NHK連続テレビ小説(朝ドラ)でヒロインを務めた広瀬すずさん(25)、杉咲花さん(25)、清原果耶さん(21)がトリプル主演し、坂元裕二さんが脚本を手掛けることで注目を集めている映画『片思い世界』(土井裕泰監督 来年公開予定)で、ロケ車が大破する大事故が発生していたことを週刊誌『女性セブン』などがスクープしています。
女性セブンによると、『片思い世界』は5月にクランクインし、それから1ヶ月後の6月初旬にロケを終えて車で東京へ向かっていたところ、土井裕泰監督、プロデューサー、カメラマンを乗せた車に対向車線を走行していたトラックが衝突する事故が発生し、この事故で運転手のプロデューサーは眼窩底骨折、土井裕泰監督は肋骨骨折で肺を損傷、カメラマンは複数箇所を骨折する重傷を負ったといい、命を落としかねない大事故だったと映画関係者が明かしています。
不幸中の幸い、広瀬すずさんらは別の車で移動していたためキャストにケガはなかったそうですが、「第一報を聞いた時、広瀬さんは小さく悲鳴をあげ、そのまましばらく言葉が出なかったそうです。広瀬さんと共にトリプル主演する、杉咲さん、清原さんも事故について聞かされた直後は、相当なショックを受けていました」
と関係者が語っています。
この事故が原因で撮影スケジュールは大幅に変更され、主演3人のスケジュール調整が難航しているため、公開時期もかなり遅れる可能性があるといい、現時点で最速での撮影再開は来年1月になるとしています。
<↓の画像は、土井裕泰監督と主演3人の写真>
女性セブンは土井裕泰監督に取材し、現在の体調を聞いたところ、「いまはもう快方に向かっています。ご心配いただくようなことはありませんよ。もう大丈夫です」
と答えたとのことです。
『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』も事故の様子を伝え、「監督含め数名がICUに入るくらいヒドイ事故だったようです。幸い全員、命に別状はなかったので今は退院しているみたいですが、撮影自体は一度ストップすることになりました。」「今年の分は全て撮影を終えたのですが、残りの3分の1は来年に撮影することになったようです」
と映画関係者が明かしています。
映画の制作幹事を務める『TBSスパークル』は取材に対して、「6月5日午前7時半前、撮影で宿泊していた千葉県銚子市のホテルから東映撮影所に向かうスタッフ6名が乗車しておりましたワゴン車が、反対車線から中央分離帯を乗り越えてきたトラックに衝突されました。(怪我をしたスタッフたちについては)現在は治療が進んでおり、回復に向かっております」
と回答したとしています。
この報道を受けてネット上では、
- おいおい土井さんかよ…TBS的にも大変なんじゃ
- よかった・・・広瀬すずちゃんは無事なんだ
- こういう事故は避けようがないから怖すぎる
- 映画の動員で事故る前に事故ったか
- 普通なら死んでもおかしくない事故だし不幸中の幸いだったな 怖いなこういうのは
- 土井監督って最近だとラストマンの演出もしてるTBSのディレクター 復帰されてなにより 最近は悪意がないとしても危ない運転をする人が多くて怖い
- 土井裕泰さんがICUって中々のビッグニュースだなぁ。多くの有名作品の監督をしてる人が大ケガって…とりあえず亡くなった人が居なくて良かった。
などの声が上がっています。
『片思い世界』は、作品の詳しい内容はまだ明らかにされていないものの、複数の週刊誌が現場の様子と共に撮影が順調に進んでいることを伝えていたのですが、1ヶ月前にまさかこのような大事故が発生していたとは驚きました。
肋骨骨折で肺も損傷したという土井裕泰監督は、TBSのドラマ制作部門では『半沢直樹』シリーズなどを手掛けた福澤克雄さんと並んでエース的存在で、これまでに手掛けたドラマは『ビューティフルライフ』『GOOD LUCK!!』『魔女の条件』『コウノドリ』『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』『ラストマン -全盲の捜査官-』等、映画は『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』『映画 ビリギャル』『罪の声』『花束みたいな恋をした』などを手掛けている方で、大ケガを負うも命に別状はなかったというのは不幸中の幸いでした。
この事故が原因でスケジュールの大幅変更が余儀なくされ、公開時期にも大きな影響を及ぼす可能性があるとのことですが、公開のタイミングよりも作品のクオリティを重視し、主演3人の代表作となるような素晴らしい作品を作り上げてほしいですね。