日本テレビ『with MUSIC』ライブ初日公演中止、理由は主催者都合で憶測。チケット売れ行き不振が原因説も…

2025年12月10日（水）22:37

日本テレビが主催の音楽イベント『with MUSIC LIVE presented by BEAT AX』でトラブルが発生し、1月11日に予定していた初日公演の中止が発表され、ネット上で物議を醸しています。

『with MUSIC LIVE』は、元NHKの有働由美子アナウンサーと俳優・歌手の松下洸平さんが司会の音楽番組『with MUSIC』（日本テレビ系土曜22時）が初めて開催のライブイベントで、1月10～12日の3日間、東京・有明アリーナで開催することが10月下旬に発表されました。

出演アーティストは、1日目が『[ALEXANDROS]』、『sumika』、『DISH//』、『Chilli Beans.』の4バンドでした。

2日目は松下洸平さん、『NEWS』など、3日目が『三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE』のボーカル・ØMIさん（別名＝登坂広臣）、シンガーソングライター・乃紫さん、K-POPグループ『BOYNEXTDOOR』などで、2・3日目の公演は今後出演アーティストが追加発表されるようです。

＜↓の画像が、出演発表済みのアーティスト＞

各公演のチケット価格は1万3,800円（全席指定）で、10月24日からチケットの先行受付が開始となり、今月9日から3次先行受付が行われています。

そして、ライブまで残り1ヶ月のタイミングで、主催者の日本テレビが公式サイトで初日公演の中止を発表し、「『with MUSIC LIVE 1月10日（土）公演』は、主催者の都合により開催を見送る運びとなりました。」とし、あくまでも主催者都合として詳しい理由は明らかにしていません。

続けて、ファンや出演アーティスト、関係者に謝罪の言葉を綴ったうえで、11・12日の公演は予定通り開催すると告知しています。

初日公演に出演予定だった各アーティストも公式サイトなどで、主催者都合で開催が見送りになったことを報告しています。

この発表を受けてネット上では、

単に主催者の都合という一言で片付けるのではなく、もっと丁寧な説明の仕方をすべきでは
10月下旬に第1弾アーティストを発表して、それ以降追加アーティストの発表も無く開催1ヶ月前になってるなんて、チケットの売り上げが相当悪いのでは？
ドロスにsumikaにDISHでしょ。3日間の中で 1番会場埋まりそうな組み合わせ。それが中止っていうのは、主催者側で何らかのミスがあったんでしょうね…
チケットもちょっと高すぎる気がするし、想像以上に売れてない＆他アーティストの交渉ができなかったんじゃないか　そう考えると残り2日も開催怪しい
このタイミングで中止って、チケットが思ったより売れてないのかな。番組終了が確定してるから、予算削られたか、予算を大幅に超過して全日程開催が難しくなったか。
名の知れたアーティストが多い1日目ではあるけど、アーティスト単独ライブなら行くけど、フェス形式はハードルが高いと感じる人はそれなりにいると思う。

などの声が上がっています。

初日公演のみ中止となる理由を巡っては、チケットの売れ行きが悪かったのではないかという声や、有明アリーナでは1月9日夜にボーイズグループ『DXTEEN』がライブを開催するため、翌日までに設営が間に合わないと判断したのではないかなどの憶測が飛び交っています。

設営の問題に関しては可能性は低いとみられ、DXTEENの有明アリーナ公演が発表されたのは9月上旬で、日本テレビで10月からスタートした冠番組『DXTEENの限界突破TV』は、そのライブまでの姿を追った番組内容となっています。

DXTEENのライブ発表から1ヶ月以上経って『with MUSIC LIVE』の開催が発表され、それぞれのライブを手掛けるのはソーゴー東京（SOGO TOKYO）となっていますし、スケジュール的な問題ならばもっと早くに開催不可能と判断し、中止を発表していたとみられます。

中止となった可能性として有力視されるのはチケットの売れ行き不振で、本番まで残り1ヶ月ながら現在もチケットの抽選受付が続いている状況から、想定を下回る売れ行きだったことから初日のみ中止にした可能性はありそうです。

ネット上ではこの他にも、『with MUSIC』が来年3月をもって終了すると『日刊スポーツ』が先月報じたため、番組終了によって予算を削られたのではないかなどの憶測も出ています。

真相は不明ながら、残り1ヶ月のタイミングで主催者の都合で中止になったことにより、日本テレビへの不信感を募らせる声がネット上で多く上がっています。

日本テレビは国分太一さんのコンプライアンス違反に関しても、詳細を明らかにしていないことで物議を醸しており、今回の件に関しても誠意ある対応をしないと局のイメージはさらに悪化することになりそうです。