1月スタートのNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演している俳優・小栗旬さん(39)が、過去にドラマで共演した俳優・西村まさ彦さん(旧芸名・本名=西村雅彦 61歳)との関係が悪化し、“共演NG”としていることを15日発売の週刊誌『女性自身』が報じ注目を集めています。
女性自身によれば、脚本家・演出家の三谷幸喜さん(60)が手掛ける『鎌倉殿の13人』には、三谷さんの作品に度々出演しているお馴染みの役者が顔を揃えていることから、視聴者からは西村まさ彦さんの出演を望む声が上がっているといいます。
しかし、NHK局員に話を聞くと「ある事情があっていまだにオファーされていません」と語ったとし、小栗旬さんと西村まさ彦さんの間には“因縁”があることで、共演が難しい状況にあるそうです。
事情を知る小栗旬さんと西村まさ彦さんの知人は、「2010年10月に、小栗さんが『獣医ドリトル』(TBS系)の主演を務めたときのことです。小栗さんが演じる敏腕獣医が、さまざまな問題を解決していくドラマで、西村さんは第1話のゲストとして出演しました。いくつか2人が絡むシーンがあったのですが、西村さんの演技は、小栗さんにとって“独りよがり”に見えたそうなのです。年上の西村さんに面と向かっては言わなかったそうですが、『西村さんの芝居には、最終話まで悪影響が出ましたよ。演技が乱されてしまいました』と、非常に憤っていたのです」
と証言しています。
<↓の画像は、小栗旬さん主演ドラマ『獣医ドリトル』の写真>
2人を知る芸能関係者も、「小栗さんはスタッフを名前で呼んだり、撮影現場全体を俯瞰して見て気配りを欠かさない“座長”意識がとても強い人。一方の西村さんは、昔から独特のペースで演技を組み立てる役者です。小栗さんは西村さんの芝居に、共演俳優を生かす気持ちが欠けているように感じたのでしょう。以来、小栗さんは西村さんを“共演NG”としているのです」
と明かしています。
そんな2人は『獣医ドリトル』での共演から4年後、2014年に天海祐希さんが主演したスペシャルドラマ『お家さん』(日本テレビ系)で共演したのですが、「この時の撮影では、ほとんど口も利かずに撮影を終えています」と芸能関係者が語っています。
<↓の画像は、ドラマ『お家さん』出演者の写真>
西村まさ彦さんはさらに、所属している劇団『東京サンシャインボーイズ』(現在活動休止中)の主宰でもある三谷幸喜さんとも確執があるとし、「かつて2人は盟友の関係にありましたが、三谷さんが紹介した芸能事務所から西村さんが独立するなど、三谷さんから見て“不義理”に見えることが度重なって、彼を起用しなくなりました。2016年の『真田丸』では、事務所関係者が三谷さんに頭を下げて、西村さんは出演できたのですが、現在は2人の間を取り持っていたその関係者も去ってしまったそうです」
と、前出のNHK局員が証言しています。
女性自身はこのように、西村まさ彦さんが小栗旬さんや三谷幸喜さんと確執を抱え、それによって『鎌倉殿の13人』への出演は難しいことを伝えているのですが、これに対してネット上では、
- 確かに西村さん気難しそう
- 西村まさ彦って温和そうな人に見えるけど、性格悪い話が多いね
- 舞台出身の人ってそういう話よく聞くよね。ギャップがすごいというか、テレビ見てるか限りではいい人と思っちゃうから
- 古畑でしか知らなかったけど、西村さん癖ありそうだよね
- 実際は古畑のときの役柄とは真逆ってイメージがある
- 小栗が西村を避けている理由がいまいち良くわからん
- 嘘でしょ笑 西村三谷はまだわからんでもないが12年前の小栗って笑
- 私的に小栗旬が俳優界で大物きどりっぽい方が鼻につく。そんな凄かったっけ?演技
- こういう話は全く信じてない 戸田恵梨香と水川あさみも嘘だったし
などの声が上がっています。
女性自身が1月に報じた記事では、小栗旬さんが過去に内輪の集まりで共演NGの役者はいるのか聞かれた際に、あるベテラン俳優の名前を挙げただけだったとし、「それにしても『〇〇さんは、まあ大変ですよね』ぐらいで、笑いながら話していましたので、実際は“共演NG”はほぼゼロなのだと思います」
と、仕事関係者は話したと伝えていました。
そのため、小栗旬さんと西村まさ彦さんは本当に共演NG状態にあるのか否かは不明ながら、西村さんは気難しい人との話は過去に何度か週刊誌等に報じられており、三谷幸喜さんとの不仲説もかねてから囁かれています。
2020年に、25年連れ添った元劇団員の妻との熟年離婚が発覚した際には、女性自身の取材に応じた女性マネージャーが西村まさ彦さんの性格について、「不器用でコミュニケーションが苦手な面があります。特に芝居の仕事を抱えている時は、周囲とほとんど口をきかなくなることもある」
と明かしていました。
その一方で小栗旬さんは過去のインタビューで、「役者というのは、人に出会う仕事だと思うんですよ。しかも、必ずコミュニケーションのうえで成り立っている。出会った人の芝居によって、自分の芝居も変わっていくからこそ、出会いもコミュニケーションも大切にしたいんです」
などと語っており、西村まさ彦さんとは真逆のタイプということから意見が合わず、衝突してしまうのも仕方がないのかもしれません。
西村まさ彦さんの演技力、独特の存在感は高く評価されており、2020年放送の大河ドラマ『麒麟がくる』でも存在感を発揮し、視聴者からは名演に感激したとの声が多く上がっていましたし、『鎌倉殿の13人』への出演にも期待したいところですが、小栗旬さんや三谷幸喜さんとの関係もあり、やはり実現には至らないのでしょうかね…。