探偵!ナイトスクープのヤングケアラー騒動、炎上の両親が現在の状況告白。虐待疑惑で警察出動、児童相談所から聴取も…

視聴者参加型のバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)に出演後、「育児放棄」や「ヤングケアラー」との指摘が相次ぎ、大炎上した阿部さん一家が『集英社オンライン』のインタビュー取材に応じ、ネット上での誹謗中傷被害や生活への影響を明かしています。
阿部さん一家が出演したのは1月23日放送回で、共働きの両親を持つ6人兄妹の長男(12歳)が番組に「正直、長男をやるのに疲れたので、1日だけでもいいから次男になりたい」と依頼し、探偵役を務める『霜降り明星』のせいやさんが家を訪れ、長男に代わって食事の準備や洗濯、子守りをする様子がオンエアされました。
<↓の画像は、阿部さん一家と霜降り明星・せいやさん>

依頼主の長男は、どこか疲れ切った様子で笑顔を見せる場面が少なく、普段は兄妹の面倒を見ていることから、友達と遊ぶことも制限されていることを明かしていたため、番組の視聴者からは「ヤングケアラー」(大人が担う家事や家族の世話などを、日常的に行っている子供・若者)なのではないかなどの指摘が相次ぎました。
また、両親のSNSアカウントが特定されて過去の投稿が掘り起こされ、その内容から「ネグレクト」(育児放棄)など様々な虐待行為が疑われるとして大炎上し、誹謗中傷コメントが殺到する事態となっていました。
これを受けて番組は公式サイトで、複数の演出を盛り込んでいたことを公表して謝罪し、火消しを図りましたが、番組の内容だけでなく両親のSNS投稿にも大きな問題があったとして、批判が続いている状況にあります。
そうした中で、集英社オンラインが阿部さん一家にインタビュー取材を行い、番組出演後の誹謗中傷被害や日常生活への影響を家族が明かしています。
父親の恭宏さん(38)は取材に、「誹謗中傷や嫌がらせが続き、仕事も全てキャンセルしています。もう全てが信じられなくなってしまって(中略)長男は決してヤングケアラーではないと思うのですが、連日そんな罵声を受けていると、自信もなくなってきました。私も、妻も家族全員が何もやましいことをしないで生活してますし、顔出しで、ウソ偽りなく話をしますので、皆さまでご判断ください」
と語っています。
子供たちは、「お父さんや、お母さんを傷つけないでほしい」「探偵ナイトスクープがなくならないでほしい」
と訴えています。
<↓の画像は、集英社オンラインの取材を受けた阿部さん夫婦>

番組では、母親の美佳さん(38)がエステサロンを経営し、恭宏さんはその仕事を手伝い、家事は恭宏さんと長男が主にやっているとしていましたが、「妻がまったく家事をしてないように見えていたとしたらそれも誤解で、食事はいつも妻が作ってくれています。 今回の番組では『仕事に出て子どもたちだけで過ごす架空の日曜日』というテイだったので、長男の代わりに、せいやさんがハムエッグを焼いて食パンで挟んで食べるシーンを撮影していただきましたが、普段は長男が下の子ども達のご飯を作ることはありません。せいぜい妻が食事を作ってる時に何か手伝わせる程度です」
と説明しています。
また、「長男だけでなく、うちの子供たちは『我こそが手伝う』というアピールをしてくれるところがある」「少なくとも強制労働をさせている訳でもなく、ヤングケアラーなどではないと思います」「実際は長男に子どもを任せて私たち夫婦が家を不在にすることはない」
などと語り、家事や育児を無理やり押し付けるようなことはしていないとしています。
家族で「手伝いをしたらお小遣いは〇円」というルールを設けていて、子供たちは自主的に手伝いをしているそうです。
美佳さんは自身のSNSの投稿が炎上し、これまでに約1万件ものDM(ダイレクトメッセージ)が来ていることを明かし、「(ネットで)特に切り取られたのが、私が子供のことを『長男を“ファースト”、次男を“セカンド”などと呼称していること』や、長女のことを『ブシュ(ブス)なお顔』などと投稿していたことですね。子どもをファーストとかセカンドって呼ぶとは何事だとか、娘の容姿を親がディスるとは何事だって……」「ブシュと書いたのも『ウチの子天才で、超かわいくて~』って親バカみたいな感じにするのはテレくさかったからです。子供をディスってるわけでもなく、愛情表現的な意味合いで日記的な感じで書いていただけです。ママ友同士で『ブシュ顔、わかる~』って感じで、過去の書き込みとはいえ、誰でも見れてしまうSNSに鍵もつけず書いていたのは軽率でした」
と語っています。
今回の一連の騒動によって、子供たちにも様々な影響が及んでいるといい、友達からは「炎上家族」などとからかわれて嫌な思いをしているそうです。
長男は取材に対して、「教室に行くとみんなが『大丈夫なの』って聞いてくるし、先生まで23日から毎日『変化はあるか』とかって聞いてくるから、そうやって聞かれるのが嫌だなって。心配されてるのがやだなって。大丈夫なのって聞かれると俺は大丈夫じゃないんかって思っちゃう」「お父さんとお母さんが炎上夫婦って言われたりするのがすごく嫌だ」
と明かし、一時は学校へ行くのが嫌になり、保健室で1日過ごしたこともあったとしています。
そして、番組放送後には政治家たちも動き出したことにより、学校の校長や教育委員会、市役所、児童相談所から連絡が来たり、「児童虐待の通報があった」として警察が家に来たこともあったそうです。
ただ、子供への虐待行為などは確認されず、学校や家族に聴取を行った児童相談所からは「虐待ではない」と言われたとし、そして家族への影響を心配されたとのことです。
番組では長男が「友達と週に1、2回しか遊べない」と嘆く場面がありましたが、これは家の手伝いをさせていることが原因ではないとし、「長男が昨年10月に突然、『ある試験を受けたい』と言ってきたので習い事に通わせています。火木土がミニバスの活動で日曜には試合が入ったり入らなかったり。塾が水曜で金曜に入ることもある。 そのため遊べるのが月曜とたまに金曜の週1、2回が遊べるという意味なんです。」
と美佳さんが説明しています。
恭宏さんによれば、美佳さんは誹謗中傷被害によって精神的に追い込まれ、食欲減退や自分を責める発言が増えるなどしているほか、「子どもたちもショックを受けており、YouTuberなどから危害を受ける可能性もあります。 私はしばらくは妻や子どもたちのケアに専念することにし、学校や塾、習い事の送迎もするようになりました」
と語り、家族での外出も今は控えているとしています。
このように番組出演後の影響を明かしたうえで、番組に出演したことに対して後悔している?との問いに対して恭宏さんは、「いえ、それはありません。番組には出たくて僕らが応募したし、スタッフさんも一生懸命やってくれたので。ただ妻にはこんなことになって申し訳ないという思いはあります」「しばらくは子供の様子を見つつですが、このピンチをバネに跳ね上がりたい」
と語っています。
長男は、「番組もテレビに出たかったからだし、(学校で)生徒会長になったのもみんなの前に立ちたかったから。テレビに出られたのはよかったけど、お父さんやお母さんが悪く言われるのはすごく嫌だ」
と語り、誹謗中傷はやめてほしいと強く訴えています。
これに対してネット上では、
- もう何を言っても胡散臭い
- 親も反省すべき所はあると思う 子どもたちが苦労せず幸せに暮らしていけるようにして欲しい
- ヤングケアラーではない、というにはもう少し客観性が必要ではないか。料理が上手だから、お小遣い制にしているからといって家事の負担が子どもに向けられてない、とは言い切れない。
- 自分、毒家族育ちだったんだけど、19歳くらいまでは長男くんみたいな考えだった。
自分も昔親の事庇ってたし、自分は手伝いをするの嫌じゃないって思ってたし、それをするのが当たり前なんだって思ってたよ。親に容姿を貶される事とかも家族だから言っていいんだと思ってた。
でも、段々と「自分の家族は健全では無い」という事がポロポロと分かってくる。長男くんが働けるようになってからの親の方針がどうなるか、だね。 - 自分が気持ちよくなりたいだけの正義感でネット民が大剣を振りまわし、結果守りたかった対象を傷付けてしまう典型例。
更にたちが悪いのは、この事実を伝えてもネット民は逆上し、最悪の場合、当事者にヘイトが向かうこと。今回だと当事者はこの長男。 - 本人が嫌だって言ってるならもう終わりでしょ。家庭環境を改善させる役目を負ってるのは行政と家族。部外者が正義の味方気取りであれこれ好き勝手に言う段階は終わり
- 名誉回復版の回を製作するしかなくなってきてるんじゃない? 配慮の足りないスタッフのおかげで大変迷惑してますね。
- 冗談でもSNSで息子のことを臭いとか、娘のことをブスとか書かない方がいい。思春期以降に母親の言葉が呪いの言葉になることもある。
優しい子なので親を庇ってくれているけど、その優しい我が子を傷付けるような言葉を平然と吐くな!と思う。
などの声が上がっています。
この騒動では、元迷惑系YouTuberで奈良市議会議員・へずまりゅうさんがX(旧ツイッター)で対応に動くと宣言するなどし、状況はさらに悪化する事態となっていました。
また、騒動が拡大した大きな原因は番組で取り上げた内容ではなく、母親のインスタグラム投稿にあり、子供たちの容姿などを揶揄したり、人格否定と捉えられるようなものもあったことから、虐待が疑われることになりました。
実際の家庭内では児童相談所から問題視されるような行為もなく、子供たちはあくまでも自主的に家のことを手伝っているまでとのことで、ネット上ではこれ以上の批判は慎むべきとの声も上がり始めています。
その一方で、母親が鍵をかけていないインスタグラムアカウントで、第三者が見たら育児放棄、虐待などをしていると思うような投稿をしていたのは問題があるとして、現在も批判が続いています。
ここまで大きな騒動に発展してしまったからには、今後いくら真実を伝えても批判は続くとみられるので、余計な燃料を投下することなく、ただただ騒動が過ぎ去るのを待つのが一番だと思いますし、何よりも子供たちの安全を最優先として行動してもらいたいと思います。
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