ラジオ番組『アッパレやってまーす!水曜日』(MBSラジオ 水曜22時)の生放送中に、番組降板を直訴するという“放送事故”を起こし、物議を醸していたグラビアタレント・小倉優香さん(おぐら・ゆうか 21歳)が、本人の望み通りに番組降板となったことが明らかになりました。
『毎日放送(MBS)』は26日に社長会見を書面で開催し、三村景一社長(65)は小倉優香さんの番組降板直訴について、「小倉優香さんには、ご本人のご希望どおり番組を降板いただきます。(26日)の『アッパレやってまーす!水曜日』でリスナーの皆さまにもその旨ご報告すると聞いています」と番組降板を正式発表しました。
小倉優香さんの番組での言動に対しては、「私が気になっていることは、楽しみに聴いてくださるリスナーがこの放送をどんな思いで受け止めたのか、ということです。『放送局と出演者の信頼関係』ももちろん大事ですが、一番大切なのはリスナーです。担当プロデューサーは『一緒に番組を作ってきた仲間として、突然のあのような発言があったことは残念』だと言っていますが、発言がリスナーを裏切るものだったという残念な思いは至極当然です。今夜の放送を聴いてそういうことだったのかとご納得いただけるような番組をお届けし、リスナーの信頼を回復して欲しいと願っています」
とコメントしています。
番組の今後についてですが、すでに番組公式サイト上からは小倉優香さんの写真のみ削除され、『アッパレやってまーす!水曜日』の出演者はケンドーコバヤシさん、AKB48・柏木由紀さん、アンガールズの4人に変更し、今後もこのメンバーで番組を継続するといい、小倉さんの後任は立てないそうです。
<↓の画像が、小倉優香さん降板後の『アッパレやってまーす!水曜日』レギュラーメンバーの写真>
また、小倉優香さんが今後MBSの番組に出演するのかどうかについては、「どなたにご出演いただくかは各番組の担当者が判断することですので、会社として誰かを『出入り禁止』と決めることはありません」
と回答しています。
そして、『アッパレやってまーす!水曜日』の降板発表を受けて、小倉優香さんが所属する芸能事務所『エイジアプロモーション』はスポーツ紙の取材に、「(MBSが)しっかりと真摯に向き合っていただいて話し合った結果です」とし、今後の活動については「現状は変化がない」「協議も重ねている」と回答しています。
小倉優香さんの番組降板決定を受けてネット上では、
- こんな甘ちゃんは切り捨てて正解。他のメンバーの番組での空気が悪くなってしまう
- 彼氏が稼いでるから小金稼ぐ仕事はもう用無しなんだろうね
- ユーチューバー格闘家とのラブラブ時間が欲しく、生ラジオで降板直訴。彼女の希望通りになったから良かったね、だが芸能活動も終了と思う
- 社長の言葉…怒ってますやん(笑)まぁやる気のある人が楽しい放送した方がいいもんね。やりたい人たくさんいるだろうし
- タレント云々ではなく一社会人として通用しないよね。所属事務所ももうメディアでの仕事なんてないと思った方がいい
彼氏も局が悪い的な挑発というか煽るようなツイートしていて両方とも悪印象しかないや - 男作るのだけは真剣なのに仕事は真剣じゃないんだなー
- MBSラジオ出禁は間違いないね。他の同じ事務所のタレントは仕事が減りますね。事務所としてタレントの管理の出来てない事が知れ渡ってしまった。
コロナの中で企業も厳しい状況だから敢えて起用もしないでしょ - やる水リスナーからすると「でしょうね」意外の言葉は無いです。
どのみちスタジオに入れるの4人なんだし当面このメンバーでゆきりんイジりしててくれたらいいよ。
などの声が上がっています。
小倉優香さんは7月29日夜に生放送された番組ラストで突然、「朝早く起きて、夜早く寝るという生活をしていて、ラジオが辛くなったので、辞めたいと事務所に言ったんですけど、3~4ヶ月話をしてくれないので、ここで言います。辞めさせてください」と番組降板を直訴し、共演者たちからは困惑の声が上がりました。
その後、『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じた記事によれば、小倉優香さんの暴走行為に番組スタッフはブチギレ激怒、小倉さんの担当マネージャーは困惑し号泣、収拾がつかずに修羅場だったといい、小倉さんはそのままマネージャーの引き留めも無視し、スタジオから出ていったとしています。
こうした言動をして以降、小倉優香さんは番組収録には参加していないほか、ブログ、ツイッター、インスタグラムの更新もストップさせており、不穏な動きから芸能界引退説、恋人で総合格闘家・YouTuberの朝倉未来選手(あさくら・みくる 28歳)との結婚なども囁かれています。
『ワイドナショー』(フジテレビ系)でこの話題を取り上げた際には、元HKT48・指原莉乃さんも「彼女もきっと、もう芸能界の仕事はいらないっていう覚悟で言ってると思いません?じゃないとこんなこと言えないと思う」と分析していました。
この他にも番組降板を直訴した理由について、ラジオならではの下ネタトークも多かったことや、1本あたりのギャラは手取り2000円程度で、隔週の生放送を行う日に翌週分の収録を行うことから、それが割りに合わないと感じて番組降板を申し出たのではとも推測されています。
何れにせよ、今回の問題で小倉優香さんは要注意人物とされたことは間違いなく、芸能界を引退しなくとも、このまま仕事を干されて消えるかもしれませんが、今回の降板発表を受けて今後どのようなコメントを出すのかに注目したいですね。