3月末をもって『オスカープロモーション』を退所し、新たに『Viivo(ヴィーボ)』という事務所で活動を再スタートさせたタレント・女優の岡田結実さん(おかだ・ゆい 20歳)が、バラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でオスカー退所の真相などについて語り、これに対してネット上では様々な声が上がっていました。
お笑いコンビ『ますだおかだ』のツッコミ担当・岡田圭右さん(おかだ・けいすけ 51歳)の長女としても知られる岡田結実さんは、2001年から芸能活動を始め、2016年にオスカーへ移籍、その後はタレント活動だけでなく女優業にも進出し、活動の場を広げていました。
しかし、今年1月期放送の主演ドラマ『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)の放送開始後、週刊誌『週刊女性』が岡田結実さんのオスカー退所を報道、記事では制作会社関係者がオスカー退所の理由について、「今の事務所にも“演技がやりたい”ということで入ってきたので本人としてはバラエティーではなく、先輩の米倉涼子さんのような女優業をメインに取り組みたいんですよ。(中略)事務所もバラエティー番組の仕事を多く取ってくるそうで、演技をやりたい岡田さんと意思の疎通がうまくできていなかったみたいですね。『女優として自分を評価してくれる事務所へ移籍したい』という思いが強くなったのかもしれません」
などと語っていました。
それから約2ヶ月半後に、複数のスポーツ紙も岡田結実さんのオスカー退所を報道、『日刊スポーツ』の記事でも岡田さんがオスカーを退所する理由について、「女優業にもっと力を入れたい岡田にとって、バラエティー番組の仕事の比重が大きいなど、事務所との間に方向性の違いを感じていたことなどが理由とみられる。」
などと伝えていました。
そして、岡田結実さんは3月末をもってオスカーを退所、今年3月に設立されたばかりの事務所『ヴィーボ』へ移籍し、これまでと変わらず様々なバラエティ番組やCMに出演するなどしています。
そんな岡田結実さんが12日放送の『ダウンタウンなう』に出演し、大手のオスカーを辞めた理由について聞かれると、「ネットニュースには(女優に専念したいからと)書かれていましたが、一言も女優に専念したいなんて言ってなくて」
とキッパリと否定しています。
本当のオスカー退所理由は、「役者もバラエティーも、どっちもやりたかった。それでバラエティーに出させてもらっていたけど、『役者業に色がつく』って色々と言われて…。バラエティーをいつか辞めさせられちゃうんじゃないかって思って。自分のやりたいことが女優だけに収まってなかった」
などと語り、本来はバランス良くやりたかったものの、事務所側がそれを良しとしなかったことで辞めようと思ったそうです。
辞める半年ほど前からオスカー側には「やりたいことがあるので」などと意思を伝え、今年3月末に契約期間満了を迎えたことで退所となったそうですが、辞めるにあたってオスカー側からは「岡田結実のことを考えているから、そういうのは縛らない」などと言われ、オスカーを離れた後も特に制限なく活動が出来ていると明かしていました。
また、オスカーは昨年から今年にかけて複数の有名タレントが離脱しており、この背景には事務所幹部の横暴な振る舞いがあるとも報じられていますが、岡田結実さんは「私はそことは関係ない位置の辞め方をしてるから…」と語り、オスカー内部のトラブルとは一切関係ないと強調しています。
今後の目標については「女版・出川哲朗になりたい」と明かし、『大!天才てれびくん』(NHK Eテレ)で共演していた出川哲朗さんには凄くお世話になり、“第2の父親”と思うほど尊敬の念があるそうで、「バラエティーに出た時は出川哲朗になりたい。役者の時には役者のしきたりに従って、バラエティーで目指す人は出川哲朗」
などと語っていました。
この他にも番組では父・岡田圭右さんについても語り、両親が離婚後も連絡を取り合うなど良好な関係にあるものの、昨年11月に報じられた再婚はネットニュースで知ったとし、「ネットニュースに上がった3分後に父から『ビックリさせたな、ごめんな』ってメールが来て、なんだコイツって思った。相手にはまだ会ってないです」
と明かしていました。
<↓の画像は、岡田結実さんと父・岡田圭右さんの写真>
父親との共演NG説も事実だと語り、「父の意思なんですけど、小さい頃から、芸能活動するなら『お前だけの力でやれ、俺の力を借りるな』と言われていた。(親子であることは)言わない方向性でやっていたので、父の方からNGでした」
と理由を説明し、今後も親子共演はしないとしています。
このようにオスカー退所の真相や今後の目標、岡田圭右さんとの関係なども告白した岡田結実さんに対してネット上では、
- 目標があるのはいい事だ。そこまで言うなら暗中模索、試行錯誤しながら頑張って欲しい。
- 出川を目指すのは簡単ではないと思うけど、あえて言葉に出して目標と宣言することは向上心に繋がるし良いと思う。
試行錯誤しながら彼女の独自路線を切り拓いていって欲しい。 - どんな理由があろうと、二十歳そこそこで、この決断をしたのは凄い!
事務所に問題があると噂されてはいますが、オスカーという大看板を自ら捨てる勇気は並大抵なことでは無いよ。
このままの安定した、細くとも長いと思われる人生を選ばず、(まだ決して分からないが)太くて短い人生になるかも知れない方を決心した事に対して物凄く尊敬します。
二世タレントだなんだと言われようと、しっかりと目標を見据えて行動する、岡田結実さんの今後に注目したい - リアクションはえーっ!のワンパターン、残念ながら出川さんにはなれません。何かキラリと光るものをこの子から感じたことは一度もない。出てる番組はみないタレントさんの一人です
- 母親は芸能界入りに積極的だったけど、父親は芸能界入りに消極的だっただよね。
上沼恵美子さんが自分の番組で言っていたけど、芸能界以外の道行った方がいいと言っていたみたいだけど、イマイチこの人芸能界でパッとしないよね。 - すごいな、売れ始めてたのは完全にお父さんのおかげなのに。いまだに演技だって上手くないのに。実力あるって勘違いしてないかな?
- 自分の力だけで、ここまで来た訳じゃないから、お父さんには感謝しないとダメ。でなきゃオスカーなんて入れてなかったと思うけど。
この子は何か、好きになれない。見た目より、強かだし。この子の母親もタレント?芸人らしいけどテレビでは見た事ない。周囲に感謝しなきゃ。
などの声が上がっています。
週刊誌やスポーツ紙は、岡田結実さんがオスカーを退所する理由は女優業に専念したいとの思いだと伝えており、オスカーは岡田さんを連ドラの主演にねじ込むなどしていたことから色々と疑問があったのですが、実際のところは女優業に偏り過ぎずにバランス良く活動したかったようですね。
岡田結実さんは女優としての経験はまだまだ少ない一方、バラエティ経験は非常に豊富で、2016年から今年3月まで『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)のMCを務めるなどしており、オスカー退所後も『サンデー・ジャポン』(TBS系)など複数のバラエティ番組に出演し、同年代の女性タレントの中でもトップクラスの活動量とみられます。
ただ、様々な言動などから好感度が落ちている様子で、オスカーを離れたことでこれまでのようなゴリ押しも無くなるため、タレント・女優として活躍するというのは容易ではないでしょうし、「女版・出川哲朗」になるというのも難しいとは思いますが、今後さらに場数を踏んで目標に近付いていってほしいですね。