尾野真千子とが主演『はじめまして、愛しています。』初回平均視聴率はギリ2ケタ! 江口洋介と初共演、遊川和彦が脚本も大コケ?
女優・尾野真千子さん(34)が主演のドラマ『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系 21時)が14日よりスタートし、初回平均視聴率が10.0%(関東地区)だったことが明らかとなりました。
この数字に対して『日刊スポーツ』の記事タイトルは、「期待大の10%発進」としているのですが、テレ朝の木曜21時枠で今年放送されたドラマの視聴率を見てみると、1月期に放送されたSMAPの草彅剛さん主演『スペシャリスト』は初回17.1%を獲得し、その後も2ケタをキープし続けて全10話の期間平均は12.6%。
4月期放送の竹野内豊さんが主演『グッドパートナー 無敵の弁護士』は初回12.9%、その後何度か9%台にまで落ち込みましたが、全9話の期間平均は10.7%を記録しています。
しかし、14日からスタートした『はじめまして、愛しています。』はギリギリ2ケタの10%ピッタリとなっており、視聴者の反応を見る限りそこそこといった感じではありますが、第2話で1ケタ台に突入する可能性が早くも出てきてしまっています。
<新ドラマ『はじめまして、愛しています。』>
このドラマは、『魔女の条件』(TBS系)、『女王の教室』や『家政婦のミタ』(ともに日本テレビ系)などの作品を手掛けている脚本家・遊川和彦が脚本を担当。
尾野さんは初共演となる江口洋介さん(48)と夫婦役を演じており、遊川さんが脚本を手掛けているオリジナルドラマということから注目度は高かったため、、恐らくテレ朝としてはもう少し高い数字を期待していたと思われるのですが、同枠では今期ワーストとなる初回視聴率という結果に。
こうした結果になるのではないかとスタート前からは予想する声が一部では上がっており、その理由の1つとしてまず挙げられているのが、尾野さんの人気の伸び悩み。
尾野さんは2011年度下半期のNHK連続テレビ小説『カーネーション』で主演を務め、一躍名前が知られるようになったのですが、そこから人気はイマイチ伸びませんでした。
2014年4月期に月9ドラマ『極悪がんぼ』(フジテレビ系)で、民放の連続ドラマで初めて単独主演を務めたものの、全11話の期間平均視聴率は当時月9史上最低となる9.9%を記録。
この後に尾野さんは民放のドラマに出演していますが、民放の連ドラで主演を務めることが一切無くなり、『はじめまして、愛しています。』は約2年ぶりの民放連ドラとなるのですが、これまでの結果から数字を持っていない女優だと言われてしまっています。
さらに、江口さんについてもかつての人気は無くなっており、もう過去の人だと厳しい声も。
実際に、江口さんは昨年10月期放送の『オトナ女子』(フジテレビ系)で、主演の篠原涼子さんの相手役を務めたのですが、全10話の期間平均は8.7%。
また、遊川さんの作品は当たりハズレが大きいことで知られており、過去に手掛けたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『純と愛』は、ストーリー展開に対して視聴者から批判が殺到して大コケしているため、『はじめまして、愛しています。』はまだスタートしたばかりなのですが、大コケする可能性も秘めていると言われています。
10月期には同枠で、米倉涼子さんが主演の人気ドラマシリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第4期の放送が決定しており、いい形でバトンを渡したいところなのですが、果たしてこれから数字を上げていくことは出来るのでしょうか。
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