今年で芸能生活50周年を迎えた俳優・松平健さん(71)が主演で、来年1月4日21時から放送の『新・暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)の追加キャストが発表され、ミュージシャン・俳優のGACKTさんが初出演することが明らかとなり、ネット上では様々な声が上がっています。
『暴れん坊将軍』は、松平健さん演じる“上様”こと徳川8代目将軍・徳川吉宗が、徳田新之助の名前で庶民の暮らしに紛れながら、江戸にはびこる様々な悪を成敗していく内容で、1978年~2003年にかけて連続ドラマとして12作が放送され、2003年4月に最終回が放送されて以降も、2004年と2008年にスペシャルドラマとして復活し、スペシャルも含めて放送回数は832回で、同じ俳優が演じた単一ドラマでは『銭形平次』の888回に次ぐ数字となっています。
<↓の画像が、“上様”こと徳川吉宗役を演じる松平健さんの写真>
そんな人気シリーズが『新・暴れん坊将軍』として令和に復活し、あらすじ内容は、吉宗も還暦を迎えて世継ぎ問題に直面し、病気によって障がいを持つ長男・家重との間に横たわる深く切ない確執が波乱を生み、巨大な陰謀が将軍家に襲いかかる中で、混乱に乗じて将軍の座を狙う尾張徳川家第7代目藩主・徳川宗春の野心が牙をむき…というストーリーとなっており、今作では陰謀渦巻く難事件や親子愛、後継者争いなどを新たなキャラクターや時代性で描くとしています。
キャストは、後に9代目将軍となる徳川家重役を『なにわ男子』の西畑大吾さん、「民のためには派手に楽しむことこそ肝要」という信念を持ち、徳川吉宗とは正反対に派手な言動などで支持を集めている徳川宗春役をGACKTさんが演じます。
<↓の画像が、徳川宗春役を演じるGACKTさんの写真>
監督は、『クローズZERO』シリーズ、『十三人の刺客』、『悪の教典』、『藁の楯 わらのたて』、『土竜の唄』シリーズなどで知られる三池崇史監督が務め、脚本はドラマ『カバチタレ!』、『ランチの女王』、『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』、『あさが来た』、『青天を衝け』、映画『カイジ 人生逆転ゲーム』などを手掛けた脚本家・大森美香さんが担当します。
特別出演のGACKTさんは、三池崇史監督からの熱烈オファーを受けて出演が決まったそうで、「『三池さんの作品なら喜んで』という形でオファーを受けたので、自分のやるべきことをしっかり全うしたい。作品世界の中でアクセントとなるような、見る人を飽きさせない存在であることを求められていると思うので、そこはしっかり役割を果たしたい」「宗春は、非常に“かぶいて”いて、独自の思考で生きる人間。長すぎる煙管(キセル)もド派手な衣装も、型にハマらない彼の生き方の表れ。とても面白い人物だと思いますし、ボクに合っている」「(暴れん坊将軍は)世代によってはご存じない方もいるかもしれませんが、この作品を見て“時代劇って面白い”と感じてもらえたら」
などとコメントしています。
<↓の画像が、『新・暴れん坊将軍』出演者の相関図写真>
そして、GACKTさんの出演発表などを受けてネット上では、
- GACKTは大河で上杉謙信やってたから違和感は無い
- GACKTが出ると安っぽくなるから止めてほしい
- 久しぶりで楽しみにしてたのに…三池が絡むとおかしなことになる
- 馬に乗れるから選ばれたのかもだけどコレじゃない感…….メイク濃いし もっとすっぴんでも凛々しい男前選んで欲しかった
- 最初は見ようかと思ったがキャストが発表されるたびに見る気が失せる
- ガクトは時代劇とか歌舞伎役者みたいなのが合ってるんじゃない
- こりゃ正月の芸能人格付けチェックでも共演決定じゃね?
- 監督が三池崇史で脚本が大森美香で、キャストにアイドル、戦隊モノ出身俳優達に、GACKT。今まで暴れん坊将軍時代劇見てない人にも見てもらいたいという気概を感じる
暴れん坊将軍ファンからは叩かれそうだけど、お正月ドラマとしてエンタメで面白そう
などの声が上がっています。
暴れん坊将軍シリーズでは過去に、徳川宗春役を中尾彬さんや西岡徳馬さんが演じており、中尾さんはシリーズ1作目から宗春役を演じて当たり役となり、シリーズ7作目まで出演していました。
<↓の画像が、『暴れん坊将軍』で徳川宗春役を演じた中尾彬さん、西岡徳馬さんの写真>
最新作ではGACKTさんが徳川宗春役に抜擢され、GACKTさんのイメージや容姿などから、暴れん坊将軍ファン等の間では賛否両論となっています。
ネット上ではこの他に、来年の元日放送の人気特番『芸能人格付けチェック2025』(テレビ朝日系)について、個人で76連勝中のGACKTさんのパートナーとして松平健さんが出演するのではないかとの予想も上がっているのですが、ドラマの番宣も含めて共演の可能性は十分ありそうです。
GACKTさんは2007年に、内野聖陽さん主演のNHK大河ドラマ『風林火山』で上杉謙信役を演じたり、舞台『眠狂四郎無頼控』や『MOONSAGA 義経秘伝』といった時代劇への出演も多いですし、演技力に対しては厳しい声も少なくないものの、松平健さんとの共演でどのような掛け合いを見せてくれるのか楽しみではあります。
<↓の画像は、松平健さんとGACKTさんの写真>
週刊誌『女性セブン』が先日報じた記事によれば、松平健さんは新しい層にも時代劇を届けたい、これまでとは違う暴れん坊将軍を見せたいとの思いがあり、それによって三池崇史監督がメガホンをとることになったそうです。
そして、暴れん坊将軍の大きな見どころである殺陣のシーンでは、25人を相手に立ち回る場面もあるとのことですが、新たな層だけでなく昔からのファンも楽しめるような仕上がりとなっていることに期待したいです。