1995年4月に放送がスタートしたバラエティ番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)が、7日の放送分で1000回目を迎えたのですが、放送スタート時より司会を務め、番組の顔でもあった“キンキン”の愛称で親しまれている俳優の愛川欽也さん(80)が番組から卒業しました。
7日の放送分で愛川さんが卒業することについては触れられず、最後の言葉なども無く、「アド街の20年 BEST20」と題した2時間スペシャルが放送されたのですが、所属事務所によると愛川さんは1000回目の放送をもって番組を降板することを希望しており、14日以降の数回分については、初回放送から唯一パネラーとしてレギュラー出演しているタレント・俳優の峰竜太さん(63)が司会代行を務めます。
(↓の画像が、峰竜太さんの写真)
そして、一部で報じられている記事によれば、峰さんが司会代行を務めるのは4月中旬までで、それ以降に新司会者が決まるとみられています。
(↓の画像は、アド街レギュラーメンバーの写真)
これにネットでは、
- 毎週は難しいのかもしれないけど、また「おまっとさんでした。」となにか気になる街があった時、出演していただけたらと思う
- 多分キンキンは軽めの認知症にかかっていると思う。番組での受け応えが噛み合わなかったり最近様子がおかしかった。これからはゆっくりと過ごして下さい
- 最後の収録で奥様と競演されたのもこういう理由があったからかな。アド街は愛川さんの司会で20年間続いただけに寂しいけど、年齢を考えるとしょうがないね。これまで本当にお疲れ様でした。
- きっと最後の挨拶が出来ないほど、体調は芳しくないんでしょうね。長い間お疲れ様でした。体調にご留意ください。
- まだ元気なうちに、引退という形が良いと思う。あとは、1000回というのが暗黙の目標になっていたのかも知れない。奥さんも来ていたし、しばらくは休んでもらいたい。
などのコメントがありました。
愛川さんが番組を降板する理由に関して、ネット上では健康面に問題があったのではないかとのコメントがチラホラと見受けられ、認知症のようだったとのコメントも出ていますね。
ですが、一部が報じた記事に掲載されている関係者の証言によれば、健康面に問題は無いとしており、愛川さんが1000回目の放送で出演に区切りを付けることを番組側に伝えていたそうです。
また、周囲に「これからは好きなことをやっていきたい」と話していたそうで、これからは都内に所有する小劇場・キンケロ・シアターの舞台製作などに力を入れていくとのことです。
愛川さんは昨年9月に、「80歳70日」の記録が「情報テレビ番組の最高齢の現役司会者(Oldest factual TVshow presenter)」としてギネス世界記録に認定され、それに加えて、今年で『出没!アド街ック天国』は放送から20周年、7日の放送分で1000回目の放送を迎えたことから達成感を感じたのでしょうね。
(↓の画像は、ギネス世界記録に認定された際の写真)
ちなみに、愛川さんはギネス世界記録に認定されたことを受け、「好きな仕事をただ普通に続けてやってきて、気が付いたら『世界最高齢の情報番組司会者』になっていたんですね」「感無量です。病気をして番組を休んだこともない自分に、『お前よくやったじゃないか』と言いたいです」等と語り、
『出没!アド街ック天国』が2015年で20周年を迎えることに対しては、「来年で20周年を迎える番組は初めてです。めでたいですね。実際、番組で以前取材した子どもが次に取材するとすっかり大人になっている。そういうのって番組が長く続かないとできないことですし、素敵ですよね。こういった長寿番組にはそう出会えるものではないでしょう。相性がよかったんでしょうね」と感慨深げに語っていました。
健康面には問題は無いとのことですが80歳と高齢ですので、くれぐれも体調を崩すようなことがないよう健康管理には十分に気を付け、これからやりたいことをやってほしいと思います。
これまでの20年間本当にお疲れ様でした。