長澤まさみさん主演ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の劇場版『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が5月17日から公開され、国内映画ランキングで2週連続1位を獲得したことが明らかになりました。
そして、早くも続編製作が決定したことをニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
先週発表のランキングによると、『コンフィデンスマンJP ロマンス編』は初週末の土日2日間(18・19日)で観客動員数28万4000人、興行収入3億8600万円、公開初日から3日間の累計は動員数が35万7000人、興行収入が4億8000万円の好スタートを切っていました。
<↓の画像は、5月17日から公開の映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の写真>
続いて2週目は先週から若干数字は落ちたものの、土日2日間(25・26日)の観客動員数25万8000人、興行収入3億5100万円を記録し、累計では観客動員数91万人、興行収入12億円を突破したとのことです。
昨年4月期に月9枠(月曜21時)で放送された『コンフィデンスマンJP』は、コンフィデンスマン(信用詐欺師)が悪徳企業のドン、マフィアのボス等をあの手この手を使ってダマし、大金を奪うまでの姿をコミカルに描いた作品で、天才詐欺師の主人公・ダー子役を長澤まさみさん、ダー子と共に行動するボクちゃん役を東出昌大さん、リチャード役を小日向文世さんが演じ、ドラマ版では毎週豪華ゲストが登場したことでも大きな反響を呼びました。
しかし、視聴率は伸び悩み、全10話の期間平均視聴率は8.9%となっていたのですが、フジテレビはドラマ開始前から『コンフィデンスマンJP』の映画化を計画していたと週刊誌に報じられており、実際に最終回直前に映画化が発表されました。
それから1年後、ついに『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が公開され、ドラマ終了から1年も経過していることで心配の声もありましたが、公開2週ですでに累計興行収入は12億円超えのヒットとなっています。
そして、『日刊大衆』は続編製作がすでに決定していることをスクープしており、記事では芸能関係者が、「続編は北海道が舞台になるといいます。2005年に倉本聰氏が脚本を手掛け、父と子の絆の再生を描いたドラマ『優しい時間』(フジテレビ系)に長澤がヒロインとして出演していますが、同作も舞台が北海道なので、長澤と北海道のつながりを感じますね。」
と語り、今作の脚本を手掛けている古沢良太さんは、作品内にパロディを入れることも多いだけに、北海道を舞台にしたパロディがあるかもしれないとしています。
ちなみに、現在大ヒット公開中の『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の評価をレビューサイト(Yahoo映画、Filmarks、映画.com)などで見ると、いずれも5点満点中4点以上と高い評価を受けており、期待を裏切らない内容だったと絶賛コメントが多数寄せられています。
果たして、これからどこまで興行成績を伸ばしていくのか、そしてすでに製作が決定している続編は、どういった内容となっているのか引き続き注目したいですし、映画だけでなく新作ドラマも製作されることに期待したいですね。