今年8月公開の実写映画『ルパン三世』や10月放送のドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)に出演するなど、映画やドラマに引っ張りだこ状態の人気俳優・小栗旬さん(31)が、現在主演を務め放送されているドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日系)の第7話視聴率が、前話から大幅にアップし16・7%を記録したことが分かりました。
これまでの視聴率を見ると、初回9・7%、第2話9・7%、第3話10・1%、第4話12・0%、第5話13・1%、第6話11・6%と推移しており、前回から5・1ポイント急上昇しています。
今期の民放連ドラで15%を超えを果たしたのは、「花咲舞が黙っていない」(日本テレビ、水曜後10・00)に続く2作目。
今回大幅に視聴率を伸ばした理由に、平均視聴率18・5%、瞬間最高31・4%を獲得した女子サッカー・アジア杯準決勝「日本×中国」の中継が延長され、通常より1時間遅れで放送されたことが影響したとみられています。
これにネットでは、
- サッカー延長で裏の「MOZU」とのかぶりが無くなったのが良かったのかも。
- これは見なきゃいけないドラマ。被害者(加害者の場合もあるが)の霊に事情聴取する刑事なんて、なかなか日本のドラマでは出てこない。
- 感情的になり過ぎて度を越えそうになるのを、周りが冷静に受け止めていて、今までにないパターンで新鮮だったように思う。
- 元ブランキーの中村達也が出たからみたよ
- テレ朝は報道ステーションがあるから無理だけど、夜10時台向きな番組かも
などのコメントがありました。
『BORDER』は初回から徐々に視聴率を伸ばしていますが、それとは逆に裏で放送されている西島秀俊さんが主演のドラマ『MOZU』(TBS系)は、5話目までは2桁をキープしていたものの、先週放送された第6話では9.9%と初の1桁の視聴率になっており、少しずつ視聴者離れが起きていることが分かります。
現時点ではほぼ互角といった状態ですが、今回『BORDER』が16.7%を記録しているため、木曜21時の刑事ドラマ対決は『BORDER』に軍配が上がるかもしれませんね。