女優・有村架純さん(22)と俳優・高良健吾さん(28)がW主演の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)が18日よりスタートし、初回平均視聴率が11.6%だったことが明らかとなりました。
このドラマの脚本は、織田裕二さんと鈴木保奈美さんが共演し大ヒットしたドラマ『東京ラブストーリー』を生み出した脚本・作詞家の坂元裕二さん(48)が担当しており、「人生はつらい、でも恋をしてるときは忘れられる」をテーマとしたオリジナルの群像ラブストーリー。
有村さん演じるクリーニング店に勤める杉原音、高良さん演じる運送会社に勤める曽田練の2人を中心に、東京という街に飲み込まれそうになりながらも、必死に生きようとする6人の若者たちのリアルな恋や生活を描いており、日向木穂子役を高畑充希さん(24)、井吹朝陽役をAAAの西島隆弘さん(29)、市村小夏役を森川葵さん(20)、中條晴太役を坂口健太郎さん(24)が演じています。
<↓の画像左上から時計回りに高畑充希さん、西島隆弘さん、坂口健太郎さん、森川葵さん>
第1話では、2009年秋のある日、練の悪友である晴太が旅先の北海道で置き引きしたカバンの中から古ぼけた手紙と、クリーニング店のポイントカードを見つけ、手紙の内容から絶対に持ち主に返さなければならないと思った練は、東京から会社のトラックを使い、ポイントカードに記載された北海道苫小牧市に向かい、2人が出会うという展開となっていました。
<↓の画像は、相関図の写真>
そして、ドラマに対する反応をネットで見てみると、
- 全体の雰囲気が古い。会話、テンポ、俳優さん達、ストーリーがちぐはぐで、あか抜けないドラマに見えました。もう見ることはなさそうです
- うーん…遺骨をトイレに流すとか、おじさん酷すぎ?? 主人公に感情移入して視聴率が泣けるような話に作ってるんだろうけども。ちょっとなあ…(~_~;) 月曜日から暗い気分になってしまった。前の月9は王道の恋愛ものでキュンキュンできたのになあ?? もう2話からは見ないかな。けど架純ちゃんは見たい……笑
- 母親と幼い時に死に別れ、預けられた親戚もなんか変な人&貧乏、その他いろいろ・・・不幸な人じゃないとドラマにできないのかもしれないが、あまりにも作り物っぽい。新人脚本家のデビュー作というなら許せもしようが・・・・
- 有村さんには荷が重い。月9のヒロインにはちょっと早かったかな…。いつも、同じヘアメイクで最近、頻繁にドラマに出ていたから、それぞれのキャラがごちゃごちゃになっている感じ。暗さが自然じゃないし、ストーリーに感情移入できそうにありません。若手を大量投入すればいいってものではないですね。まるで深夜枠のドラマ。
- 有村架純には申し訳ないけど脚本の問題なのかどの役をやらせても同じようにしか見えないんですよね。福士蒼汰や山崎賢人もそう。若手が出てきて活性化するのは良いけどいつまでも同じ役をやらせるようだと先が見える気がする。逆に高畑充希は舞台経験あるからか幅のある女優さんとして活躍できそうな気がしますね。
などのコメントが寄せられていました。。
視聴率低迷が一因で、月9ドラマは一時恋愛ドラマ路線から変更し、違うジャンルのドラマを放送するようになっていたものの、昨年7月期に福士蒼汰さんと本田翼さんが共演の『恋仲』を放送し、初回平均視聴率9.8%、最高平均視聴率が11.5%(第3話)で全9話の平均は10.8%と微妙な結果となったものの、SNSと連動した演出や企画で若者を中心に支持されました。
また、同10月期には石原さとみさんと山下智久さんが共演の『5→9〜私に恋したお坊さん〜』が放送され、放送開始前には低視聴率を心配する声もあったものの、初回平均視聴率は12.6%、最終回で最高の平均視聴率12.7%を記録し、全10話の平均は11.7%となっていました。
そして、今年1月期から『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』がスタートしたわけですが、18日はドラマ終了後の22時15分から放送の『SMAP×SMAP』に、分裂・解散危機騒動の渦中にあったメンバー5人が生出演することが事前に発表されていたため大きな注目を集めており、22時9分から放送された『くいしん坊!万才』は前週から4倍増となる17.9%、同15分から放送されたスマスマは3倍増の31.2%を記録しているため、この数字には物足りなさを感じますね。
主演を務めている有村さんは、本作が民放の連ドラ初主演となっており、昨年6月に放送されたスペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系)で地上波ドラマで初主演を務めたものの、平均視聴率はわずか8.0%と厳しい結果となっていました。
今回こそは結果を残したいところですが、初回からギリギリ2ケタで、ドラマの評判も現時点でイマイチなことから心配ですね。