女優の“ガッキー”こと新垣結衣さんとシンガーソングライター・俳優の星野源さん(35)さんが初共演のドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』(略称:逃げ恥 TBS系 火曜22時)が11日よりスタートし、初回平均視聴率が10.2%(関東地区)だったことが先日発表されました。
TBSの火曜ドラマ枠は2014年4月に新設され、『逃げ恥』は11作品目にあたるのですが、これまで同枠で放送された作品は全て初回視聴率が1ケタ台の数字となっており、ギリギリ2ケタであるものの好スタートを切ったといえます。
そして、第1話の放送がスタートした22時から24時までの2時間にツイッター上では、「ガッキー かわいい」というワードが1万件近くも投稿されるほどの反響ぶりとなっていました。
<TBSドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』>
また、大きな話題になっているのは、エンディングで流れる星野さんが歌う主題歌『恋』に合わせながら流れる出演者たちの“恋ダンス”映像。
“恋ダンス”に対して視聴者からは、「ダンス可愛すぎる」などと絶賛の声が多く上がっており、13日に『「恋ダンス」フルver.』という動画がYouTube上で公開されると、公開からたった1日で視聴回数は100万回を突破し、15日時点では約300万回も再生されるほどの反響を呼んでいます。
- 新垣結衣さんら出演者たちが踊る『恋ダンス』フルバージョン動画(YouTube)
ちなみにこのダンスは、PerfumeやBABYMETALなどの様々なグループのダンス、リオデジャネイロ五輪の閉会式で、五輪旗の引き継ぎの芸術パートも手掛けた振付師・演出家のMIKIKOさん(39)が担当しています。
ドラマの内容だけでなく、エンディングで流れるダンスも大きな話題になっており、第2話以降の視聴率にも好影響をもたらすことが予想されますが、このダンスの演出が星野さんを過剰に持ち上げたような作りになっていることに対して、一部では疑問の声が上がっているとニュースサイト『ビジネスジャーナル』が報じています。
星野さんの人気は非常に高く、5日にリリースされた新曲『恋』は、発売から1週間で売上枚数が10万枚を突破、オリコンの週間ランキングで初登場2位を獲得するほどなのですが、仕事で関わったスタッフからの評判はもの凄く悪いといいます。
テレビ局関係者によれば、星野さんと一緒に仕事をしたスタッフたちは口を揃えて「態度が悪い」「ナルシストで自己愛がすごい」などと言っているといい、この関係者は「エンディングも『星野さんのPVか?』と思えるくらいに星野さんがカッコよく映っていましたしね。星野さんのファンには最高かもしれないですが、ファンでない人にとっては違和感のあるエンディングだと思いました」とも語っています。
さらに、別のテレビ局関係者は、星野さんはテレビ番組の収録などで、バックバンドのメンバーにカメラが寄るシーンが多い場合に、自分がもっとメインに映るようにカメラ割りに対しても変更を求めることで知られているとのこと。
その他にも、自身がメインパーソナリティーを務めるラジオ番組では、リスナーから寄せられたメールで自身にとってマイナスの内容のものはチョイスせず、「“キレイごと”ばかりでつまらない。そのため、どんどん聴取率が下がっています」とも語っています。
ドラマの内容やエンディングで流れる“恋ダンス”に対して絶賛の声が上がっている一方、関係者からは星野さんに対して批判的な声が上がっているようなのですが、これに対してネット上では、
- あのラジオの何が“きれいごと”なのだろうか。今回のドラマも『コウノドリ』の時のスタッフと同じでやりやすいようなこと言ってたよ
- 自己愛があるとかナルシストとかありえないから。毎週ラジオ聴いてますが、きれいごとなんて全く言ってませんよ。また、バンドメンバーとはすごく仲が良く長い方は13年ほどの付き合いなんです。
- 今やってるドラマのスタッフは去年の『コウノドリ』のスタッフに迎えられているし、ラジオの作家さんは源くんの盟友だし、バンドメンバーは旧知の仲だし、デタラメもいい加減にして〜
- 本当にスタッフさんから評判悪ければサポートメンバーは毎回変わると思う。昔からの仲間が常にサポートしてくれてるということは彼の人柄が現れてる。また、お笑い芸人に好かれてる人に悪い奴はいない。
- 高校生の頃から大人計画という個性あふれる劇団でもまれて今がある人だから、ぽっと出のアイドルでもないし、そんなことがあるはずない。
など、星野さんのファンからは反論の声が殺到しています。
星野さんの実際の性格をよく知らないため、表と裏の顔があるのかどうかは分かりませんが、ファンの方たちが指摘しているように『逃げ恥』のプロデューサーや演出などは、『コウノドリ』を手掛けた方たちと同じで、もし評判が悪いのであれば新垣さんの相手役に起用することは無いのではないかと思います。
星野さんはミュージシャン、俳優、文筆家などの様々なジャンルで活躍し、そのため交友関係も広く、タモリさんは星野さんの才能などを高く評価しており、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)のゲストに星野さんのことを呼ぶなどしており、タモリさんが会長、笑福亭鶴瓶さんが副会長を務めているという「日本変態協会」(略称:NHK)にも入会しています。
<↓の画像は、星野さんが『タモリ倶楽部』に出演した時の写真>
また、ミュージシャンでは『サカナクション』のボーカル&ギター・山口一郎さん、『OKAMOTO’S』のベースのハマ・オカモトさん、奥田民生さんなどと仲が良いようです。
お笑い芸人では、2006年放送の連ドラ『アキハバラ@DEEP』(TBS系)で共演して以来、バナナマンのお2人と親交を深めており、2010年からは日村勇紀さんの誕生日に毎年「日村勇紀〇〇歳の歌」というタイトルのバースデーソングを贈り続けており、他にもレイザーラモンRGさん、森三中の黒沢かずこさん、タレントの清水ミチコさんとも親交があるなど、裏表が無く、飾らない人柄から多くの人から愛されている方のようです。
<↓の画像は、バナナマンやバカリズムさん等との写真>
こうしたことから星野さんは現在、様々なジャンルで活躍出来ているのではないかと思いますし、悪評というのもごく一部の一方的に星野さんの事を嫌っているスタッフ等から上がっているのではないかと思いますので、『逃げ恥』でさらに注目を集めることによって、仕事がより増えていくのではないでしょうかね。