女優・寺島しのぶさん(本名=寺嶋グナシア忍 49歳)の長男で、歌舞伎俳優の寺嶋眞秀さん(てらじま・まほろ 10歳)が、来年1月8日から放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』(NHK 日曜20時)に出演することが決定し、親子4代に渡って大河ドラマに出演を果たすということで注目を集めています。
NHKの発表によると、寺嶋眞秀さんは嵐・松本潤さん演じる主人公・徳川家康の長男・徳川信康(松平信康)の少年時代を演じるとのことです。
<↓の画像が、『どうする家康』で徳川信康(少年期)を演じる寺嶋眞秀さんの写真>
寺嶋眞秀さんの母親・寺島しのぶさんは、1993年放送の少年隊・東山紀之さん主演『琉球の風』で大河ドラマに初出演し、この作品では母親で女優・富司純子さん、父親の尾上菊五郎さんと親子役を演じていました。
<↓の画像は、寺島しのぶさんの父親・尾上菊五郎さん、母親・富司純子さんの写真>
寺島しのぶさんはその後も、1995年に西田敏行さん主演『八代将軍吉宗』、2001年に和泉元彌さん主演『北条時宗』、2003年に市川海老蔵さん主演『武蔵 MUSASHI』、2010年に福山雅治さん主演『龍馬伝』、2019年に中村勘九郎さんと阿部サダヲさんW主演『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演し、計6作に出演しています。
富司純子さんは、1966年に尾上菊五郎さんが主演した『源義経』で大河ドラマに初出演し、これがきっかけで菊五郎さんと結婚、その後も1990年に西田敏行さんと鹿賀丈史さんがW主演した『翔ぶが如く』、1993年に『琉球の風』、2001年に『北条時宗』、2009年に妻夫木聡さん主演『天地人』に出演と、5作品に出演しています。
尾上菊五郎さんも『源義経』で大河ドラマデビューして以降、1970年に平幹二朗さん主演『樅ノ木は残った』、1980年に菅原文太さん主演『獅子の時代』、1993年に『琉球の風』に出演し、これまでに4作に出演しています。
また、尾上菊五郎さんの父親・尾上梅幸さんは、1964年に大河ドラマの2作目『赤穂浪士』に出演していました。
そして、寺嶋眞秀さんが『どうする家康』に出演することが決定し、親子4代に渡り大河ドラマ出演となることに対してネット上では、
- 待ってました!眞秀くん、幼い時からファンでした!観ますとも。楽しみです。
- 先日はPICUに出演されていましたね。目が大きくて映えるお顔はお父様譲り、度胸と演技力はお母様 寺島しのぶさん譲りかと。
大きな期待を背負っているのにプレッシャーは微塵も無さそう、やはり血筋なのかと感心 - 前はもっとハーフっぽかったけどこの写真はお母さん寄りだね。和装似合う
- 寺嶋眞秀くんの歌舞伎を見ました。子役の中では抜きん出た演技だと思います。
目鼻立ちもくっきりしているので、歌舞伎にも入る顔立ちです。大河でも存在感のある演技を期待 - 歌舞伎などの伝統芸能は世代を重ねているのだから、そういう事も起きるだろう。異例とは大げさな気もする。
- 海老蔵んとこの姉弟よりゴリ押しすごいけどなんの力だろう…
- これぞ七光り なんか、育ちは良いんだろうけど鼻につくんだよな
- 4代で大河出演って凄いね。凄い家系だと七光りとか言われてしまう事も多いかも知れないけど、運も実力のうち
- 七光り感たっぷりだな。成田屋のところもそうだけど歌舞伎役者の子供って大変だよね
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
『どうする家康』で大河ドラマデビューが決まった寺嶋眞秀さんは、寺島しのぶさんとフランス人アートディレクターのローラン・グナシアさん(54)を両親に持つハーフで、2017年に初舞台を踏みデビューしました。
<↓の画像は、親子3ショット写真>
今年に入ってからテレビドラマにも出演するようになり、7月期に放送された永野芽郁さん主演『ユニコーンに乗って』(TBS系)で広末涼子さんの息子役を演じ、11月28日放送の吉沢亮さん主演『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)の第8話で月9デビューも果たしました。
11月には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)や『マツコ会議』(日本テレビ系)で寺島しのぶさんと親子共演するなど、テレビ番組への出演数が増加していますが、ドラマデビューから1年も経たないうちに大河ドラマ出演が決定し、親子4代での出演というのもすごいですね。
<↓の画像は、『徹子の部屋』出演の寺島しのぶさんと寺嶋眞秀さんの写真>
寺嶋眞秀さんはまだまだ演技の経験が少ないため、ドラマデビューからすぐに大河ドラマに出演することを巡っては否定的な反応もあり、事務所のゴリ押し、親の七光りといった声も上がっていますが、これから経験を重ねて一人前の役者に成長していってほしいです。