芸トピ

読売・日本テレビと吉本興業タッグでダブルインパクト開催が物議。大会多すぎで飽きられ視聴率低迷も新番組開始へ

新お笑い賞レース『ダブルインパクト』開催。漫才&コントの二刀流芸人No.1決定戦、大会内容発表に冷めた声も

日本テレビ、読売テレビ、吉本興業の3社が主催で、新たなお笑い賞レース『ダブルインパクト~漫才&コント二刀流 No.1 決定戦~』が開催されることが発表されました。

ダブルインパクトは、『M-1グランプリ』と『キングオブコント』をミックスしたお笑い賞レースで、漫才とコントのネタを審査し、2つのネタの合計得点で“二刀流芸人”の日本一を決定する大会で、優勝賞金は1,000万円となっています。

出場資格は「人数が2人以上、プロアマ問わず、芸歴制限なし、即席ユニット可、同人物が異なるユニットで複数エントリーも可」とし、エントリー受付は2月4日~3月23日までです。

大会スケジュールは、東京・大阪で4月に予選1回戦、5月に予選2回戦、5~6月に準々決勝、6月に準決勝、夏に決勝戦が行われ、決勝の模様は日本テレビ系で生放送予定としています。

ダブルインパクトを手掛ける日本テレビの合田伊知郎プロデューサーは、「漫才とコントを両方やる全国規模の大会はなかったと思います。ならば、2つとも極めた二刀流の王者を見てみたい! 新しいスターが誕生する瞬間を見てみたい! そんな純粋な気持ちでこの大会に取り組みたいと思っています。もしかすると無謀な試みかもしれません。どっちつかずだと言われるかもしれません。でも、大谷翔平選手は、漫画みたいな二刀流を僕たちの目の前でやってのけました! それは決して広く浅くではなく、投手と野手それぞれの世界を極めたからこそ生まれる極意があるのだと思います。二刀流の大会だからこそ輝く、新たなスターがきっと現れるはずです。今年始まるお笑い頂上決戦・夏の陣、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントしています。

また、読売テレビの演出・中屋敷亮さんは、「『漫才』と『コント』両方とも面白い芸人さんは、これまでのお笑いの歴史の中でも、大スター揃いです。1つを極めることもすばらしいですが、『両方できる』というスゴさ・芸人としての『強さ』も、もっと評価されるべき才能の1つではないかと思っています。そんな類まれなる才能を持った『二刀流芸人』たちと向き合うため、日本テレビ・読売テレビの2局も、それぞれの番組で長年研いできた刀を持ち合わせ、全力で取り組みたいと思っております」と意気込んでいます。

そして、二刀流芸人No.1を決めるダブルインパクトの開催発表に対してネット上では、

などの声が上がっています。

2001年に、ABC朝日放送テレビと吉本興業がタッグを組んだM-1グランプリがスタートして以降、民放各局が吉本興業とタッグを組んでお笑い賞レースを次々に立ち上げ、2002年に関西テレビがピン芸No.1決定戦『R-1グランプリ』、2008年にTBSがコント師No.1決定戦『キングオブコント』、2017年に日本テレビが女性芸人No.1決定戦『THE W』、2023年にフジテレビが芸歴16年以上の漫才師No.1決定戦『THE SECOND~漫才トーナメント~』がスタートしました。

すでに5つのお笑い賞レースが存在し、これによって賞レースの特別感が無くなって視聴者も飽き始めており、M-1は現在も高視聴率をキープしていますが、他の賞レースは注目度が落ちていることは視聴率などからも明らかなので、ダブルインパクトの開催発表に対しては冷ややかな声も多く上がっています。

近年はコント風の漫才もする芸人が多く、M-1でも度々これはコントなのではと指摘されており、漫才とコントの境目も曖昧になってきている状況にあり、そしてすでにM-1とキングオブコントがお笑いの2大賞レースとして確立されていることから、二刀流芸人のNo.1決定戦に対しては疑問を抱きます。

お笑い賞レースは誰が審査をするのかも重要で、ダブルインパクトの審査基準は「とにかく面白い漫才とコント」として審査方法の詳細や審査員は発表されていないのですが、それぞれをちゃんと審査できる人は限られてきますし、結局はどっち付かずで大して盛り上がらずに大会自体がすぐ終わりそうな気がするものの、とりあえずはどういった芸人が決勝まで勝ち進むのかに注目したいですね。

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