、実写映画『ババンババンバンバンパイア』メインキャスト写真>
(左から) 関口メンディーさん、眞栄田郷敦さん、板垣李光人さん、吉沢亮さん、原菜乃華さん、満島真之介さん
女性自身は真相を確かめるため『松竹』に対して、実写映画『ババンババンバンバンパイア』の公開延期は事実なのか確認したところ、「事態の推移を注視しながら適切に判断してまいります」と回答し、否定はしなかったとのことですえ。
そして、実写映画『ババンババンバンバンパイア』の公開延期報道に対してネット上では、
- ここまで過敏&過剰になるのもどうなのか……映画やドラマなど「演じてる」ものはいいのでは?
- 高い報酬の責任は重い
- 反省して禁酒しかないな
- 映画はいいだろ! 確かに吉沢さんも良くなかったけど、流石にここまでする必要はなし
- キングダムだけは死守してくれ
- 酒で人生が狂う典型。無断で入った隣人に危害を加えていない事だけが救いだけど、侵入された方は相当怖かったはず。隣に吉沢亮が住んでるなんて知らなかっただろうし。
- 6月公開の主演作「国宝」は大丈夫か? 吉沢主演、渡辺謙共演、李相日監督の話題作。こっちの方が心配。
- 成功者だったのに勿体無い。一度の過ちでこんなにも転がり落ちるのか
などの声が上がっています。
吉沢亮さんは現時点で任意の事情聴取を受けたのみで、これから住居侵入容疑で書類送検される方針といい、そして、場合によっては起訴もしくは略式起訴となる可能性もあります。
『ババンババンバンバンパイア』は吉沢亮さんが主演の作品で、事件の行方がハッキリしない状況の中では映画のプロモーション活動もできず、興行成績への影響など、様々なリスクを考慮すると公開延期は当然の判断のように思います。
ちなみに、事件報道から2日後の8日時点で、吉沢亮さんのファンクラブ会員限定の特別試写会イベントのチケット抽選受付が延期となっており、これは映画の公開延期を見据えた対応と考えられます。
吉沢亮さんはこの他にも6月公開の『国宝』でも主演を務めており、この作品では5日からスタートしたNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺』の主演・横浜流星さんのほか、渡辺謙さん、高畑充希さん、寺島しのぶさん、森七菜さん、永瀬正敏さんらと共演しており、この作品の行方にも大きな注目が集まっていますが、引き続き関係各所の対応に注目していきたいです。