映画『センティエントゲーム』キャストと監督変更、公開延期トラブルも。平野莉玖と山田姫奈の降板理由不明で憶測飛び交う

『Number_i』の平野紫耀さん（ひらの・しょう 28歳）の弟で、歌手・俳優の平野莉玖さん（ひらの・りく 別名＝RIKU 26歳）が、初主演予定だった映画『センティエントゲーム（SENTIENT GAME）』を降板となったことが明らかとなり、ネット上で物議を醸しています。

『センティエントゲーム』は囲碁をテーマにした作品で、公益財団法人『日本棋院』の100周年SUPER IGOプロジェクトの第1弾として制作され、主演には平野莉玖さんと女優・モデルの山田姫奈さん（旧芸名＝搗宮姫奈 28歳）が起用されており、昨年5月に日本棋院東京本院で制作発表会見が行われ、当初は今年春に公開予定と発表されていました。

平野莉玖さんは主演を務めるだけでなく、自身が手掛けるファッションブランド『RKS RICKY（リクスリッキー）』が衣装協力し、莉玖さんは自身のSNSで、「初の海外ロケにも挑戦し、自身がプロデュースするアパレルブランドRKS RICKYも本編に登場　2025年公開予定です!! お楽しみに」と告知していました。

それから1年以上経ち、平野莉玖さんが代表を務める個人事務所『株式会社R・EMBLEM』が声明を発表し、『センティエントゲーム』を降板になったと報告しています。

事務所の説明によれば、撮影開始後にスケジュールの遅延が何度も発生し、撮影計画が大幅に変更になったといい、「スケジュールの調整に最大限協力してまいりましたが、当初のプロデューサーやキャスティング等との連絡が滞り、制作の進行状況や公開時期についても確認が取れない状況が続きました。そのような中、当初の担当プロデューサーより事務所に一切説明もなく、主演から降板し別の方が主演を務めることになっていた事実を、事前の説明がないまま知るに至りました。撮影には一部参加いたしましたが、その後は別の方による撮影が進められていると聞いております。このような経緯を踏まえ、正式に降板させていただく決断をいたしました。」と、降板に至った経緯を説明しています。

また、平野莉玖さんはインスタグラムのストーリーズ（24時間限定公開機能）でコメントし、初主演映画に期待していたファンに謝罪したうえで、「今回の件ですごく悔しい思いをしましたし、1番は皆さんを悲しませてしまうという事で、今までにない憤りを感じています」と怒りをあらわにしています。

この降板トラブルに対してネット上では、

• いくら新人とはいえ酷い話。契約不履行で訴えるべきでは？
• これなら映画そのものが中止になる方がまだ気持ちがいいよね。主演で担いでおいて途中で梯子外すって。
  最初からキャスティングするなよって話。期待持たせて裏切る方がもっと傷がデカいよ。
• 主演のはずなのに、黙って役降ろされることある？ わがまま言いまくってたんじゃない？
• 契約書があるはずで、何の理由も原因もなく一方的に役を降ろされるなんて聞いたことがない
  もし本当に何の落ち度もなく理由も説明されないまま一方的に役を降ろされたなら、制作側に損害賠償請求をすればいい
• 知らぬ間に別の方で撮影が進んでいた何てことあるのにびっくり。
  平野側の事務所が先方の再三の要望に応えなかったとか、スケジュールが合わずに撮影進まなかったら他の役者さんも困るから別の人で進めるしかなかったとか、ものすごい大根役者だったとか、真相を知りたい。

などの声が上がっています。

『センティエントゲーム』は、公式アンアバサダーや特別アドバイザーとして複数の囲碁棋士が就任し、スポンサー・後援・協力として『日本民間放送連盟（民放連）』の前会長で、フジテレビの前副会長・遠藤龍之介さん(69)も名を連ねていました。

昨年12月には、元『東方神起』『JYJ』のパク・ユチョンさん(39)の起用が新たに発表され、ユチョンさんは今年3月に出演シーンの撮影が終了していました。

＜↓の画像は、パク・ユチョンさんの撮影終了報告＞

今年7月時点では『センティエントゲーム』の公式サイトで「平野莉玖初主演」と記載していたのですが、スポンサーの一覧から遠藤龍之介さん等の名前が消え、監督・脚本がヒッソリと変更されるといった変化があり、現在は公式サイトにアクセスできなくなっています。

また、映画の公式サイトでは公表していませんでしたが3月時点でキャストも変更されており、エキストラ募集サイトでは映画のタイトルを伏せ、出演者として1番手に記載されていたのは、大手芸能事務所『スターダストプロモーション』所属のボーイズグループ『原因は自分にある。』のメンバーで、俳優・長野凌大さん（ながの・りょうた 22歳）でした。

他に、パク・ユチョンさん、女優・星野奈緒さん(28)、『アミューズ』所属の俳優・松岡広大さん(28)の名前が記載され、平野莉玖さんとW主演予定だった山田姫奈さんの名前もありませんでした。

＜↓の画像は、エキストラ募集サイト掲載の作品情報＞

なぜ平野莉玖さんは降板となったのか理由は不明ながら、主演を交代するにあたって事前の相談や連絡が一切なく、勝手に別の役者を起用して撮影を進めるというのはあまりにも酷すぎる話ですし、莉玖さんサイドの対応に問題がなく降板に追い込まれたのであれば、損害賠償請求などをするべきかと思います。

平野莉玖さん自身は、明日から気持ちを切り替えて前に進んでいくとしていて、27日には新曲『歩め』を配信リリースし、この曲は新章幕開けを告げる楽曲になっているといいます。

そんな平野莉玖さんは2020年に『RKS RICKY』の設立を発表し、平野紫耀さんの弟ということで大きな注目を集めた後、2022年にYouTubeで配信の短編ドラマで俳優デビューし、昨年放送の深夜ドラマ『さっちゃん、僕は。』（TBS系）で地上波ドラマに初出演、その後も『令和の三英傑!』（日本テレビ系）、今年4月上演の舞台『SHOW×MUSICAL「ドリームハイ」』などに出演しています。

＜↓の画像は、兄・平野紫耀さんとの2ショット＞

俳優として大きなステップアップに繋がる可能性があった初主演映画が突然白紙となり、精神的ダメージは相当大きいと思いますが、今後また大きな仕事を獲得できるよう前進していってほしいです。