来年1月期放送の冬ドラマ『anone(あのね)』(日本テレビ系 水曜22時)で主演する女優・広瀬すずさん(19)が、これまでの人生で一番短いというベリーショートになった姿を披露し反響を呼んでいます。
『anone』は、2010年放送のドラマ『Mother』(日本テレビ系)、2013年放送の『Woman』(同)などを手掛けた映画監督・演出家の水田伸生さん、脚本家・坂元裕二さん(50)によるオリジナル脚本のヒューマンドラマとなっています。
広瀬すずさん演じる主人公・辻沢ハリカ(19歳)は、ある事件によって両親と隔絶されることになり、家族だけでなく身寄りもなく、自分の世界に閉じこもりがちな挙動不審の少女で、生きる方法を見失い、社会からもはぐれてネットカフェに住んでいるという設定です。
そんなハリカが、田中裕子さん演じる法律事務所の事務員・林田亜乃音(はやしだ・あのね 62歳)と出会い、人から欺かれ、裏切られ、人を信じるという心を失っていた2人が、生きる上で何が本当に大切なのか、真実の人間愛を見つけていく模様を描いた作品となっています。
暗い過去を持っている主人公を演じる広瀬すずさんは、ヒロインを務める2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『夏空』の会見翌日、『anone』の役作りのためにボブヘアを10センチ以上カットし、無造作なベリーショートになった姿を今回披露しています。
<↓の画像は、11月20日に『夏空』の発表会見に出席した広瀬すずさんの写真>
<↓の画像が、ベリーショートにイメチェンした広瀬すずさんの写真>
広瀬すずさんは今回の髪型について「首が寒いですね(笑)。ショートにしてもどんなショートにするのか、前髪は長めに欲しいなど、今回は少し自分の意見を言わせていただきました。自分の前髪が目の上にある感じが落ち着く、小学校の頃の感覚がパッと思い出されてきて、世の中に対して一枚フィルターがかかっている感じがほしい、とお願いしました。」とコメントしています。
また、今回広瀬すずさんのベリーショート姿が公開されただけでなく、追加キャストも発表されており、謎の男・中世古理市(なかせこ・りいち 35歳)役を瑛太さんが演じ、この役はストーリーが進むにつれて何者なのかが明らかになるといいます。
カレーショップ店長・持本舵(もちもと・かじ 45歳)役は阿部サダヲさんが演じ、その店で舵と意気投合する器用だが男運がない謎の女・青羽るい子(50歳)役を小林聡美さん、田中裕子さん演じる亜乃音が勤務する法律事務所の代表で、弁護士の花房万平(はなふさ・まんぺい 65歳)役を火野正平さんが演じます。
<↓の画像は、『anone』人物相関図の写真>
そして、今回公開された広瀬すずさんのベリーショート姿などに対してネット上では、
- 普通に写真別人かと思った
- イケメン
- あのキラキラした可愛さがなくなった…
- ワタシ可愛いでしょ!の、媚び感がなくて良いかも。
- 似合ってる。ジャニーズにいそう。これベリーショート?レミゼラブルのアンハサウェイくらいのがベリーショートだと思ってた。
- 役作りとして成功ですね。ネカフェで暮らす絶望した挙動不審な少女がキラキラしてかわいかったら説得力の欠片もないし
- 広瀬すずか〜。Mother、Woman好きだったけど、広瀬すずだと世界観が軽くなりそう。。坂元さんの作品だから観たいけど…。杉咲花とかの方がよかったんじゃ。
- 瑛太は『それでも、生きていく』『最高の離婚』。田中裕子は『Mother』『Woman』。いずれも坂元作品の常連だけど暗いトーンが予測される坂元作品の主演に広瀬すずは正直言って想像できない。正直言って瑛太や田中裕子に比べて演技力がかなり不安。事務所の力関係とかで決まったキャスティングじゃなければいいけど。
などのコメントが寄せられています。
ネット上でアンチが多い広瀬すずさんだけに、今回のイメチェンに対しても批判が多く寄せられるかと思いましたが、イケメン、似合ってるといった声が比較的多く上がっており、『anone』で演じる役柄のイメージにも合っていると好評価されています。
その一方で、『Mother』や『Woman』などを手掛けた人気脚本家・坂元裕二さんらが再び集まった作品で、演技派のキャストが集まっている中、広瀬すずさんだけ浮いているとして心配の声が多く上がっています。
広瀬すずさんは少女漫画を原作とした胸キュン恋愛映画などに数多く出演しているため、キャピキャピとした女子高生を演じているイメージが強いのですが、映画『怒り』『三度目の殺人』などといった作品ではシリアスな演技も披露しています。
演技力に対しての評価はそこまで低くない方なので、髪型をイメチェンした『anone』ではどのような演技を披露し、視聴者からはどのような反応が上がるのか楽しみなところです。