俳優・小出恵介さん(こいで・けいすけ 36歳)が今年8月、芸能事務所『Rhythmedia(リズメディア)』への所属と芸能活動再開を発表し、来年春公開予定の映画『女たち』(内田伸輝監督)への出演も発表されていますが、復帰宣言後もテレビ方面では、閑古鳥が鳴いている状態だと週刊誌『女性自身』のWeb版が伝えています。
小出恵介さんは2017年6月に『フライデー』によって、当時17歳の未成年女性との飲酒や淫行スキャンダルをスクープされ、当時所属していた芸能事務所『アミューズ』は無期限芸能活動休止を発表しました。
<↓の画像は、小出恵介さんと未成年女性の2ショット写真>
これによって同月からスタート予定だった主演ドラマ『神様からひと言〜なにわ お客様相談室物語〜』(NHK)がお蔵入り、『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)では賀来賢人さんが代役に起用されたほか、『Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜』(Netflix)は玉山鉄二さん、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は大谷亮平さんを代役に起用して撮り直し、多部未華子さんと共演のCM『マウントレーニア』は契約解消となりました。
小出恵介さんはその後、『フライデー』に被害を訴えた未成年女性に示談金を支払い和解が成立、未成年女性を深夜に連れ出したことで、青少年健全育成条例(夜間の連れ出し)違反の疑いで大阪地方検察庁に書類送検されましたが、2017年12月に不起訴処分となりました。
報道から1年後の2018年6月には、契約満了をもってアミューズとの契約が終了となったほか、ドラマ・映画、CMの降板などで発生した損害賠償金は総額5億円超えにも上っていましたが、アミューズが肩代わりしたことも明らかになりました。
アミューズとの契約終了後に小出恵介さんは渡米、現地の語学学校に通って英語を学び、演劇学校にも通いながらエキストラの仕事もしていました。
そうした活動が日本人プロデューサーの目に留まり、キングコング・西野亮廣さん原作のミュージカル『えんとつ町のプペル』のオーディションを勧められて受けたところ合格、今年9月からニューヨーク公演で主演する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で公演が来年以降に延期となりました。
そうした中で、歌手・MISIAさん等が所属する芸能事務所『リズメディア』と専属契約を結び、倉科カナさんや高畑淳子さん等が出演の映画『女たち』に医師役で出演することも決まりました。
<↓の画像が、映画『女たち』出演の小出恵介さんの写真>
しかし、『女性自身』によれば現在も厳しい状態にあるようで、記事ではテレビ局スタッフが、「表向きでは一応、復活した形にはなっています。しかし、現場サイドでは全くキャスティング会議に上がる気配がありません。復帰を宣言したものの、テレビ方面では閑古鳥が鳴いている状態です。本人がどれだけ『相手の女性が未成年とは知らなかった。強引に関係を持ったという事実はない』と主張しても、スキャンダルによるイメージ悪化は想像以上に深刻でした。彼が出る作品にはスポンサーもつきにくいですし、女優たちから共演NGが出ているケースもあるみたいです。つまり八方塞がりすぎて、現場としてもわざわざ小出さんにオファーするリスクを冒せないのです」
と現状を明かしています。
このように地上波のテレビ出演はかなり難しく、当面は舞台や映画への出演で実績を積んでいくのではとみられているそうで、「地道に演技力を磨いて、賞でも取れば流れが変わるかもしれません。YouTubeなどの“別の稼ぎどころ”を探すことも考えられるでしょう。あとは“小出恵介”の名前でバーをやるなど、畑を変えるという選択肢もあります。ただそれらが成功するかどうかも含めて、これからの彼の襟の正し方次第といえるのではないでしょうか」
とスポーツ紙記者が語っています。
この報道を受けてネット上では、
- 今の時代、新井浩文の件もあり、リスク承知で使うほどでもない
- のだめやJINなど、せっかく名作ドラマに出て順調だったのにもったいなかった。アミューズの力を自分の力と勘違いしてたのかな。事務所を離れればこんなもんでしょ
- 復帰するしないは個人の自由だし、好きにすれば良いと思うけど、昔のようの活躍の場が与えられるほど甘くは無い
この人がいない間に代わりもどんどん出て来て、絶対に小出じゃなきゃ駄目という絶対的な存在感も無いのが現状だと思うから、なかなか厳しいと思う。 - 東出昌大は19歳とはいえ未成年に手を出し、しかも妻が妊娠中の不倫で、一度発覚してもやめずに結構悪質だと思うけど、しれっと映画にも出て何事もなかったように活動してるよね。この違いは何なのかな。
- スキャンダルもそうだけど、スキャンダル前から横柄な態度があったというのが気になる。
ブラマヨの小杉さんが、プライベートの場で、酔った小出さんに何か面白いことやれよと言われたと話していた。
そういうところはスタッフに対しても出ていたんじゃないか。スタッフに愛されてないと、再スタートは茨の道。 - 華やかなイケメンとまでは行かないが、さわやかで誠実そうに見える好青年キャラで売っていたので、起こした事件とのギャップで使いづらいと思われるのは自然だと思う。
残念ながら、よく言われる通り、元々がいい加減そうに見えたりチャラそうに思われている芸能人や、押しも押されぬ代わりの効かない大俳優でもなければ、イメージの回復は並大抵のことじゃない。 - 正直、相手の女の子が未成年ということより、あのセラミック男との交際があったことがもう終わりの始まりだったと思う。
素性を聞くまでもなく、近寄ったり関わってはいけないタイプの人だと、顔を見れば普通はわかる。
などの声が上がっています。
小出恵介さんはあの未成年飲酒・淫行スキャンダルがきっかけで様々な悪評が噴出、人として色々と問題があったことが明らかになってしまったため、テレビ番組の制作サイドが小出さんをキャスティング候補にすら挙げないのも仕方がないことかもしれません。
小出恵介さんは9月に女性誌『婦人公論』に掲載されたインタビューの中で、あのスキャンダルの1年半前ぐらいから私生活がかなり荒れていたことを明かし、「その理由は仕事のプレッシャーもあったかもしれませんが、単純に驕(おご)りもあったんです。それまで14年間、幸いにも非常に恵まれた仕事をさせていただいていたのに、それに慣れてしまい、感謝もだんだん薄れていった。俳優仲間に対しても、あるときから無神経で傲慢になっていたと思います。」
と振り返っています。
また、「『ほかの役者とは違うことを吸収するんだ』という気持ちで、ほかの職業の人たちとコミュニケーションをとったり、食事に行ったりするようになり、よくわからない人たちが出入りするような環境に身を置くようになった。自分にとって居心地がよかったわけじゃないのに、意地になって、結果的に自分を危うい状況に追いやっていったんですよね。」
と明かしています。
小出恵介さんの問題言動、酒癖の悪さに関しては複数のお笑い芸人たちに暴露されており、相手を見て態度を変えるタイプということも明らかにされています。
それによって小出恵介さんの周りからは人が離れていき、テレビ番組のキャスティング会議でも名前が挙がらないのは、あのスキャンダルに加えて過去の言動も大きな要因なのではとも思います。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、態度を改めて役者としての実績を積み重ねていけば、徐々に状況が変わっていくとみられるので、これからに期待したいですね。