漫画家・冨樫義博さんの代表作で、アニメやゲーム、舞台化など様々なメディアミックス展開がされている『幽☆遊☆白書(ゆうゆうはくしょ)』が、有料の動画配信サービス『Netflix(ネットフリックス)』で実写ドラマシリーズ化されることが発表され、原作ファン等の間で物議を醸すとともに、ネット上ではキャスト予想なども盛り上がっています。
『幽遊白書』は1990年12月~1994年7月まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、中学2年生の主人公・浦飯幽助(うらめし・ゆうすけ)が、仲間たちと共に様々な妖怪等とバトルを繰り広げる作品となっており、1992年10月~1995年1月にかけてフジテレビ系でアニメが放送され、土曜18時台の放送で最高平均視聴率は24.7%、全112話の平均視聴率は17.6%を記録していました。
アニメの放送が終了後も様々なメディアミックス展開がされており、昨年には俳優・崎山つばささん主演で舞台化され反響を呼び、今年12月から続編の『幽遊白書 其の弐』が上演されています。
<↓の画像は、舞台版『幽遊白書』のビジュアル写真>
そんな『幽遊白書』がついに実写ドラマ化されることが16日に発表され、ネットフリックスでドラマシリーズを配信するとしており、現時点では原作からの変更点として、浦飯幽助の年齢設定が中学生から高校生になることが明らかになっています。
実写ドラマのエグゼクティブ・プロデューサーを務める坂本和隆さんは、「原作世代として育ち、当時のその熱狂と衝撃は鮮明な記憶として残っています。20年たった今でもその勢いは衰えるどころか、アジアをはじめ全世界にファンはひろがり続けていく中、Netflixにおける自由度の高い表現プラットフォームを最大限生かして作品づくりに向き合います。尺規制の無い各エピソードでのストーリー展開に加え、国内外から最高峰のチームが集結することで、原作がもつ壮大な世界観の魅力を最大化できることに喜びを感じます」
とコメントしています。
ネットフリックスでの配信時期、キャスト等は今後発表するとしています。
そして、『幽遊白書』の実写ドラマ化に対してネット上では、
- コスプレ大会待ったなし
- どうせしょぼいフルCG多用したコスプレになるんだろ
- ネトフリの資金力が入れば見れる作品になるやろ
- そんなもんやるよりスラムダンクのリメイクやればええのに
- 実写化のニュースより、HUNTER×HUNTER再開のニュースだったら凄い嬉しかったのに残念
- 霊界探偵くらいならできるけど武術会あたりは無理だろ
- 序盤の霊界探偵エピソードは実写化できるけど、バトルするようになってからの奴はチープなものになりそう
- 頼むからキャスティングをきちんとオーディションで決めてくれ!ジャーニーズありきは止めてくれ!原作のテイストを守ってくれ!
- 正直実写化に向かない作品を実写化するのは止めて欲しい。蔵馬と妖狐変化後、飛影の邪眼全身にある状態、その他雪菜ちゃんとかのような髪色に各種技等々。
少なくとも、キャスティングは大手に忖度ありきのイメージにそぐわないようなあり得ない「抜擢」とかは無しにして欲しい。 - 実写…と聞いて、嫌な予感しかしませんでしたが、Netflixでの配信と聞いて、ちょっと見る気になりました。
映画化とかだと大失敗するイメージしかないですが、Netflix独占配信だとまたちょっとイメージが違います。
やるからには、良いものをぜひつくりあげて欲しいな。 - どの部分を制作するかで変わりそう。前半は霊界探偵(笑)という謎解きだったけど、中盤〜後半はジャンプ王道のバトル漫画。
内容よりもキャラクターに魅力があっただけに、実写としてはどうなるか… 実写化するならレベルEの方が向いてる気はする。
などの声が上がっており、ファンタジー色の強い内容ということもあって、実写化に対しては否定的な反応が大半となっています。
そうした中でもネット上ではキャスト予想も盛り上がっており、浦飯幽助役の候補として、舞台版で主演している崎山つばささんのほか、山﨑賢人さん、山田孝之さん、新田真剣佑さん、菅田将暉さん、賀来賢人さん、窪田正孝さん、横浜流星さん、市原隼人さん、北村匠海さん等。
桑原和真役の候補には鈴木亮平さん、桐谷健太さん、賀来賢人さん、柳楽優弥さん等、蔵馬役には吉沢亮さん、新田真剣佑さん、城田優さん、岡田将生さん等、飛影役には本郷奏多さん、佐藤健さん、神尾楓珠さん、神木隆之介さん、山田涼介さん等、ぼたん役には土屋太鳳さん、今田美桜さん、戸田恵梨香さん等。
雪菜役には浜辺美波さん、小松菜奈さん等、螢子役には広瀬すずさん等、幻海役には安達祐実さん、武井咲さん、夏木マリさん等、コエンマ役には横浜流星さん、千葉雄大さん、菅田将暉さん、向井理さん等、戸愚呂弟役には鈴木亮平さん、戸愚呂兄役はピース・又吉直樹さん等と、見た目などから役に合いそうな芸能人の名前が次々に挙げられています。
ちなみに、ピース又吉直樹さんはゲームアプリ『モンスターストライク』と『幽遊白書』がコラボした際、戸愚呂兄にヴィジュアルが似ているという理由でCMに起用されていました。
『幽遊白書』と同じく『週刊少年ジャンプ』で連載の『鬼滅の刃』についても、実写映画化がすでに決まっているとの報道がありましたが、これもアニメまでにしてほしいとの声がファンから相次ぐ事態となっており、実写化に賛成といった声はほとんどありませんでした。
『幽遊白書』はネットフリックスで企画・製作される分、潤沢な予算を使って豪華キャストを揃え映像にもこだわり、良い具合に実写化してくれるのではと期待の声もありますが、現時点では不安しかないですし、原作ファンとしてはやはり実写化しないでほしいと思うものの、どういった仕上がりとなるのか注目したいですね。