明石家さんまさんがラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、木村拓哉さんと工藤静香さんの長女でモデル・フルート奏者のCocomiさん(本名=木村心美 20歳)を大絶賛する場面があり、それに対してネット上では様々な声が上がっています。
Cocomiさんは、明石家さんまさんが企画・プロデュースを手掛けたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(6月11日公開)で声優デビューし、5月26日に行われた完成報告会にさんまさん等と共に参加しました。
明石家さんまさんはラジオでこの時のエピソードを語り、木村拓哉さん&工藤静香さん夫妻と親交が深く、幼少期から知るCocomiさんについて、「Cocoちゃんが持っている空気、雰囲気はスゴイ。あんまりコメントもしないけど、Cocoちゃんの存在ってスゴイって、みんなも言うんですよ。これは持って生まれたものやろ。だって初めてやからね、ああやって人前でしゃべるのは。それであの落ち着き」
と、Cocomiさんの立ち振る舞いを手放しで大絶賛しました。
続けて、「(完成報告会でCocomiさんが)倒れそうだったんですよ、怖くて。頼まれていたんですよ『抱えてあげてください』と。もし貧血で倒れたり、緊張しすぎでっていうのもあった。でも、堂々とやった。急にあんだけの人数の記者に囲まれて、こっちではペラペラしゃべるおっさんがマイクを持って離さない。緊張するやろうけど、それでも堂々と。スゴイ。これは生い立ちとかは関係なく」
と、Cocomiさんの堂々とした姿を高く評価していました。
そして、明石家さんまさんがCocomiさんを大絶賛したことに対してネット上では、
- 忖度という言葉しか思いつかない
- 芸で納得させるしかないのに、さんまがこんなこと言うと逆効果にしかならない
- 生い立ちだけで声優として採用したんでしょ。大袈裟過ぎる褒め言葉も含めて、キムタクへの忖度にしか見えない。
- すべてが容易く手に入るという育ち方をしてるんだから、怖いものないでしょ。
なんか身内で仲良く楽しんでるみたいで不快です。さんまさん、本当がっかり。 - 素人感丸出し。まあ、初めてだから仕方ないけれど、どこにでも居そうな普通の感じだった。特別感全くなかったよ。年齢の割には幼い気もする。
- 『さんタク』の相方の娘だからって、持ち上げるのも…持って生まれたものの出どこが、キムタクと工藤静香だから生い立ちよりも強烈に影響してるって。
Cocomiは結局、キムタク&工藤静香の長女なだけ。 - 堂々としてましたっけ?あの公開処刑のような会見見て、この子はやりたくもないのに親や周囲にやらされてる感が出ちゃっていて可哀想になりました。
自発的、意欲的な人ならもっと準備するよね。改めて親が悪い。 - 緊張でソワセワした感じで以外に普通の子だなって思ったな。誰に対してもそうだけど、さんまさんがフォローしたことで逆に反感買いそう
- 同じ二世でも、ちゃんとオーディションを受けて実力で役を勝ち取り、演じ切って評価された神田沙也加さんはこんなに叩かれたりしていない。つまり、そう言う事です
- さんまが庇いたい気持ちは分からないでもないがさすがに無理がある。20歳過ぎの子とは思えないほど会見に挑む姿勢もトークもあまりにも酷かった。
などの声が上がっており、さんまさんの絶賛コメントが物議を醸しています。
明石家さんまさんは完成報告会でも、かなり緊張している様子のCocomiさんがたどたどしく挨拶をすると、「こういう場所は初めてということです。緊張しているみたいで、本当はもっと力のある声です」とフォローしたり、「彼女はフルートをやっていたり、音楽(の才能)がスゴイんです。だから、関西弁も音符で覚える。『ちゃうやん』というのも音で覚えたり」
などと、才能を絶賛する場面がありました。
しかし、Cocomiさんはフルートの腕前もそこそこといったレベルで、プロのフルート奏者としての活躍は難しいことから、モデルとして芸能界入りをしたのではとも言われており、『漁港の肉子ちゃん』での声優デビューについても、明石家さんまさんが企画・プロデュースの作品だからこそ、メインキャラクターの声優に抜擢されたとみられています。
そうしたこともあり、明石家さんまさんの大絶賛コメントには否定的な声が多く上がっており、実際に現時点でCocomiさんは、自分の力で何か快挙を成し遂げたわけでもなく、木村拓哉さんと工藤静香さんの娘だからこそ注目を集め、様々な仕事をこなしているだけなので、さんまさんの絶賛が反感を買うのも当然かもしれないですね。
ちなみに、明石家さんまさんは木村拓哉さん曰く、Cocomiさんや妹・Koki,さんから「すっごい面白い親戚のおじさん」と思われているといい、Cocomiさんは4月にさんまさんとの2ショット写真をインスタグラムで公開し、「『漁港の肉子ちゃん』収録現場!!!監督の親戚のおじちゃんと。」と綴っていました。
この投稿を巡ってもネット上では、「公私混同しすぎ」「仕事現場で “おじちゃん”呼びは常識がない」「さんまはプロデューサーで、監督は別の人。出演者としてありえない間違い」といった批判が殺到する事態となっていました。
<↓の画像は、Cocomiさんと明石家さんまさんの2ショット写真>
周囲が持ち上げれば持ち上げるほど、過大評価されているとしてバッシングの嵐となってしまうので、明石家さんまさんも手放しで絶賛するのではなく、芸能界の大先輩として多少厳しい評価、アドバイスをしてあげた方がCocomiさんのためになる気がしますが、映画の公開にあたって今後も絶賛が続くことになるのでしょうかね…。