人気上昇中の俳優・高橋文哉さん(22)と志尊淳さん(28)がW主演の『フェルマーの料理』（TBS系）現在放送中の金曜ドラマ枠（金曜22時）で、来年4月期に川口春奈さん(28)と松下洸平さん(36)の共演作が放送されるとニュースサイト『ピンズバNEWS（双葉社）』が伝えています。
金曜ドラマ枠では『フェルマーの料理』が20日からスタートし、そのわずか1週間後には来年1月期放送の作品が正式発表され、阿部サダヲさん(53)が主演、宮藤官九郎さん(53)が脚本を手掛けるドタバタヒューマンコメディ『不適切にもほどがある！』が放送されます。
これに続いて4月期には、川口春奈さんと松下洸平さんが共演のファミリー作品が放送予定といいます。
2人の他に、今期放送の菅野美穂さん(46)主演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』（テレビ朝日系 木曜21時）に出演中の木戸大聖さん（きど・たいせい 26歳）もキャスティングされているそうで、川口春奈さん、松下洸平さんと3きょうだいのストーリーになるとのことです。
＜↓の画像左から松下洸平さん、川口春奈さん、木戸大聖さんの写真＞
そして、このドラマで主演する川口春奈さんについてドラマ制作会社関係者は、川口さんはいま“数字が取れる主演女優”として業界内で高く評価され、TBSも新ドラマでの好数字獲得に期待を寄せているといいます。
川口春奈さんはファッション誌『ニコラ』のモデルを経て2009年に女優デビュー、2011年7月期放送の深夜ドラマ『桜蘭高校ホスト部』（TBS系）で連ドラ初主演し、2013年10月期には『夫のカノジョ』でゴールデン帯（19～22時）の連ドラ初主演と、順調に女優としてステップアップしていました。
しかし、『夫のカノジョ』は平均世帯視聴率が初回から4％台と大コケし、第3話以降は3％台を連発していたことで打ち切り終了となり、全8話の期間平均視聴率は3.9％と、2000年以降にゴールデン・プライム帯で放送された連ドラ（テレビ東京は除く）の中ではワーストの数字でした。
この記録的な大爆死後に川口春奈さんは“低視聴率女優”のレッテルを貼られ、しばらくドラマ出演も減少するなど仕事に影響が及んでいましたが、2020年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で沢尻エリカさんの代役を務め、その後も『極主夫道』（日本テレビ系）、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）『ちむどんどん』、『silent』（フジテレビ系）、『ハヤブサ消防団』（テレビ朝日系）等への出演で、再び女優としての評価を高めています。
前出のドラマ制作会社関係者は川口春奈さんについて、「『ハヤブサ消防団』は、テレ朝ドラマでは珍しく13～49歳を対象にしたコア視聴率も好調でしたね。とにかく今、川口さんは超引っ張りだこですよね。まさに今、“視聴者が見たい女優”なんでしょう」
と語り、今では数字を持っている女優だとしています。
一方の松下洸平さんは主演女優を引き立てる力に長けているとし、朝ドラ『スカーレット』で戸田恵梨香さん、『やんごとなき一族』（フジテレビ系）で土屋太鳳さん、『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』（フジテレビ系）で天海祐希さん、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系）で松岡茉優さんと共演し、主人公の相手役などで真価を発揮することから、来年4月期放送の作品も大いに期待できそうだといいます。
川口春奈さんはこれまでに約10本のTBSドラマに出演しているのですが、意外にも金曜ドラマへの出演は初めてで、初共演？の松下洸平さん、木戸大聖さんと共にどういった演技を見せてくれるのか楽しみで、今後の正式発表に注目したいですね。