数年前に日本で人気を博した、アメリカ生まれのイケメンマジシャン・セロさん(40)。
最近はテレビで観る機会が減っていましたが、29日にスペシャル番組『マジック新世紀セロ生放送SP』(フジテレビ系)が放送され、生放送でこれまで披露したことのない凄腕のマジックを披露しました。
しかし、セロさんがあるマジックを披露した後、人気タレントの平愛梨さん(29)がタネ明かしをしてしまい、それに対してセロさんがキレているように見えたことからネット上で話題になっています。
(↓の画像が、平愛梨さんの写真)
そのマジックとは、セロさんが宙に浮くスケートボードに乗り、並走する車と共にギャラリーが待つ東京タワーに颯爽と現れる、というもの。
このマジックが披露されると番組に出演していた他の出演者達は一様に驚くも、平さんだけは「でも…」となにか言いたげ、すると意を決したのか平さんは「私、これ違う番組で見たことあったんです」と明かしました。
さらに、「確か、手が車にくっつけてあって、ニセモノの手で、棒が繋がってる体になってるっていう……」とまさかの“種明かし”を始めてしまい事態に。
この平さんの発言にアナウンサーが「それどうでしょうか、セロさん」と話を振ると、セロさんは少しの沈黙し「え? そうですか?」と取り繕い、ジャケットを脱ぎ、そんなことはないとアピールしました。
しかしこの時のセロさんの表情や声のトーンはどこか怒っているように見えたたため、スタジオの平成ノブシコブシ・吉村崇さんはすかさず「セロ、キレてないですよね? 大丈夫ですよね?」とセロさんに呼びかけましたが、これにセロさんは返答しませんでした。
これで終わればいいものの、アナウンサーがさらに「棒は? 車から棒は?」と検証を進めようとしたとき、セロさんは「皆さん、これは僕のマジックとホバーボードの技ですよ。そんな。はっはっはっは」と笑い飛ばし、このシーンは終了しました。
これにネット上では、「平愛梨バロスww」「天然にもほどがあるだろ…」「もう生放送呼ばれないんじゃないか」「セロマジギレ」「空気読め」「魔法じゃないんだから野暮だなぁ」などと大盛り上がり。
平さんは番組終了後にTwitterで、「セロさんすごかったー!! タネはなくセロさんが思えば何でもやれるんじゃないか? って思うほど驚きました。私が別番組で見たことある浮いたやつは タネあかしをしてくれるはずだったそうですが 時間がなく残念ながら知ることできず!! 放送終わりお会いでき嬉しかったです☆また必ず生でみたい!!」とツイートしました。
これにネットでは、
- これは斜光プレートを使ったマジックだな。これを車体に設置すると棒が見えなくなり浮いてる様に隠れて見える。この動画だと彼の浮遊位置から後部に仕込まれてるな。
- わざわざ種を知ってるって言わない方がテレビ的には良いだろうけど、テレビで種明かしされるような安いタネを使うセロにも問題があるよ。
- 窮地に追い込まれた見せかけて、実は指摘されたような仕掛けは無かったという演出なんじゃないか?ただセロの表情がマジギレのようにも見えるなwどっちなんだろ
- 平愛梨ってこんなにアホだったんだ…マジで嫌いになったわ
- 平のせいで変な空気になってるから、台本ではないな。別にこの生が失敗しようが大したことではないというか、むしろ逆に美味しいのかもしれないが、それを狙わずやってしまう脳みそでは粗末すぎる。子供じゃないんだから天然とかいって可愛がるのも限度がある
などのコメントがありました。
マジックにはタネが必ずあり、それを分かった上で見ているので、このようにタネ明かしをされてしまうと面白さが半減してしまいますが、これはこれで生放送らしいハプニングで楽しめました。
今回の件で平さんに対しては批判も多く出ており、今後マジックの仕事は来ないのではないかとの意見もありますが、是非ともまたゲストとして出演することに期待したいですね。