7月25~26日にフジテレビ系で放送された『FNS27時間テレビ めちゃ²ピンチってるッ! 1億2500万人の本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!』は、放送前から大コケするのではないかと囁かれ、案の定過去3番目に低い10.4%という残念な結果となりました。
そんな同番組の中で、明石家さんまさん(60)が出演の「明石家さんまのダイヤモンドエイジ本気の体力測定」という企画があり、さんまさんと同年代の芸能人たちが本気の体力測定に挑んだのですが、内容に対する食い違いがあったことから、さんまさんとフジテレビの間で大モメだったと『アサヒ芸能』が報じています。
業界関係者によると、もともとこの企画には、さんまさんと同年代のサザンオールスターズのボーカル・桑田佳祐さん、郷ひろみさん、松山千春さんなど豪華芸能人が出演する予定だったそうで、さんまさんは翌日に舞台『七人ぐらいの兵士』の東京公演千秋楽が控えていたものの、当初はやる気を見せていたといいます。
しかし、フジテレビが集めることが出来たのは村上ショージさん、ドン小西さん、具志堅用高さんなどの芸能人ばかりで、さんまさんがメインの企画であったものの参加を拒否し、ナインティナインのお2人とスタジオの脇でコメントするだけの立ち位置に。
この企画途中でスポーツニュース番組『すぽると!』を挟みながら、体力測定の中継を何度も繋いでいましたが、終始グダグダな展開となっていたため、今まで見たことがないほどさんまさんの表情は憔悴(しょうすい)しきっていたといいます。
そして、この企画が終了後には毎年恒例の『さんま・中居の今夜も眠れない』がスタートしましたが、SMAPの中居正広さんは開口一番「さんまさんが前室でしゃべってないの初めて見た」と言っており、それほどさんまさんは番組の構成に怒り心頭だったのではないかとしています。
これにネット上では、
- さんまが喋らなくなるのはすごいw相当怒ってたのがうかがえる
- 視聴者の反応見ればさんまが嫌がったのもよくわかるじゃん。何の価値がある企画なのよってなるでしょ
- 桑田佳祐、郷ひろみ、松山千春が集結するわけないだろ
- あの企画だけはいらなかった。時間の無駄‼
- 問題ばっかり起こして視聴率は取れず……もう来年からは27時間テレビやらないほうがいいんじゃない
などのコメントが寄せられていました。
さんまさんは翌日に東京公演の千秋楽を控えており、舞台に影響を与えることを懸念し、体力をなるべく消費したくないというようなことを何度も言っていたため、当初よりさんまさんはこの企画に参加しない予定だったのではないかと思うのですが、7月4日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)にてさんまさんが、60歳(還暦)を迎えた著名人を集めた企画を放送することを明かし、桑田さん、郷さん、松山さん、九重親方(千代の富士)、江川卓さんなどが集まるとしていました。
そのため、実際に集められた芸能人が笑福亭笑瓶さん、モト冬樹さん、錦野旦さん、秋野暢子さんなどのB級感漂う方達で、さんまさんは「中途半端に豪華やな」とツッコミを入れていたものの、期待が大きかった分、実際にはかなりガッカリしていたのかもしれません、
特にこの企画は盛り上がることもなく終始グダグダで、視聴者からも批判の声が多数寄せられることになっており、これだったらさんまさんがMCの『お笑い向上委員会』など、ある程度盛り上がる番組のスペシャルでも放送するべきだったといった声が出ていますが、なぜこのような企画をわざわざ放送したのか理解できず、さんまさんの無駄遣いだったとしか思えないですね。