NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演している俳優・小栗旬さん(39)が、1月末から2月上旬にかけての約10日間、撮影現場に来なくなるハプニングがあったことを17日発売の週刊誌『女性セブン』が伝えています。
記事ではNHK関係者が、「1月末から2月上旬にかけて突然、小栗さんが現場に来なくなった。急きょ撮影スケジュールが大幅に組み替えられ、小栗さんが登場しない場面の撮影が重点的に行われたんです。現場になぜいないのか説明もされず……“撮り続けていいの?”とスタッフも困惑していました。小栗さんが復帰したのは約10日後のこと。いまだ詳しくは知らされず、小栗さんの状況を案じる声まであがっていました」
と明かしています。
現場スタッフや共演者たちから心配の声が上がった背景には、芸能人の新型コロナウイルスへの感染事情があるとし、「多くの場合、映画やドラマ、テレビ番組に出ている芸能人は、たくさんの別の仕事を抱えています。本来であれば、濃厚接触の状況などをしっかり確認して対応すべきなんですが、保健所がパンクしていて、出演者それぞれの接触状況の確認がされない。それを待ってすべての現場を止めるわけにもいきません。ほかの現場に影響を及ぼしてしまうため、公表しないケースが増えてきています」
と、現在の状況をテレビ局関係者が明かしています。
ただ、小栗旬さんが新型コロナに感染したのか、感染者の濃厚接触者に認定されたのか否かは不明で、急に他の仕事が入った可能性もあるそうです。
NHK関係者は、「小栗さんがいなくなった理由はごく一部の関係者しか知らされていません。戻ってきてからの彼は、再び元気に撮影をこなしています。復帰直後には、新垣結衣さんがクランクアップを迎え、小栗さんも『間に合ってよかった』と安堵していました。NHKは公共放送ですから、何があったか公表すべきという声もありますが、今はたまった撮影をこなすことが第一だと判断しています」
と明かしています。
<↓の画像は、『鎌倉殿の13人』出演者の写真>
(左から)菅田将暉さん、新垣結衣さん、小栗旬さん、大泉洋さん、小池栄子さん
そして、女性セブンは事の真相を確かめるために、小栗旬さんが所属する芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』に確認したところ、「お答えすることはありません」との回答だったそうです。
NHKも小栗旬さんが姿を消した理由について、「制作過程についてはお答えしていません」と回答し、真相は明らかになっていないようですが、この報道に対してネット上では、
- コロナか濃厚接触じゃね?
- 別にコロナでも濃厚接触者でもいいじゃん
- コロナ陽性か濃厚接触者だったんじゃないかな。お子さんの関係もあるから公表しなかったんだと思う。
- 世間には公表しなくていいと思うけど、スタッフにはちゃんと説明してあげてほしい…
- スタッフには言おうよ、結局こうやって記事になってバレるやん。
感染や接触者になるのはもう仕方ないことだしさ - 末端に伝わってなかっただけじゃない?もしくは関係者じゃないとかね
- 仮にちょっとでもコロナとか濃厚接触者と言えばどこかから漏れてニュースになって騒がれるのが嫌だったとか
- 何か凄く触れられたくないプライベートなことかも
- いなくなった、ってそんな失踪したみたいに言わんでもね。この時期ならコロナの濃厚接触者とかそういうんじゃないのか
- 濃厚接触者だよね。同じ時期に小池栄子もあさイチに出なかった
情報が漏れないように知らされなかったんじゃない?
などの声が上がっており、様々な憶測が飛び交っています。
現在も様々な現場で新型コロナ感染者が確認され、それに伴って複数の濃厚接触者が出ている状況で、『鎌倉殿の13人』で小栗旬さん演じる北条義時の姉・政子を演じる小池栄子さんは、1月28日に出演予定だった『あさイチ』(NHK)を濃厚接触者の可能性があるとして欠席しています。
ただ、誰が新型コロナに感染し、濃厚接触者の疑いがあったのかは公表されていません。
女性セブンによると、小栗旬さんが撮影現場に来なくなったのは1月末からとのことで、小栗さんも濃厚接触者の疑いがあった、もしくは新型コロナに感染したとも考えられますが、感染していた場合にはさすがに共演者、スタッフにも伝えると思うので、濃厚接触者になった可能性の方が高い気がしますね。
ちなみに、新型コロナの濃厚接触者や陽性反応が出るも無症状だった場合、7日間経過すれば療養期間が解除されます。
一方、症状がある場合の療養期間解除は、症状が出た日から10日間以上経過していること、さらに症状の軽快から72時間(3日)以上経過している必要があり、有症状者の療養期間解除は最短でも10日となっています。
<↓の画像は、厚生労働省による新型コロナ療養期間解除の説明>
小栗旬さんは濃厚接触者だったのか、陽性が確認されたのか、それとも別の仕事で急遽撮影を欠席することになったのか不明ですが、いずれにせよ、引き続き新型コロナの感染には注意して、無事にクランクアップを迎えてほしいですね。