海外でも高い人気を誇る漫画『『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』がハリウッドで実写映画化され、俳優・新田真剣佑さん(あらた・まっけんゆう 24歳)が主演を務めることが明らかになりました。
発表によると、『Knights of the Zodiac(原題)』で主演する新田真剣佑さんは、主人公の「天馬星座(ペガサス)の星矢」を演じ、真剣佑さんの他には、マディソン・アイズマンさん、ディエゴ・ティノコさん、マーク・ダカスコスさん、ニック・スタールさん、ファムケ・ヤンセンさん、ショーン・ビーンさんの出演が発表されています。
<↓の画像が、ハリウッド映画『聖闘士星矢』キャスト写真>
(左から)ニック・スタールさん、ショーン・ビーンさん、マディソン・アイズマンさん、新田真剣佑さん、ディエゴ・ティノコさん、ファムケ・ヤンセンさん、マーク・ダカスコスさん
監督は、ドラマ『Into the Night』や『The Witcher』などで製作総指揮を務めているトメック・バギンスキーさんが務め、撮影はクロアチアとハンガリーで行われ、すでにクランクアップしているとのことです。
国内では『東映』が配給し、中国と中東以外では『ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジション』が配給するとしています。
原作の『聖闘士星矢』は1985年12月から『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、「小宇宙(コスモ)」という特別な力を持つ「聖闘士(セイント)」と呼ばれる戦士たちが、女神アテナを守るために戦う姿、仲間たちとの友情を描いた内容で、コミックスの累計発行部数は3,500万部を突破しており、1986~1989年にかけてテレビ朝日系でアニメが放送され、現在までに6本の劇場版アニメ等が製作されています。
<↓の画像は、原作『聖闘士星矢』の写真>
『聖闘士星矢』がハリウッドで実写映画化されることは2017年5月に発表され、この作品に新田真剣佑さんがキャスティングされているとの情報は以前から流れており、準主役級の重要な役どころを演じるとの情報も一部メディアが伝えていました。
実際には主演に抜擢されており、新田真剣佑さんがハリウッド映画に出演するのは2018年公開の『パシフィック・リム:アップライジング』以来となります。
週刊誌『女性自身』によれば、新田真剣佑さんは現地で異例の好待遇で迎え入れられているそうで、「ハリウッド製作の漫画実写映画で、日本人が主演を務めるのは史上初と聞いています。『聖闘士星矢』での真剣佑さんのギャラは億を超えると聞いています。また今回の星矢役は、オーディションではなく先方からのオファーで決まったといいます。渡辺さんでさえ、2003年の『ラスト・サムライ』ですら当時で1000万円ほどですから、ハリウッドの真剣佑さんへの相当な期待の高さが伺えます。」
と映画関係者が明かしています。
同関係者によれば、『聖闘士星矢』の実写映画は2023年春の公開を予定しているといい、「また今年4月に彼が出演した映画『るろうに剣心 最終章 The Final』でのアクションシーンも現地では高く評価されており、今後も、海外作品への出演を予定しているといいます」
と語っています。
そして、新田真剣佑さんがハリウッド映画『聖闘士星矢』で主演することに対してネット上では、
- こういう作品でしっかりとチャンスを掴んでほしいですね。頑張ってください。実写のレベルが高いことを期待しています
- 聖闘士星矢の実写!しかもハリウッド、しかも真剣佑!!楽しみですね。おめでとうございます。お父様の千葉真一さんにも見て欲しかたですね!頑張ってください。
- 作品の期待感はさておき、日本人が星矢をやるのはちょっと楽しみかも。瞬や一輝も日本人設定だけどどうなるのか。
- なんにせよハリウッドで主演って凄い!ネイティブっていう人がいるけど、高校まではアメリカに居たからメインは英語。サブで日本語ができる感じの認識。
持って生まれた容姿や才能や努力する力諸々、天は二物を与えますね!お父様と同じようにハリウッドで頑張ってほしい!。 - 是非とも頑張ってほしいが、ハリウッドと言ってもピンキリ。誰が監督をするのかとか、制作費がどれ程かとか、世界的に名の知れた俳優が出るのかとかによって、興行的に結構変動するから。
- 聖闘士星矢かあ・・・コケなきゃいいんだけどなあ。日本人受けとブラジル人受けだけを狙ってるような映画だと先がない。
むしろ真剣佑は、この前公開されてたシャン・チーとか、マーベルのヒーロー映画みたいなやつに出させてくれるような俳優を目指してほしいよ。 - 聖闘士星矢の実写化…う〜ん… フルCG作品?あの世界観を表現するのは難しいと思う。漫画だから良いんだよね…
世代的にドンピシャなんで期待はしたいけど、正直言ってB級映画を超えるのは無理だと思う。 - 基本的にハリウッドの実写作品は日本の原作に対するリスペクトがなく、「作ってやったよ」感が見え見えなのが嫌です。
ドラゴンボールは酷かったし、ピカチュウも可愛くなかった。好きな作品が歪められるのは耐え難い。 - マッケン以外、誰が何の役をやるのか全く分からない。DBの悪夢が再来する予感。
- 聖闘士星矢は出てくるキャラがほぼ外国人だからハリウッドでも再現できるかもね。
ただあの世界観をアメリカ人に理解できるとは思えないけど。進撃の巨人をハリウッドで実写化して欲しいなぁ。 - 真剣佑の声で沙織さーんとかペガサス流星拳!とか言っちゃうんでしょ?ドラゴンボールみたいにコケるのは目に見えてる。
長身イケメンで声が低い真剣佑が星矢とか有り得ない。どうせやるなら、フェニックス一輝だろ。原作ファンを冒涜してる
などの声が上がっています。
『聖闘士星矢』シリーズは壮大なスケールで描かれているファンタジー作品で、今もなお新作アニメやゲームなどが制作され続けている大人気作ということもあり、ハリウッドでの実写映画化が2017年に発表された際にも、原作ファン等の間では物議を醸しており、期待の声が上がる一方で、かつて酷評された実写映画『ドラゴンボールエボリューション』の二の舞となるのではないかと懸念されていました。
そして、新田真剣佑さんが主演を務めることがついに発表され、真剣佑さんのファン等からは楽しみといった声も上がっていますが、やはり不安視する声が多く上がっています。
作品の内容からCGをふんだんに使っていると思いますが、ハリウッドで製作されたといってもどれほどの製作費をかけているのかは不明で、新田真剣佑さんが主演するのは楽しみながらも現時点では心配の方が大きいのですが、華麗なアクションシーンなどが多く盛り込まれていることに期待したいですね。
そして、8月には新田真剣佑さんの父親で俳優・千葉真一さんが新型コロナウイルスによって、82歳で急死するという悲しいニュースがありましたが、これからハリウッドで経験を積んで父親を超える役者に成長していってほしいです。