俳優・岸谷五朗さん(60)と『プリンセス プリンセス』のボーカル・岸谷香さん(旧名=奥居香 57歳)の長男で、YouTuberとして活動していた柚木蘭丸さん(ゆのき・らんまる 23歳)が報道番組『ABEMA Prime』(略称:アベプラ)に出演し、「芸能人2世」であることを初告白し反響を呼んでいます。
柚木蘭丸さんは昨年3月に週刊誌『女性セブン』によって、岸谷五朗さんと岸谷香さんの長男であることを報じられたのですが、自ら公言することなくYouTuber、TikTokerとして活動を続けていました。
それから1年以上経ち、5日夜に生放送されたアベプラに本名の「岸谷蘭丸」名義でメディアに初登場しました。
<↓の画像が、アベプラ出演の岸谷蘭丸さんの写真>
岸谷蘭丸さんは番組で、「イタリアの大学3年生なんですが、自分で最近会社を始めまして」と語り、海外大学の受験をサポートする個別指導塾を運営する『MMBH株式会社』、情報サイトを手掛ける『株式会社留パス』を設立したことなどを明かしました。
<↓の画像は、岸谷蘭丸さんの主な経歴>
また、岸谷五朗さんと岸谷香さんの長男であることを初めて公表し、このタイミングで公表した理由については、「23年隠してきたんで。自分のやりたいことができて、自分でもある程度の結果を出せたから、もういいかなと」
と語りました。
岸谷蘭丸さんは番組出演後、自身のYouTubeチャンネル『ユノキ帝国』(登録者数:約1.7万人)を更新し、今後は本名で活動していくことを報告しています。
動画では、これまで本名を隠していた理由について、「“芸能2世”という目で見てほしくなかった。僕個人、“蘭丸”っていう1人の人間として僕を見てほしかった。親が有名とか親が芸能人とかじゃなくて、俺はこう思うんだ、俺はこう感じる、俺はこうだ、みたいな自己表現みたいなのをなんとかしてやりたいっていう気持ちがあった。あと親に迷惑かけちゃうかなっていうのもあった」
などと説明しています。
<↓の画像は、若かりし頃の両親と岸谷蘭丸さんの写真>
立ち上げたサービスについては「社会のため、人のためになると思ってやっています」とし、「ある程度恵まれた環境に生まれると、お金を追い求めるみたいなことは頑張れなくて。社会のためになることとか、そういうことをやりたい。社会のため、人のために何かをするというのは、生まれてきたときに恵まれた人がやるべき業務とも思う」
などと語っています。
将来の目標については「30代前半ぐらいで政治家になりたい」とし、「ちゃんと会社を成功させて、経済的に安定させて、経済基盤っていうのを作ってから政治家になりたい」
と語っています。
また、ついに両親を公表したことから、今後もメディアに露出していきたいとの思いを明かしたうえで、「僕と親は切り離してほしい。親は僕の動画を一切見たことないし、会社で何をやっているかも知らない。“成人しているから好きにやっていい、その代わり何も助けない”というスタンス。色眼鏡で見られるとは思うが、親に絡めてネットニュースなどはやめてほしい。親は親。分けて考えてもらえると嬉しい」
としています。
そして、岸谷蘭丸さんが両親の名前を公表し、メディアに初登場したことに対してネット上では、
- 舞台役者だった頃の岸谷五朗そっくり
- マジで、すっぴんの吉田沙保里かと思った
- 昔のKABA.ちゃんに似てる気がする
- 結局全員出すからタイミング見計らってるだけだよね
- 親の力を借りずに頑張ってたけど、ついに力尽きて七光りを利用しようってわけですね。使える七光りがあって、羨ましいなぁ
- 親父の存在に屈したみたいなもんだな。結局自分の存在なんてものは親父あってのものだったんだ、というような。まあそれも一つの生き方だがな。
- 親のコネがあるのはその人の生まれ持った運。コネはせっかくだから思う存分使えばいいよね。そのあとは自分次第だから。
などの声が上がっています。
昨年の週刊誌報道以降も、両親の名前は出さずにインフルエンサーとして活動を続けていたので、いきなりメディアに露出して“芸能人2世”であることを公表したのは少し驚きましたが、新たに事業を始めたことで手段を選ばなくなったということなのでしょうね。
先月末には、元『モーニング娘。』の辻希美さんと俳優・タレントの杉浦太陽さんの長女・希空さんも、YouTuberデビューして顔出しを解禁、さらに芸能事務所に所属したことも発表しました。
ただ、辻希美さんは希空さんの活動をそっと見守っていくというスタンスのようで、自身のYouTubeチャンネルでは引き続き、辻さんの希望で希空さんの顔出しはしない意向だとしています。
岸谷五朗さんと岸谷香さんも名前を出すことは了承しながらも、活動にはノータッチのようで、岸谷蘭丸さん自身も個人で引き続き頑張っていきたいとしており、そうは言っても芸能人2世を公表した限りは、色眼鏡で見られることは避けられませんが、これから自分の力で事業などを成功させられるよう頑張ってほしいです。