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漫画『ヲタ恋』実写映画の山崎賢人と高畑充希イメージと違う、ミュージカル入れ原作と違う内容に? ファンから批判の声が噴出

山崎賢人&高畑充希『ヲタクに恋は難しい』実写映画化に賛否両論。福田雄一監督がヲタ恋にミュージカル要素も追加し…

ラブコメディ漫画『ヲタクに恋は難しい』(略称:ヲタ恋)が実写映画化され、山崎賢人さん(やまざき・けんと 24歳)と高畑充希さん(たかはた・みつき 26歳)がW主演することが明らかになりました。

撮影は10月~11月に行われ、来年公開を予定しているとのことです。

『ヲタ恋』は、イラストなどを自由に投稿・閲覧できるSNSサイト『pixiv(ピクシブ)』から誕生した作品で、サイトの中でもトップクラスの人気を誇ったオリジナル漫画で、2015年からウェブコミック配信サイトで連載されているほか、書籍化もしています。

コミックスは今年7月までに6巻出ていて、累計発行部数は700万部を突破しており、今年4月にはフジテレビ系でアニメ化されました。

7月にコミックス第6巻が発売されたタイミングで実写映画化が発表されていたのですが、実写映画では今をときめく人気イケメン俳優の山崎賢人さん、演技派女優の高畑充希さんがW主演し、監督は『銀魂』、『斉木楠雄の災難』、『HK 変態仮面』などでメガホンをとった福田雄一監督が務めることが今回発表されました。

『ヲタ恋』は、隠れ腐女子(男性同士のボーイズラブ作品が好きな女性)とゲームオタクの男性が出会い、恋をする模様を描いている作品で、高畑充希さんが演じる26歳のOL・桃瀬成海(ももせ・なるみ)は、「ヲタバレ」(周囲に自分がヲタクであることがバレること)を何よりも恐れており、家族や親友にもBL(ボーイズラブ)が大好きなことをひた隠しているという設定です。

一方の山崎賢人さん演じる二藤宏嵩(にふじ・ひろたか)は、重度のゲーム特化型のヲタクで26歳のサラリーマン、ヲタクであることを隠す気もなければ改める気もないという設定です。

<↓の画像は、『ヲタクに恋は難しい』登場キャラクターの桃瀬成海、二藤宏嵩の写真>

ストーリーは、桃瀬成海が転職した先の会社で幼馴染の二藤宏嵩と再会し、宏嵩はルックスが良く、仕事もできるだけでなく重度のゲームオタクで、成海にとって宏嵩は唯一の自分をさらけ出せる存在となります。

会社帰りに飲みに行った居酒屋で、ヲタバレによって彼氏にフラれたばかりの成海は、「次の彼氏には死んでもヲタクを隠し通す」と息巻くのですが、それに対して宏嵩はヲタク同士で付き合うことによるメリットを挙げて交際を提案し、そこからヲタク同士の2人が交際をスタートさせるのだが…というストーリー展開となっています。

今回実写化にあたり、福田雄一監督と高畑充希さんが重度のミュージカル好き、ヲタクということから、福田監督ならではの演出による原作には無い歌って踊るシーンが盛り込まれるといい、福田監督は今作について、「せっかくアニメ、コスプレというキーワードもあるので、ちょいと歌ったり踊ったりしようと思います。ずっとミュージカルを演出してきたことが、やとここで生かせそうです」と明かしています。

<↓の画像は、福田雄一監督と山崎賢人さんのツーショット写真>

そして、W主演する2人もコメントを寄せており、BLヲタクを演じる高畑充希さんは、「普段私がミュージカルに注いでいるやや重めの偏愛を、今回は漫画やゲームやコスプレにたっぷり注いで、少しでも成海ちゃんに近づけるよう、真摯に一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを語っています。

山崎賢人さんは、「僕は福田さんの事を笑いとミュージカルとご飯のヲタクだと思っています。ご飯を残したときの福田さんはとても厳しかったです。ミュージカルの演出をするときも厳しいそうです。」「それだけ熱意のある福田監督とミュージカルラブコメディを作れることがとてもうれしいです」「歌うことは好きですが踊りはかなり苦手なので、高畑充希さんと釣り合うかどうかとてもプレッシャーですが、同時にとっても心強くもあります」といったコメントを寄せています。

この発表を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

山崎賢人さん、高畑充希さんのファンからは当然、楽しみ、期待といった好意的なコメントが寄せられているのですが、『ヲタ恋』の原作ファンからは不評で、漫画やアニメで作られたイメージと2人はかけ離れているとして厳しい声が多く上がっています。

作品を読んでいないため何とも言い難い部分があるのですが、キャラクタービジュアルを見た限りでは2人とも違うなと感じます。

なお、原作者のふじたさんは『ヲタ恋』の実写映画化に際してコメントを寄せており、「W主演の高畑充希さん・山崎賢人さんなど豪華なキャスティングや、福田監督によるミュージカルを交えた演出など、なにやらおもしろそうな仕掛けがたくさんで、これはいろんな意味でおもしろい、まったく新しい『ヲタ恋』になるんじゃないか!とワクワクしています。私は、漫画をそのまま何も変えずに作ることだけが映像化における正解だとは思っておりません。作る側も観る側も楽しんでくれる作品にしていただけたら、原作者としてこれ以上の喜びはありません。完成がいまから楽しみです。」と期待を寄せています。

これは他の実写化作品でもよくあることですが、見た目はかなり重要で、内容が良くても見た目がイメージと違う時点でナシとされてしまうので、原作にもう少し寄せたキャスティングは出来なかったのかなとは思います。

また、『斉木楠雄の災難』に続き福田雄一監督の作品に出演する山崎賢人さんは、『ジョジョの奇妙な冒険』、『氷菓』、『一週間フレンズ。』、『四月は君の嘘』、『オオカミ少女と黒王子』、『orange -オレンジ-』、『ヒロイン失格』、『今日、恋をはじめます』など、2012年から現在まで毎年漫画を原作とした作品に出演し、演じる作品があまりにも偏っていることから、不安視する声が以前から上がっていたのですが、今回の発表を受けた「またか…」といった声も少なくありません。

山崎賢人さんは昨年10月期放送の『陸王』(TBS系)、今年1月期の『トドメの接吻』(日本テレ系)、7月期の『グッド・ドクター』(フジテレビ系)など、最近放送されたドラマでの演技が高く評価されており、役者としての評価も徐々に上がっていることから、そろそろラブコメ作品から脱却した方がいいんじゃないかと感じている方が多い様子です。

果たして、所属する『スターダストプロモーション』は今後どう売り出していくつもりなのかは分かりませんが、次のステップに進むためには、そろそろ若者向けの実写化作品を卒業した方がいいのかもしれないですね。

そんな山崎賢人さんが高畑充希さんと共演し、再び福田雄一監督とタッグを組んだ『ヲタ恋』はどういった作品に仕上がるのか、完成後に原作ファンからどういった反応が上がるか注目したいところです。

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