“ガッキー”こと新垣結衣さんとシンガーソングライター・俳優の星野源さんが共演し、社会現象となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』(TBS系)が放送されたから間もなく2年が経とうとしており、続編に関する噂なども飛び交っています。
そうした中で、逃げ恥の脚本を担当した野木亜紀子さんと新垣結衣さんが再びタッグを組んだドラマが、今年秋に日本テレビ系の水曜ドラマ枠(水曜22時)で放送されることが明らかになりました。
これは週刊誌『週刊文春』が報じているもので、ドラマの視聴率が低下傾向にある日本テレビは切り札として、逃げ恥をヒットに導いた新垣結衣さんと野木亜紀子さんを新ドラマに起用し、視聴率獲得を狙っていくようです。
新垣結衣さんと野木亜紀子さんはこれまでにも、2013年4月期放送の『空飛ぶ広報室』(TBS系 全11話の期間平均視聴率12.6%)、2015年10月期放送の『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系 全10話の期間平均視聴率9.7%)でタッグを組んでいます。
<↓の画像は、新垣結衣さんと野木亜紀子さんがタッグを組んだドラマ『空飛ぶ広報室』、『掟上今日子の備忘録』の写真>
野木亜紀子さんはこの他にも、映画『図書館戦争シリーズ』、『俺物語!!』、『アイアムアヒーロー』、ドラマ『重版出来!』や『アンナチュラル』(ともにTBS系)などの脚本を手掛けており、高い評価を受けている作品が数多く存在します。
『週刊文春』によると、新垣結衣さんが出演する新ドラマには、松田龍平さん、現在ブレーク中の田中圭さんといった演技に定評がある俳優陣が顔を揃えているそうです。
<↓の画像左が松田龍平さん、右が田中圭さん>
そして、この報道に対してネット上では、
- 掟上今日子のガッキー可愛かったな。またまた楽しみ。
- 楽しみ!!日テレ10時枠好きな作品多いし、なんせガッキーに野木さん!絶対見ます!
- 日テレでやったガッキー×野木脚本の掟上今日子の備忘録は面白かった。数字はイマイチだったけど
- どんな素晴らしい俳優使っても演出やら起用方を間違えたらぜんぜん違う作品になってしまうからね。日テレはドラマが弱いイメージだけど大丈夫か??
- ずっと待ってたから凄く楽しみ。ガッキー野木さんコンビだから今からわくわくが止まらない。
- 喜ぶ人がほとんどだとは思うけど、正直またこのコンビ?と思ってしまう。もっといろんな組み合わせで挑戦した方が女優としては成長につながるんじゃないかなぁ。安心、安定感はあるけど、新鮮味がない。
- 日テレ水10が苦しんでる。昨秋の綾瀬はるか主演『奥様は取り扱い注意』がヒットして以降、今年は平均一桁ドラマ続きで今期の石原さとみ主演『高嶺の花』もコケて平均一桁。ガッキーなら水10枠を救えるだろうから、ぜひ頑張ってほしい。期待してます。
などのコメントが寄せられています。
日本テレビはバラエティ、情報番組などの視聴率は好調を維持している一方で、ゴールデン・プライム帯のドラマ枠(水曜22時・土曜22時・日曜22時30分)は低迷が続いており、今期水曜ドラマ枠で放送の石原さとみさん主演『高嶺の花』は、第2話が9.6%、第3話が8.2%と右肩下がりで、土曜ドラマ枠の波瑠さん主演『サバイバル・ウェディング』も第3話で7%台まで落ちています。
また、4月期放送の吉高由里子さん主演『正義のセ』は期間平均視聴率が9.8%、菜々緒さん主演『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』は8.2%、1月期放送の広瀬すずさん主演『anone』は6.1%、Hey! Say! JUMP・山田涼介さん主演『もみ消して冬』は9.8%と、いずれも視聴率が2ケタを切っています。
そこで逃げ恥をヒットさせた新垣結衣さん、野木亜紀子さんを新ドラマで再びタッグを組ませ、高視聴率獲得を狙うというのは正直安易な気もしますが、また良い作品を生み出してくれるのではないかという期待はあります。
逃げ恥は最終回で平均視聴率20.8%を記録し、DVD・Blue-rayも発売からたった3ヶ月で、合計18億円以上という記録的な売り上げを記録し、出演者たちがエンディングで披露していた「恋ダンス」も大ブームとなりました。
さすがに、逃げ恥を超えるような作品をまた生み出すことは難しいと思いますが、果たして新垣結衣さんが出演する秋ドラマは一体どういう作品で、どのような役を演じるのか、今後の正式発表を待ちたいところですね。