女優の小雪さん(本名=松山小雪 39歳)が、来年1月8日からスタートする連続ドラマ『大貧乏』(フジテレビ系 日曜21時)で主演を務めることが7日に発表されました。
小雪さんが連ドラで主演を務めるのは、嵐・松本潤さん(33)と共演した2003年4月期放送の初主演ドラマ『きみはペット』(TBS系)以来14年ぶりで、フジテレビの連ドラ初主演となっています。
小雪さんはこのドラマで、理不尽な社会に立ち向かうシングルマザーの主人公・七草ゆず子役を演じ、ゆず子を支える元同級生の敏腕エリート弁護士・柿原新一役を俳優・伊藤淳史さん(33)が演じます。
<↓の画像が、『大貧乏』で共演する小雪さんと伊藤淳史さん>
この作品は、権力者の欲によって大貧乏に追い込まれてしまった8歳の息子と6歳の娘を持つゆず子が、理不尽な社会に立ち向かう「お金」と「愛」をテーマとしたオリジナルのヒューマン・コメディドラマ。
来年1月からはTBS系で同時間帯に、SMAP・木村拓哉さん(44)主演の医療ドラマ『A LIFE~愛しき人~』が放送され、このドラマには小雪さんの夫・松山ケンイチさん(31)が出演しており、夫婦の視聴率対決にも注目が集まっているのですが、早くも『大貧乏』は大コケするのではないかと予想する声が上がっています。
その理由はやはり、SMAP解散後初めて木村さんが主演を務める『A LIFE~愛しき人~』が同時間帯に放送されるためで、来年1月期に放送されるドラマの中では注目度が最も高く、高い視聴率を記録するのではないかとみられています。
また、『大貧乏』が放送される日曜ドラマ枠は今年4月に新設され、これまでに3本のドラマが放送されているのですが、4月期に放送された芦田愛菜さん(12)、シャーロット・ケイト・フォックスさん(31)がW主演の『OUR HOUSE』は、初回平均視聴率4.8%、最終回で自己最低の3.3%を記録し、全9話の期間平均視聴率は4.5%と大コケ。
7月に放送されたHey! Say! JUMP・中島裕翔さん(23)主演の『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』は、初回6.5%、第7話で最低の4.8%を記録し、全9話の期間平均は6.1%。
10月期に放送の玉木宏さん(36)主演『キャリア〜掟破りの警察署長〜』は、初回7.9%、その後も6~7%台で推移しており、第9話終了時点での期間平均は7.2%となっています。
これに加えて、小雪さんは決して好感度が高い女優ではなく、むしろ世間からはあまり良くは思われていない方で、「嫌いな女優ランキング」などのネガティブなランキングの常連であり、男性からも女性からも良い印象は持たれていません。
その原因となっているのは、やはり小雪さんの過去の言動にあり、昨年12月公開の映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の製作報告会見の席で、「女優としても女性としても、いろいろな経験をさせていただくことは本当にプラスになっている。親になって初めて人間にさせていただいていると思っている。」などと語り、この「親になって初めて人間にさせていただいていると思っている」という発言が物議を醸し、「子供を産めない女性は人間じゃないとでも?」「不妊で悩んでいる人は気になるし傷つく」といった批判が寄せられることに。
こうした言動が尾を引き、『大貧乏』で小雪さんが主演を務めるということに対しても、ネット上では厳しい声が上がっているのですが、とりあえず初回でどれほどの数字を獲得できるのかに注目したいですね。