日本テレビが来年4月期放送ドラマの制作中止。漫画原作作品の実写化巡りトラブルか。池松壮亮&浜辺美波が共演予定も…

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池松壮亮と浜辺美波

日本テレビが30日に定例社長会見を行い、来年4月期に放送予定だったドラマ制作を中止したことを明らかにしました。

この話は28日にニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』が伝え、来年4月期に「土ドラ10」枠(土曜22時)で映画『シン・仮面ライダー』でも共演した池松壮亮さんが主演、浜辺美波さんがヒロインのドラマを制作予定だったそうです。

そのドラマの原作は、「天才経済学者が、経済弱者を騙すペテン師を騙し返す。“経済”をメインテーマとした大手出版社から原作本が出ているエンタメ作品」で、池松壮亮さんと浜辺美波さん以外にも、演技派の大御所俳優も出演予定だったそうです。

しかし、ドラマの脚本を巡って制作サイドと原作者・出版社サイドとの間で調整がつかず、昨年に実写ドラマ化した『セクシー田中さん』の原作改変などを巡る騒動もあり、クランクイン直前に制作中止を決定したとしていました。

ちなみに、ピンズバNEWSは実写化予定だった作品名は明らかにしていませんが、その内容から『LIAR GAME』などの作品で知られる漫画家・甲斐谷忍さんが作画、『クロサギ』や『正直不動産』などで知られる漫画原作者・夏原武さん原作の漫画『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』(集英社 既刊8巻)とみられています。

<↓の画像が、漫画『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』の写真>
カモのネギには毒がある

日本テレビはこの報道について今日の会見で言及し、「制作を中止した事実はある。ただ、今までも予定していたものを変えることは編成上の問題で何度もありましたので、今回特に何かと申し上げることはない。ただ『セクシー田中さん』の教訓にのっとって適切に制作作業を行っています」と説明しています。

また、今年の『24時間テレビ47』で放送のスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』を巡り、萩本欽一さんが今月放送のラジオで、制作サイドからちゃんとした許可取りがないままドラマ化されていたと語り、ネット上で大きな波紋を広げた件についても言及しました。

日本テレビの福田博之副社長は『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』について、「全てキッチリ確認許可を経て、制作に取りかかっている」「ご本人独特のおっしゃり方だと思うんですけど、怒りを買っているとか、話が違うとかいうお話は一切ございません」と語り、事前に許可取りは行っていてトラブルにも発展していないと説明しています。

そして、日本テレビの会見を受けてネット上では、

  • 懲りずに似たような企画やろうとするこのメンタルすご
  • 日テレはもう原作ドラマから撤退して完全オリジナルを作ってけよ
  • これを機にオリジナル脚本のドラマを作って勝負するという思いっきりさを出すべき
  • 原作者側との内容の折衝とキャスティングをなぜ同時に動かそうとするのか。。
    せめて承認貰った準備稿ぐらいまで進めてから正式なキャスティングに入るべきなんじゃないか
  • 原作者側と調整がつかないようなストーリーの改悪とか無茶なキャスティングとか、セクシー田中さんの時のような無理やり恋愛要素入れたいとか、日テレは未だに反省していないと言うことだろ?
    ご自慢のお抱え脚本家にオリジナルストーリー書いてもらったらいいやん
  • 日テレはこの他にも大谷翔平の自宅無断報道や24時間テレビの募金流用問題、他にも問題が山積している。今後も厳しい目で監視していく必要がある。

などの声が上がっています。

日本テレビは『セクシー田中さん』の実写ドラマを巡る騒動を受けて、7月22日にドラマ制作における指針を発表し、原作がある作品を映像化するにあたっては、「原作を尊重し、その世界観をより深く理解するよう努めます。その上で、原作者と対面またはオンラインで直接会話するなどして、丁寧に時間をかけてコミュニケーションを取るよう努め、ドラマ制作にあたっての方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深めます。そのために、原則として、放送の1年前には原作側・ドラマ制作側で、ドラマ化の企画について基本的な合意が形成できるように努めます。これらに加え、関係者間におけるコミュニケーションの土台となる『ドラマ化にあたっての相談書』の提案、原作許諾契約書、脚本契約書の早期締結を行うなど、適正な制作プロセスの構築を目指します。」としていました。

しかし、クランクイン直前になって制作中止が決定したそうで、原作者・出版社サイドとの間で台本の内容を巡って揉めたということは、この指針がしっかりと守られていなかったとも考えられます。

そのため、日本テレビに対する不信感はさらに高まっており、今後また『セクシー田中さん』のようなトラブルを発生させないためにも、日本テレビは原作がある作品の映像化をしばらくやめるべきなのではないかとの声が上がるのも当然だと思います。

そして、ドラマ制作における新たな指針を発表してからたった2ヶ月後に、原作者・出版社サイドとのトラブルが原因で制作中止となったのが事実であれば、この件についてもどこに問題があったのかを明らかにし、今後どのような対策を具体的に行っていくのかを説明するべきなのではと感じます。

参照元
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/30/kiji/20240930s00041000225000c.html
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/30/kiji/20240930s00041000145000c.html
  • https://pinzuba.news/articles/8346
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:NGM4MzUyOT

    全然懲りてないのね

  2. 2
    匿名
    ID:NzM5OGU4YW

    フジとよく似てる。ゲスのひと言に尽きる

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