1月スタートの長谷川博己さん主演『麒麟がくる』でNHK大河ドラマデビューも果たすなど、俳優としても活躍しているナインティナイン・岡村隆史さん(おかむら・たかし 49歳)が、今年の『第71回NHK紅白歌合戦』で総合司会に起用される可能性が浮上していることや、岡村さんの起用理由などを週刊誌『女性自身』が報じています。
女性自身によれば、岡村隆史さんは2018年スタートの人気バラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』(金曜19時57分 ※再放送・土曜午前8時15分)にレギュラー出演し、2018年と2019年の紅白にゲスト出演するなどしています。
<↓の画像は、2018年の紅白出演時の岡村隆史さん、チコちゃん等の写真>
また、今年1月スタートの『麒麟がくる』では重要な役どころを演じていますが、NHKへの貢献度の高さが評価され、今年の紅白の総合司会者としてNHKがオファーしていると局関係者が証言しています。
例年、紅白司会者の正式オファーは夏に行われるそうですが、春ごろから番組制作サイドが所属事務所側に年末のスケジュールを聞くというのが通例といい、今年は一番最初にリサーチをかけたのが岡村隆史さんだったとのことです。
NHKが真っ先に岡村隆史さんに総合司会者のオファーをした理由は、『チコちゃんに叱られる!』での人気にあるといい、この番組は特に若い世代からの支持が高く、番組の平均視聴率も15%前後と安定した人気を維持していることや、昨年の紅白で総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良さん等とコントを繰り広げた場面で、瞬間最高視聴率37.5%を記録した実績もあり、岡村さんに白羽の矢が立ったようです。
<↓の画像は、昨年の紅白で司会を務めた綾瀬はるかさん、内村光良さん、櫻井翔さんの写真>
他にも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪など、様々なイベントが延期や中止を余儀なくされ、国内のムードが暗くなっている状況から、若者たちからも人気が高く、しっかり数字を持ち、明るいキャラクターという理由から岡村隆史さんを総合司会に起用したいとの思いがあるといいます。
紅白の総合司会オファーに対する岡村隆史さんの反応についてですが、「7月に50歳になる岡村さんは、今年を“新たな挑戦の年”と位置づけ、紅白司会にも意欲的。早くも水面下で内定しているとも聞いています」
とNHK関係者が語っています。
紅白の男性総合司会者には、2017年から内村光良さんが起用されており、内村さんは好感度が高く、安定した進行などから総合司会継続を望む声も多いのですが、昨年の視聴率が大幅ダウンしてしまったこともあり、交代となってしまうのでしょうかね。
内村光良さんが総合司会を務めた1年目の2017年は、前半が平均35.8%・後半39.4%、2018年は前半37.7%・後半41.5%、2019年は前半34.7%・後半37.3%となっており、昨年の後半視聴率は2部制になってから過去最低でした。
こうした結果が関係しているのかは不明ですが、個人的には岡村隆史さんよりも内村光良さんの方が司会者としての安定感があり、機転が利く方だと思いますし、昨年の数字は決して内村さんの司会に問題があったわけではないので、総合司会を変えなくてもいいのではと思います。
一方で、3年連続で総合司会を務めたことで新鮮味が無くなっている部分もあるため、岡村隆史さんなど知名度、人気が高い方を起用するのもありだと思いますが、紅白はあくまでも出場歌手が主役なので、今年の総合司会者を誰にするのかは慎重に決めてほしいですね。