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日本テレビ系日本海テレビ社員が24時間テレビの募金を横領事件で逮捕へ? テレビ局が問題行為発覚と処分発表で物議

日本海テレビ幹部が売上金と24時間テレビの寄付金を着服。10年間横領行為で懲戒解雇を公表で炎上

日本テレビ系の日本海テレビ(鳥取)の元経営戦略局長(53)が、『24時間テレビ』の寄付金を含め総額1,118万2,575円を着服していたことや、27日付で懲戒解雇とし、鳥取県警に被害届を提出したことを日本海テレビが発表し、元幹部は業務上横領罪(法定刑:10年以下の懲役)で今後逮捕となる可能性が浮上しています。

日本海テレビは公式サイトトップで【弊社元幹部社員の不正について】と題して、元経営戦略局長が会社の売上金など853万6,555円に加えて、24時間テレビの寄付金264万6,020円を着服していたことが発覚したことを公表し、「寄付金の着服は、一般の皆様から寄せられた善意を踏みにじって私腹を肥やした行為で、到底許せず、弊社は11月27日付で元局長を懲戒解雇とし、28日に鳥取県警鳥取署に被害を届け出ました」と報告しています。

続けて、「弊社は責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました。ご寄付いただいた皆様をはじめ、ボランティアで活動にご協力くださった皆様、同番組に関わる皆様、ご関係の皆様に深くおわび申し上げます。公共の電波をお預かりする立場として、あってはならない事態を引き起こしました。まことに申し訳ありませんでした。今後、弊社は再発防止に全力をあげるとともに、信頼回復に努めてまいります」と謝罪し、28日に会見を行うことも発表しています。

日本海テレビや読売新聞の報道によると、元経営戦略局長は局のヒアリングに対して、2014年から今年にかけて24時間テレビの寄付金、2014~2021年にかけて会社の売上金などを着服していたことを認めたとのことです。

この発表を受けてネット上では、

などの批判が噴出し炎上しています。

24時間テレビでは2020年以降も毎年8~9億円もの寄付金を集め、今年放送の24時間テレビでは合計8億2,100万8,847円の寄付金が集まり、山陰での募金額は680万4,874円と公表されています。

24時間テレビで集めた寄付金については、福祉支援(福祉車両贈呈・障害者スポーツ支援・子ども食堂支援)、環境支援(全国各地の水辺・山辺の清掃活動・環境保全活動など)、災害復興支援などに使用するとし、どこにいくら使用したのかも一部公表しているのですが、不透明な部分も多いことによって、実際のところは全額寄付に回していないのではなどと、疑念の声も少なくありませんでした。

そうした中で、テレビ局の幹部が10年にもわたり寄付金を横領していたことが判明し、ネット上では大炎上騒動に発展しており、局に対する批判が上がるだけでなく24時間テレビの更なるイメージ悪化、信用の失墜に繋がっています。

日本海テレビだけでなく、日本テレビやその他の系列局でも同様の着服が行われていたとしても不思議ではなく、今回の問題を受けて他局も着服などの不正行為がないか、徹底的に調査を実施するべきかもしれないですね。

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