2年後に開催を控える『2020年東京オリンピック・パラリンピック』に向けたボランティア募集CMに、人気若手女優の広瀬すずさん(本名=大石鈴華 20歳)が起用され、9月下旬よりCM放送がスタートすることが先日発表されたのですが、この人選に対してネット上では、批判的な声が噴出しているとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
記事によると、広瀬すずさんの起用が発表された直後からネット上では、「なんて説得力がない人選なんだ」などの声が上がっていたといい、これは今年1月に発生した実兄による飲酒運転事故に加えて、過去のスタッフ軽視発言が尾を引いていることが原因で、こうした批判の声が上がっているようです。
<↓の画像が、ボランティアCMイメージキャラクターに起用された広瀬すずさんの写真>
広瀬すずさんの兄で、無職の大石晃也さん(こうや 当時24歳)は今年1月に、地元の静岡市清水区の県道を飲酒した状態で乗用車を運転し、さらに軽自動車に追突する事故を起こしたことで逮捕され、道路交通法違反と自動車運転処罰法違反の罪で懲役8ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
また、スタッフ軽視発言というのは、今から3年前の2015年6月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「新食わず嫌い王決定戦」にゲスト出演した際、スタッフたちの仕事内容を軽視し、馬鹿にしたような発言をしたとして猛バッシングを浴び、ネット上で大炎上するという騒動がありました。
当時17歳の広瀬すずさんは自身の性格について、「私、ドライなんですよ。結構冷めてて、だからイルミネーションとか夜景とかあんまり興味がなくて、『わあっ』っていうリアクションがとれないんです」と明かした後に、とんねるず・石橋貴明さんが番組の照明スタッフのことはどう思うか質問したところ、「どうして生まれてから大人になったときに照明さんになろうと思ったんだろうと思う」と答え、音声スタッフについても「なんで自分の人生を女優さんの声を取ることにかけてるんだろう?」と、疑問に思っていることを正直に告白しました。
<↓の画像が、食わず嫌い王決定戦でスタッフ軽視発言をしていた広瀬すずさんの写真>
さらに、「きっと大人になって年齢を重ねるとともに、本当に声を録るだけでいいの?」と思うのではないかなどと語り、番組内では笑いが起きていました。
視聴者やネット上では批判の声が殺到し、大炎上状態になった結果、広瀬すずさんが自身のツイッター上で、「先日放送された、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中で、私の軽率な発言がありました。いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。」
と謝罪ツイートをしていました。
このように広瀬すずさんは兄弟の事件、自身の失言による炎上事件といった黒歴史を持つため、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集のCMに出演することに対して違和感を抱いた方が少ないようすです。
ネット上での反応を見てみると、
- 広瀬の兄貴は暇してんだろ ボランティアしろよ
- ボランティアで照明係をやる人には何て言うのかな
- 仕事の大切さをわかっていない発言をした彼女に言われても説得力がないよね
- ボランティアのCMやるってことはすずちゃんもボランティアやるんだよね?
- 広瀬さんはこのCM、当然無料で出演してるんだよね?
- 橋本環奈ちゃんなら応援したのに…
- CMで呼びかけるだけの広瀬すずには時給数百万を払い、東京五輪を手伝う大勢には、報酬を一切支払わない。なめとんのか?あ?
などと不満の声が噴出する事態になっています。
東京オリンピック・パラリンピックで必要なボランティアの人数は11万人とされており、広瀬さんは若手女優の中でも特に知名度、人気が高い方なので、より多くの注目を集めるという意味では間違っていない人選かと思います。
しかし、広瀬すずさんは過去にスタッフたちの仕事を軽視するような失言をしたことで炎上し、それに加えて今年1月には実兄が飲酒運転事故で逮捕というトラブルがあったので、批判の声が一定数上がるのは仕方がないのかもしれませんね。
重要な役割を担っているにも関わらず、募集段階で色々と批判の声が上がっているというのは心配なところですが、広瀬すずさんの呼びかけなどによって、より多くのボランティアが集まることに期待したいところです。