19日に最終回を迎えたドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)で主演した女優・小芝風花さん(こしば・ふうか 23歳)が、10月11日放送のドラマ『書類を男にしただけで』でも主演を務めることが22日に発表されました。
これに対してネット上では“ゴリ押し”などと揶揄する声や、ドラマへの出演が続いていることによって、体調を心配する声も多く上がっています。
小芝風花さんが新たに主演を務めるドラマ『書類を男にしただけで』は、10月11日(日曜)14時~同54分に放送される単発ドラマで、女性主人公が性別を偽って企業に就職し、奮闘する姿を描いた社会派ラブコメディとなっています。
<↓の画像が、『書類を男にしただけで』で主演する小芝風花さんのビジュアル写真>
小芝風花さん演じる主人公・箕輪祐希(みのわ・ゆうき)は、セクハラ上司を背負い投げしたことで会社をクビになり、気が強すぎることが災いしてか転職活動が上手くいかず、彼氏にもフラれてしまうという踏んだり蹴ったり状態の中で、広告業界最大手の『インサイトエージェンシー』の採用試験で最終選考まで通過。
ただ、エントリーシートの性別欄で男性の方に誤ってチェックを入れてしまっており、最終選考で健康診断を受けた際に担当の医師から「ここで女だって言ったら落とされるよ」と追い詰められ、失敗続きだった就職活動を振り返り、「男で天下取ってやる!」と決意し性別を偽り入社しました。
入社後は周囲にバレないように奮闘する祐希でしたが、同僚の男性社員に恋をしてしまい…というストーリー展開となっています。
脚本は、ドラマ『いま、会いにゆきます』『ヤンキー母校に帰る』『救命病棟24時』『我が家の問題』などを手掛けた飯野陽子さんが担当。
演出は、『花より男子』『クロサギ』『ウロボロス~この愛こそ、正義。』『ごめん、愛してる。』『花のち晴れ~花男 Next Season~』『逃げるは恥だが役に立つ』『テセウスの船』など、数多くの作品を手掛けているTBSの石井康晴さんが担当します。
そして、小芝風花さん主演の新ドラマ発表を受けてネット上では、
- ここ最近のドラマへの起用率高いなぁ~。でも、様々な役を自分のものにできるから、きっと今回もハマりそう。連ドラ化までいけばいいですね。
- 美食探偵、妖怪シェアハウスと続いてて体調が心配になる。事務所の人も考えてあげて
- 事務所働かせすぎじゃない?ドラマ途切れないし、CMやら深夜のバラエティやら。先週も番宣でバラエティ出てたし。大切に育てないと彼女潰れちゃうよ。
- オスカーに残ってくれてる数少ない女優さんなのに、働かされ過ぎで摩耗してしまいそう…
- 小芝さんちゃんと休んでるのかな?立て続けでドラマ出てるよね。大好きな女優だからたくさんテレビで見れて嬉しいけど、体調崩さないから心配
- 可愛いし演技も上手いと思うけど、出しすぎ。お腹いっぱいだし、事務所の窮状を嫌でも感じちゃう。
こんなに立て続けに出したら飽きられるに決まってるし、事務所はこのこを捨て駒にするつもり? - 小芝さん好きだけど体調大丈夫だろうか?と思うくらい出ている。あまり出しすぎて昔の剛力彩芽みたいにゴリ押しって言われないか心配。
- 今やオスカー唯一の希望の星だからもう押されまくっている。そういう大量消費戦略で客から飽きられ、所属タレントからも見放されているのに、いまだに懲りてない
まあそういう事務所のやり口に乗っかってどんどん主演ドラマを供給するテレビ局も同罪。ドラマの出来以前にそういうことを感じるよ - 勢いがあり今はまだ格安で使える小芝さんを酷使していませんかね?
新しい看板女優にするつもりなら、演技の深みを増す余裕もないまま、矢継ぎ早に身をすり減らすような仕事はさせない方がいい。
といった声が上がっています。
小芝風花さんが所属する芸能事務所『オスカープロモーション』は、薄利多売によって所属タレントのメディア露出を増やし、人気・知名度を上げるという手法を昔から行っており、上戸彩さんもそうして看板女優となりました。
武井咲さんや剛力彩芽さん等も事務所の猛プッシュを受け、女優として成長していったのは事実ですが、ゴリ押しによるオーバーワークで体調を壊す恐れや、視聴者側は食傷気味になり、女優のイメージが悪化してしまうリスクもあります。
そのため、オスカーのゴリ押しに対しては以前から批判の声が上がっているのですが、オスカーは今年に入ってから多くの人気タレントが流出し、非常に厳しい状態にあると言われています。
オスカーの若手女優の中である程度の実力があり、様々な仕事をこなせるのは小芝風花さんぐらいとあってか、今年に入ってからすでに連ドラ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)と『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)に出演、この他にも複数のテレビ番組に出演したり、ナレーションを担当するなどしています。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、オスカーは「オスカーニュース」という独自の新聞を毎クール製作しマスコミに配布しているそうなのですが、今夏号の1面は小芝風花さんがセンターで、両脇が上戸彩さんと真矢ミキさんという構図だったといい、これは小芝さんを看板女優にするため、今後さらにプッシュしていくという決意表明だろうとのことです。
<↓の画像は、2017年夏のオスカーニュースの写真>
小芝風花さんは演技力が好評価されており、今後もドラマや映画などへの出演を重ね、さらに演技を磨いてオスカーを代表する女優へと成長することに期待しますが、オスカー側もある程度仕事量を調節するなどし、大事に育てていってほしいですね。