女優・戸田恵梨香さん(29)が10月期放送の秋ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系 金曜22時)で主演し、俳優・ムロツヨシさん(42)が相手役を演じることが明らかになりました。
戸田恵梨香さんが今作で演じるのは、34歳で若年性アルツハイマーを発症した女医で、ムロツヨシさんはそんな彼女を健気に支える元ベストセラー作家を演じます。
脚本は、『家売るオンナ』『セカンドバージン』『功名が辻』『ハンドク!!!』など多数の作品を手掛け、特にラブストーリー作品を多く手掛けているため“ラブストーリーの名手”とも呼ばれている脚本家・大石静さんが脚本を担当し、内容は完全オリジナルの純愛ラブストーリーとなっています。
<↓の画像が、『大恋愛~僕を忘れる君と』で共演する戸田恵梨香さん、ムロツヨシさんの写真>
演出は、新垣結衣さん主演『逃げるは恥だが役に立つ』、波瑠さん主演『あなたのことはそれほど』、松たか子さん主演『カルテット』などを担当しているTBSの演出家・映画監督の金子文紀さんが担当しています。
ドラマの内容は、34歳の女医・北澤尚はレディースクリニックで忙しく働き、充実した日々を送り、プライベートも条件にピッタリと合った年上の医師と婚約も決まっていて、公私共に順風満帆でした。
しかし、結婚式1ヶ月前に新居へ引っ越した日に、たまたま引越のアルバイトをしていた無愛想な男・間宮真司と運命的に出会い、恋に落ちます。
尚は初めて本気で人のことを好きになり、真司との恋に突き進んで行くのですが、幸せな日々を送っている中で、若年性アルツハイマー病を患っていることが発覚し、それから10年にわたって試練に立ち向かっていく姿を描いた内容となっています。
宮崎真佐子プロデューサーは『大恋愛~僕を忘れる君と』について、「記憶をなくしていく、いつか自分が誰かも分からなくなり、愛する人の顔も分からなくなる。もしも自分がそうなったら、もしも周りの人がそうなったら、考えただけで胸が痛くなる、そんな状況の中でも、決して悲観的にならず、ひたむきに一生懸命に生きる主人公たちの姿を通して、人を思うことの難しさや美しさを明るく切なく描いていきます。」
と説明しています。
戸田恵梨香さんとムロツヨシさんはこれまでに様々な作品で共演しており、代表的なのは2009年公開の山田孝之さん主演『大洗にも星はふるなり』(福田雄一監督)、2010年7月期放送のTOKIO・長瀬智也さん主演『うぬぼれ刑事』(TBS系)、2015年6月放送の『恋愛あるある。』(フジテレビ系)などで共演しています。
そして、このドラマに対してネット上では、
- ムロツヨシが純愛ドラマは見もの!
- ムロさんのラブストーリー…いや観るしかないでしょ。
- TBS×ムロツヨシはコメディ色が薄いイメージ。楽しみです。
- 戸田恵梨香ちゃん好きです!いつも共演者とお付き合いのパターンが多いけど、さすがにムロさんはないかー・・・と思ったけどよく考えたら案外、結婚相手としてお似合いかもしれない。
- 戸田恵梨香とムロツヨシ、ドラマを見たくなる組み合わせだけど…恋人が病気で記憶をなくしていくお話、正直言ってもう飽きました。
- 戸田恵梨香さんとムロさんってだけで観たい。大石さん脚本ってのがまた観たい気にさせてる。これは期待!
- テーマは良いから、恋愛ドラマではなくて社会派ドラマとして見たかった
などのコメントが寄せられています。
恋人や家族らが病気や事故などで記憶を失くす作品というのは数多くあり、若年性アルツハイマー病を扱った作品は、永作博美さんと緒形直人さん共演の『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』(日本テレビ系 2001年4月期)、豊川悦司さん主演の『ビューティフルレイン』(フジテレビ系 2012年7月期)などがあり、現時点で明らかにされているあらすじを読んでも、特に目新しさは感じませんね。
ですが、これまでコミカルな役柄を演じることが比較的多かったムロツヨシさんが、演技派の戸田恵梨香さんを相手に純愛ラブストーリーに挑戦するというのは興味をそそられ、どういった仕上がりになっているのかかなり気になります。
ネット上でも、あのムロツヨシさんが純愛ラブストーリー?と驚きの声が多く上がっており、ムロさんと親交が深い福田雄一監督もツイッター上で、「なにっっ!!!!️ムロツヨシが戸田恵梨香と大恋愛!?!?️大洗以来の大恋愛!?!?️今年の秋はムロ祭りじゃねえかぁぁあ!!!!」と興奮している様子です。
散々擦られたネタで…という声も多くありますが、脚本を手がける大石静さんは「新たな切り口で、この病気を描くことにも力を注ぎました。」としており、プロデューサーも「戸田恵梨香さんとムロツヨシさんという新鮮な組み合わせのお2人の掛け合いは、笑えるのだけど、いつの間にか泣けてくるという、切ない純愛ラブストーリー」と語っているので、笑って泣ける良い作品に仕上がることに期待したいですね。