タレント・歌手の山瀬まみさん(52)が今年3月をもって、約25年にわたって出演のレギュラー番組『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系 日曜12時55分)から降板することが濃厚となり、ついにレギュラー番組がゼロになるようなのですが、週刊誌『週刊文春』は山瀬さんの仕事が急激に減少している裏側について報じています。
山瀬まみさんは1985年に、大手芸能事務所『ホリプロ』が主催の新人発掘オーディション『第10回ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを獲得し、1986年に歌手の“ユーミン”こと松任谷由実さんが作曲した楽曲でアイドル歌手としてデビューしました。
<↓の画像は、デビュー当時の山瀬まみさんの写真>
それから間もなく、三宅裕司さんと共にバラエティ番組『テレビ探偵団』(TBS系)の司会に起用され、その後も様々なバラエティ番組に起用されたことによって、現在までレギュラー番組が途絶えたことはなかったといいます。
週刊文春の記事では芸能記者が山瀬まみさんについて、「文枝や志村けんら、大御所に物怖じせずに絡むタレントとして重宝されてきました。かといって、彼らを脅かすわけでもない。頭の回転も速く、まさに“プロアシスタント”。その存在は番組が長続きする秘訣になっていました」
と語っています。
<↓の画像は、『新婚さんいらっしゃい!』で司会を務める桂文枝さん、山瀬まみさんの写真>
しかし、2016年3月には1995年からレギュラー出演していた『ためしてガッテン』(NHK)を突如降板、2020年3月に司会を務めていた『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)と『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)がそれぞれ終了、昨年3月には『火曜サプライズ』(同)も終了しました。
民放関係者は、「日テレのレギュラー2本が連続して終わった時は、所属事務所のバラエティタレント担当役員が局側に文句を言いに行ったそうです」
と明かし、相次ぐレギュラー番組の終了によってトラブルになっていたようです。
そして、残ったレギュラー番組は『新婚さんいらっしゃい!』のみとなったのですが、今年3月をもって桂文枝さんが司会を降板し、藤井隆さんが後任に抜擢されたことが判明しており、文枝さんの降板を受けて山瀬まみさんも番組卒業の方向で調整が進んでいるといいます。
ちなみに、『女性自身』の報道によれば山瀬まみさんの後任候補として挙げられているのは、関西ローカルの番組『発見!仰天!!プレミアもん!!!土曜はダメよ!』(読売テレビ)で共演のタレント・YOUさん、他にも元『モーニング娘。』の藤本美貴さん、ファーストサマーウイカさん等だそうです。
山瀬まみさんの番組降板が続いている理由について前出の芸能記者は、「キャリアが長く、ギャラも高止まりしているからと言われています。一度上げたギャラは下げられないのが業界の慣例。まして、ビートたけしら大物司会者でも“リストラ”されるのが、不況に喘ぐ今のテレビ業界です。彼女だけ守るというわけにはいかないのでしょう」
と推測しています。
週刊文春はこのように報じているのですが、山瀬まみさんが『新婚さんいらっしゃい!』からも降板し、レギュラー番組がゼロになることなどに対してネット上では、
- 経費削減のためにアシスタントを局アナにするところも多いし、時代の流れでは
- 今までレギュラーを続けてこれたのは事務所のおかげなんじゃないの
- 旦那の俳優・中上雅巳を全く見ないが、舞台とかで活躍してるのかな?
- ホリプロのタレントは和田アキ子を含む、ほとんどか給料制だから問題ない
- 圧倒的な知名度があるから、バラエティのゲストや地方の営業とかテレビショッピングとかに出演して悠々自適なんじゃないの?
- なぜかこの方に魅力を感じない。井森美幸さんや森口博子さんの方が個人的には魅力的に思います。
- 歌は上手い人だとは知っているけれど、喋るとあの声とか喋り方、タメ口キャラが苦手。
この人が出演していると、あー…ってちょっと残念な気持ちになってしまう。もうしっかり稼いだんだから良いでしょ
などの声が上がっています。
山瀬まみさんは番組で共演していた志村けん、桂文枝さんなど、大御所芸能人に対しても物怖じせず、自分が思ったことをズバズバ言うキャラクターやトーク力が評価され、独自のポジションを確立して複数のレギュラー番組を抱え、かつては『金鳥』のCMなどにも出演していました。
しかし、山瀬まみさんのようなタレントは他にも多くおり、『新婚さんいらっしゃい!』でのポジションも、山瀬さんじゃなければ務まらないというわけでもなく、それに加えてギャラも高いとなれば、番組制作費の削減などを理由に番組降板となるのも当然といえば当然の話しでしょうね。
『新婚さんいらっしゃい!』から降板するとの情報が出た際に、桂文枝さんの降板を惜しむ声が上がっていた一方、山瀬まみさんの降板に対してはそうした声は少なく、視聴者もそこまで重要視していたわけではないことがうかがえます。
ただ、山瀬まみさんは1986年のデビューから長年にわたって活躍を続け、ホリプロの功労者の1人であるため、『新婚さんいらっしゃい!』を降板後もバラエティ番組などにゲスト出演するなど、テレビから完全に姿を消すことはなさそうな気もしますが、今年春以降の活動はどうなるでしょうかね。