80年代に大ヒットしたTBSドラマ『ふぞろいの林檎たち』や『男女7人秋物語』などで知られる女優の手塚理美さん(55)が7日、生活情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)にVTR出演し、元夫で俳優の真田広之さん(55)への現在の思いを語り、ネット上で大きな話題になっています。
手塚さんと真田さんは1990年8月に結婚し、1992年に第1子となる長男(24)、1996年に第2子となる次男(20)が誕生。
しかし、真田さんが映画『写楽』(1995年2月公開)で共演した女優・葉月里緒奈さん(旧芸名=葉月里緒菜 40歳)と密会している現場を週刊誌によってスクープされ、1995年7月より別居し、それから約2年後の1997年に協議離婚しており、慰謝料は1億円にも上ると言われていました。
今回、手塚さんが番組で明かしたところによると、報道の前に知人経由で真田さんの不倫疑惑を聞いたといいます。
ですが、手塚さんは「男の人の浮気って仕方ないなというか。どうしても子どもが出来ると母親は子どもに意識がいってしまいますから」と、夫の浮気に対して寛容な考えを持っていたそうで、真田さんが自宅を出る形で別居となってしまったものの、「私の辞書には離婚という字はなかったので、修復しか考えてなかった。なんとかして戻って来てほしい」と思っていたそうなのですが、騒動から2年が経過して「私の気持ちばかり押し付けても先に進まない」と葛藤の末に離婚を決意し、話し合いを行った末に円満離婚に至ったそうです。
<↓の画像は、1990年5月に婚約発表を行った際に撮影の写真>
手塚さんは子供を産んでからは仕事をセーブし、シングルマザーとなり子育て中心の生活となり、その一方で真田さんはアメリカへ渡ってハリウッド映画に出演し、海外で活躍する国際的な俳優となりましたが、手塚さんは真田さんについて「嫌いで別れたわけじゃないので。恨みつらみもないですし、今は愛から尊敬に変わりましたね。とっても尊敬しています。米国で単身がんばる姿は、私にはできない」と話していました。
真田さんについてこのように語った手塚さんですが、離婚後も誕生日やクリスマスなどの記念日には子供と一緒に4人で過ごすなど良好な関係が続ているといい、今後について聞かれると、「こんなに一緒に会ってるなら、ヨリを戻しても、っていう思いはありますけど、(真田の米国での挑戦を)邪魔したくない」と、復縁したいという気持ちがあることを穏やかな表情で語っていました。
また、2人の息子の今後については、「わたしは俳優になったら良いんじゃないのって思いますけど、本人の道ですから。父親と共演してほしいですね。もちろんわたしとも一緒にできたら」と将来の希望を語っていました。
そして、これに対してネット上では、
- 不倫してもなお妻から愛される真田って?違う意味で羨ましい男だ。
- 復縁はしないほうがイイと思う。真田さん、モテるだろうし大変そう。
- 別れて約20年か……気持ちは分かるけど、元に戻れるものならもう戻ってるだろ。残念だけど、たまに会って仲良くやれるのと夫婦としてずっと一緒にいられるのとは、また別の話。
- 若いころキレイだったけど、劣化したとたんポイッだったよね。1番の食べごろを真田が食っただけ。
- その歳なら、年に数回会う関係が一番いいんじゃないかな
- よりを戻したとしても、今度は金髪との不倫に悩まされるかもな
などのコメントが寄せられています。
来年で離婚から20年となり、まさか復縁願望があるという告白があるとは思いもせず、手塚さんの今回の発言には驚きましたが、真田さんの不倫がきっかけで不本意な別れ方をすることになり、それがずっと手塚さんの中では引っかかっているのでしょうね。
今後復縁となったら相当大きな話題になるかと思いますが、年に数回会うという距離感がちょうどいいと感じているともみられますし、真田さんは手塚さんと離婚後も鈴木京香さんや天海祐希さん等など、多くの女性との交際が噂されており、現状維持というのが最も良い選択のような気がします。
ちなみに、今回このような告白をした手塚さんは、今年6月に芸能事務所『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』に移籍し、現在は積極的にバラエティ番組を視聴しているといい、よしもと新喜劇への出演願望もあるとのこと。
吉本に入った理由は、映画で共演してから仲が良い藤井隆さんに相談し、それから社長にも会って所属を決めたそうで、「子育て中心で仕事をセーブしながらやってきたんですが、2人とも巣立ったので、本格的に仕事を始めようかと。どうせ始めるならガラッと環境を変えてみようと」と語っており、2人の子供が成人を迎えて巣立ったことにより、今後の活動に意欲的になっている様子。
真田さんとの復縁も気になるところではありますが、吉本に入ったことで新喜劇への挑戦など、今後の活動に注目をしたいですね。