女優・モデルとして大活躍している広瀬すずさん(19)が、来年1月期放送のドラマ『anone(仮タイトル)』(日本テレビ系 水曜22時)で主演を務めることが14日に発表されました。
『anone』は、女優・森口瑤子さんの夫で、ドラマ『Mother』や『Woman』(共に日本テレビ系)などの脚本を手がけた脚本家・坂元裕二さん(50)が、映画監督・演出家の水田伸生さん(59)と5年ぶりにタッグを組んだヒューマンドラマとなっています。
ストーリーは、家族を失って身寄りも無く、社会からもはぐれて生きる方法を見失いネットカフェで生活する19歳の少女(広瀬すずさん)が、ある老齢の女(田中裕子さん)と出会うところからスタート。
人から裏切られ、欺(あざむ)かれて人を信じられなくなっていた2人が、何かを感じあい、真実の人間愛を見つけていく姿が描かれ、「生きることの意味とは?」「人が生きる上で本当に大切なものは何か?」を問いかける作品になっているとのことです。
<来年1月期スタートのドラマ『anone(仮タイトル)』>
広瀬すずさんはこれまで様々な映画・ドラマに出演してきましたが、どちらかというと映画出演に比重を置いた活動をしてきました。
連続ドラマの主演を務めるのは、2015年1月期放送の『学校のカイダン』(日本テレビ系)以来3年ぶり、連ドラ出演も昨年1月期放送の『怪盗 山猫』(同)でヒロインを務めて以来2年ぶりです。
<広瀬すずさんの初主演ドラマ『学校のカイダン』>
そのため、広瀬すずさんは『anone』の主演に起用されたことに対して「今回このドラマのお話を聞いた瞬間に、すごくうれしくて、今楽しみで仕方がないです! 何かぞくぞくするというか、どんな作品になるのか楽しみです」「初めて連ドラの主演をやらせていただいたのが16歳で、日本テレビ(「学校のカイダン」)だったので、そのご縁がすごくうれしくて、今回も大切に演じられたらいいな、と思います」とコメントしています。
そして、『東京スポーツ』(東スポ)が報じている記事によると、広瀬すずさんは来年4月期放送のTBS系ドラマでヒロインを演じることも決まっているそうで、これまでは映画中心だったものの、ドラマにも本格進出するとしています。
東スポによると、『anone』には田中裕子さんの他にも、阿部サダヲさん、小林聡美さん、瑛太さんら実力派の俳優が顔を揃えているとのことです。
その後4月期に放送のTBS系ドラマは、『花より男子 スーパーリターンズ シーズン3(仮)』(火曜22時)で、同作は2005年と2007年にTBS系で連ドラ、2008年に映画が公開された人気作品で、主演は井上真央さん、相手役を嵐・松本潤さんが演じ、他にも小栗旬さん、松田翔太さんらもメインキャストで登場し、連ドラの平均視聴率は約20%という好成績を残しました。
<井上真央さん主演の『花より男子』>
そんな大人気作品の新作で広瀬すずさんが主演し、主人公を囲む大金持ちの男子グループ・F4のメンバー候補として、菅田将暉さん、三浦春馬さん、福士蒼汰さん、新田真剣佑さんらイケメン俳優たちの名前が挙がっているそうです。
さらに、広瀬すずさんの姉である広瀬アリスさんが、生徒を誘惑する謎の教師役で登場予定とのことです。
このように広瀬すずさんは来年2本のドラマに出演することが決定しているそうなのですが、事情通は「それだけでなく、NHKやテレビ朝日にフジテレビも7月期、10月期でオファーしている」と語っており、今後さらに広瀬さんをテレビで見る機会が増える可能性があるようなのですが、これに対してネット上では、
- え?この人演技力なんてあるの?なんか実際の人気はあまりないのにやたらゴリ押しされてるイメージ。
- 花男のリメイクは原作者が明言したよね。
- 花男のリメイクは無いと原作者の神尾葉子さんが断言したのにまだ書くのか?
- 演技力あるか?毎回広瀬すずのままだけど・・・あと花男はやらない、そんな話来てないって原作者がいってたからないと思う。映画をドラマ化ならまだわかるが、ドラマをまたドラマ化する意味がわからない。イケパラと同じ道・・・リメイクするくらいなら再放送がいい
- 可愛いけど、演技力があるとは思わない。なんでもかんでも広瀬すず、なんでもかんでも山崎賢人 見飽きた
- 映画で女子高生役って大体、広瀬すずだな。男子の方は山崎賢人の印象だけど。主演ってほど、華がある感じじゃ無いんだよな。ドラマに出演するからといって、そんなに希少価値は無いぞ。CMやら映画で山ほど露出しているし、もう少し露出を控えた方が良いぐらいだ。
- 演技派と思ったこと無いし、ドラマは結構高い確率でコケると思う。脚本に恵まれないと当たらないと思う。今更花男でもないでしょ。
- 使いすぎて見飽きるパターン勘弁してほしい。最初はほんとにかわいいと思ったのに、今はもう勘弁って感じになってしまった
などのコメントが寄せられています。
東スポが今回報じている『花より男子』の新ドラマについてですが、今年7月にもニュースサイト『日刊サイゾー』がリメイクドラマを製作するといったことを報じています。
しかし、原作の漫画『花より男子』の作者・神尾葉子さん(51)は10月21日にツイッターを更新し、「花男ドラマのリメイク話とかないです。なぜこんな話になっているのか謎です…。」と完全否定するコメントを出しています。
<↓の画像が、神尾葉子さんの『花より男子』リメイク否定ツイートの写真>
神尾葉子さんがこのようなコメントを出しているため、『花より男子』が再びドラマで復活し、広瀬すずさんが主演を務めるという話はガセネタである可能性が高いとみられます。
しかし、TBS系でドラマが放送される可能性はあるため、来年は2期連続で広瀬すずさんが連ドラの主演を務め、さらなるゴリ押しが行われるのかもしれないですね。
ネット上の反応を見る限りでは、広瀬すずさんの評価は決して高いとは言えず、女優としてはまだまだと演技力の低さを指摘する声のほか、2015年ごろから始まった急なゴリ押しによってウンザリしている方も多い様子なのですが、ドラマ出演によって人気を上げるのか、それともさらにアンチを増やすことになるのか、今後の世間の反応に注目したいところです。