ミュージシャンとしても活動している俳優のディーン・フジオカさん(本名=藤岡竜雄 36歳)と女優・武井咲さん(23)が、10月からスタートする新ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系 日曜22時30分)でW主演することが明らかになりました。
ディーン・フジオカさんは、昨年7月放送のドラマ『喧騒の街、静かな海』(NHK)でテレビドラマ初主演を務めたのですが、民放の連ドラは初主演、武井咲さんとも初共演となります。
『今からあなたを脅迫します』は、2014年出版の『初恋は坂道の先へ』で作家デビューしたばかりの小説家・藤石波矢さん原作の『今からあなたを脅迫します』シリーズのドラマ化となります。
警察や探偵では取り扱えない事案を「脅迫する」ことで解決に導く「ダークヒーロー」の千川完二と、「善人&お人よし」で「困っている人がいるなら、誰であっても放っておけません!」というお人好しお嬢様のヒロイン・金坂澪がひょんなことから出会い、振り込め詐欺や誘拐事件などに巻き込まれながら、最後には事案を解決していくというエンターテインメント作品となっています。
<↓の画像左がディーン・フジオカさん、右が武井咲さん>
ディーン・フジオカさんが演じる千川完二は、調査能力と行動力に優れていて、人の弱みを見つけて脅し文句で追い込んでいくプロの悪人ではあるものの、普段のファッションセンスは微妙、お調子者でグータラ、くだらないギャグが好きだが誰も相手にしてくれないという残念な男という設定です。
一方の武井咲さん演じるヒロイン・金坂澪は、男性との交際経験ゼロの女子大生で、バイトをしながら質素な生活を送っているものの、実際には数千万円単位のお金を動かせる超お嬢様という設定で、善人でお人好しな性格なことから、困っている人や少しの悪も見過ごすことが出来ず、他人のピンチに首を突っ込むことで事件に巻き込まれてしまうという役柄です。
『今からあなたを脅迫します』の脚本は、2012年公開の『かしこい狗は、吠えずに笑う』(監督・脚本・製作・編集)、今年公開の『3月のライオン』(脚本)、昨年放送のドラマ『東京センチメンタル』(監督・脚本)、『時をかける少女』(脚本)などを手掛けた渡部亮平さんが担当します。
民放連ドラで初主演するディーン・フジオカさんは、今回演じる役について「千川という人物は一度仕事を請け負ったら脅迫屋としてその任務を全うする為に、努力を惜しまない強い意志を持つ人物」だと説明し、「脅迫屋という言葉からは非合法で危ないイメージを持ちましたが、脅迫屋=悪人なのか?? その部分にも注目してもらいたいです」とコメントをしています。
そして、このドラマに対してネット上では、
- ごり押しコンビ
- 武井咲かぁ、見ないかなあ。ディーンさんは好きのになぁ。
- 原作を読んでないから何とも言えないけど、二人とも綺麗な役者さんだし見たい。面白かったらいいな。
- 美形同士だけど、どうだろう……。とりあえず見るので、面白くあってほしい。
- 武井さん、可愛くて、綺麗。演技も段々上手になっている。黒革の手帳も良い。期待しています。
- ディーン・フジオカが五代友厚を演じた時は、英語や薩摩弁、大阪弁の台詞だったのであまり演技力が気にならなかった。カッコいいんだけど、主役は厳しいかも。
- オスカーごり押しウンザリ。演技も上手くて素敵な女優さん沢山居るのになぜ デイーン様可哀想
- 武井咲さん3クール出ずっぱりで大変ですね…内容はわかりやすく面白そう。
などのコメントが寄せられています。
ディーン・フジオカさんが10月期に日本テレビ系ドラマで主演するという話は、情報解禁される前の7月にニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じており、主演に抜擢された理由については、小出恵介さん(33)の未成年淫行・飲酒スキャンダルが関係していると伝えていました。
所属事務所『アミューズ』は、ディーン・フジオカの俳優としての価値を上げるために、視聴率で評価が左右される民放ドラマの主演は避けて、NHKドラマや映画に主演させていくという方針を取っていたといます。
しかし、今年6月に同じく『アミューズ』所属の人気俳優・小出恵介さんのスキャンダルが週刊誌『フライデー』によってスクープされ、芸能活動を休止することが決定し、出演を予定していた数本のドラマなどから降板することになりました。
小出恵介さんは、7月からスタートした福士蒼汰さん主演『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系 日曜22時30分)への出演が決定していたものの降板、代役を『アミューズ』所属の賀来賢人さんが務めることになったのですが、日テレに迷惑を掛けてしまったお詫びとして、ディーン・フジオカさんを差し出したとのことです。
ディーン・フジオカさんの民放連ドラ初主演決定の裏には、このような事情があるというのですが、これまで完璧な男ばかりを演じてきたディーンさんが、普段はお調子者でダメな男を演じるというのは楽しみなところで、これまでに築いたイメージを崩してしまう恐れがあるものの、果たしてどのような演技を見せてくれるのか注目ですね。
また、ネット上では武井咲さんに対してゴリ押しだと批判する声が多く上がっており、確かに今年に入ってからも4月期の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)でヒロイン、7月期の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演しており、今年は3期連続出演というゴリ押しっぷりなのですが、ここ最近は演技を評価する声が少しずつ増えてきており、ディーン・フジオカさんと初めてタッグを組み、良いコンビネーションを見せてほしいと思います。