小田和正が紅白初出場へ? テレビ嫌い、音楽番組に強い不信感も…NHKが今年の起用に向け猛アプローチ開始

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小田和正

NHKが今年の『第76回NHK紅白歌合戦』に向けて、人気アーティストやレコード会社とパイプがあるスタッフたちを東京に集結させ、今年の出場者候補をリストアップし、昨年から音楽活動を再開した中森明菜さん(60)のほか、“アンチ紅白”なシンガーソングライター・小田和正さん(77)らも候補に挙がっていると週刊誌『女性自身』が伝えています。

女性自身によると、NHKは今年3月に前身の社団法人東京放送局が放送を開始してから100年の節目を迎え、記念すべき年を締めくくる紅白を成功させるため、「NHKの7月人事で、音楽畑のベテランプロデューサーや古株のディレクターが、NHKが地方に設けている放送局から東京に異動となりました。経験豊富な制作陣に入れ替えたのは例年にはない動きです」と音楽関係者が語っています。

紅白は例年、7月から番組のスタッフ陣を固めて出演交渉をスタートさせるといい、今年の紅白出場が囁かれている歌手について同関係者は、「放送100周年をメインテーマに据えて、一時代を築いた松田聖子さん(63)や、中森明菜さん、中島みゆきさん(73)などのスターたちをキャスティングしたいと考えている」と明かしています。

その中でも、NHKが最優先で起用したいと考えているのが小田和正さんといい、小田さんは70代後半になっても変わらず精力的に音楽活動をしていて、今年は5月から全国13ヶ所で28公演を行うアリーナツアー『明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!』をスタートさせ、このツアーの観客動員数は約31万人が見込まれています。

小田和正さんは、『たしかなこと』『言葉にできない』『ラブ・ストーリーは突然に』など複数のヒット曲を持ち、幅広い年代に親しまれている人気歌手ということで、NHKは小田さんをキャスティングしようと必死なようです。

小田和正さんの代表曲『たしかなこと』

ただ、小田和正さんはテレビに対して強い不信感を持っていることを公言していて、そのためバンド『オフコース』(1967~1989年)時代から音楽番組にはほとんど出演せず、楽曲制作やライブ活動をメインにしており、例外的に2001年から昨年まで放送の音楽特番『クリスマスの約束』(TBS系)には出演していました。

そんな小田和正さんは昨年に『朝日新聞』のインタビューで、「昔、仙台で学生でいたころは、テレビにも出てたりしたんだけど、なんか嫌なことが多かったのね。要するに、出してやっている、みたいな扱いをたくさんされて」などと語っていました。

女性自身によれば、小田和正さんは音楽番組に対して「大事に扱ってくれない場所」との印象を抱いていたことがあり、紅白出場のバンドと共演時には「君らは紅白に“偏見”はないのか」と発言したと報じられたこともあったといい、それでもNHKは何度も出演オファーを出したそうですが、断られ続けてきたとのことです。

そうした中で、小田和正さんがスタッフとこだわり抜いて制作の『クリスマスの約束』が昨年をもって終了し、NHKは今年の目玉として小田和正さんを起用しようと血眼になってアプローチをかけているといい、「NHKは小田さんをたびたび起用し、距離を縮めています。2017年にインタビュー番組、2019年と2023年にツアー密着のドキュメンタリー番組でNHKに出演。2022年のドラマ『正直不動産』では主題歌を担当していました。同作は2026年に映画化されることも発表されています。実はインタビュー番組とツアー密着ドキュメンタリーは、アナウンス室の制作でした。音楽畑のスタッフだけでなく、アナウンス室の小田さんとのパイプも使いながら、NHKが一丸となって動いている」としています。

この報道を受けてネット上では、

  • 収録なら、かろうじて可能性はあるかも
  • 小田さん、明菜、みゆきが出るなら絶対見るよね
  • スピッツと小田さんは紅白には出ない、これ定説。
  • 放送100周年だし様々な年代からセレクトして欲しい。K-POPはいらない
  • アンチ紅白な大物を連れてきて凄いだろ!って紅白担当者の手柄争い、NHKの自己満足に過ぎない。
    昔から紅白を盛り上げて、大切にしてきた大物に改めて光を当てた方がファンは喜ぶと思う。ズレていると感じる。
  • 小田和正は去年のTHE ALFEEみたいに、他の歌手達と楽しく賑やかに出演できるタイプでもなさそうだし、年齢的にもちょっと遅いよね。
  • 小田和正氏を出演させようと力を入れるのもいいですが、放送100年にふさわしい方々を出演させてください。
    若年層受けを狙った、スタート社や韓国アーティストなどで埋め尽くされるのなら放送100年の紅白にはふさわしくない

などの声が上がっています。

昨年の紅白は、デビュー50周年を迎えた『THE ALFEE』が1983年以来、41年ぶり2度目の紅白出場などで注目を集め、何よりも『B’z』が紅白に初出場したことで大きな反響を呼びました。

しかし、番組の平均視聴率は伸び悩み、2023年の視聴率はわずかに上回ったものの、歴代ワースト2位の低視聴率となっていました。

そして、今年の紅白を巡っては小田和正さんの他にも、元『CHAGE and ASKA』のASKAさんにも出演オファーを出すのではと囁かれており、チャゲアスは1990年代に『SAY YES』『YAH YAH YAH』などのヒット曲を生み出すも、年末は仕事をしないスタンスだったことで出演を断っており、意外にも紅白に出場したことがないことから、目玉になると言われています。

ASKAさんは今年に入ってNHKの音楽番組にも出演していて、違法薬物事件で逮捕されてから早10年以上が経って民放の音楽番組にも出演するようになっていますし、今年の紅白に出場する可能性は十分あるとみられます。

その一方で、小田和正さんは現在もテレビに対しては不信感を持ち、こだわりが非常に強い方ということから、台本でガッチガチに固められていて自由がきかない紅白に、今さら出場する可能性はかなり低いのではないかと思いますが、今後どういった展開を迎えるのかに注目ですね。

参照元
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2491604
  • https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2024/pdf/20241127_01.pdf
  • https://friday.kodansha.co.jp/article/424094
  • https://www.asahi.com/articles/ASSDS12QYSDSUCVL06PM.html
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    TsukkomiQ
    ID:NjgzNTY0ZT

    昭和から活躍しているアーティストは、TV嫌いが多い。すなわち小田和正さんは紅白に出場する可能性はないに等しい🙎

  2. 2
    ベンジャミンブラドック
    ID:OGU4OTYzZD

    そりゃ、出演してもらえたら嬉しけど…

    ワンチャンあるとすれば、小田さんも年老いて丸くなったのと、昨年でクリ約を終わらせた事。 ファンの皆が喜んでくれるならのファン想いの心境変化。

    まぁ、出ても出なくても小田ファンは最期まで見届ける。

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