元『雨上がり決死隊』でYouTuberの宮迫博之さん(51)が新たにアップした動画に批判が殺到し、ネット上で炎上状態になっています。
宮迫博之さんは3月1日に、東京・渋谷のど真ん中に焼肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』をオープン予定で、YouTubeではそれまでの経緯を公開しており、13日にアップした動画では、人気YouTuber・ラファエルさんとコラボし、店に試食に訪れたラファエルさんに対して、店で提供する肉だと偽ってスーパーで購入した低価格の肉を試食させるドッキリを仕掛けました。
食通だと自称するラファエルさんは、600円程度のスーパーの肉だと気付かずに「うまっ!普通にうまいっすよ。めっちゃ、米が欲しいっす」「僕は全然お店に来ますけどね」」などと絶賛していました。
また、牛の“超希少部位”だと言って出された豚トロもラファエルさんは絶賛し、「これが一番うまい」などと語り、宮迫博之さんは「来られた時に、この肉は出て来ないですけどね。また炎上しますから」とネタバラシをしました。
続けて、「こんなん出しませんよ!スーパーで買ってきた肉ですよ」「俺ショックやわ。やれワインがどうだとか、オーパスの年代で味の区別が付くとか…とんだ“バカ舌”じゃないですか!」
などと、ラファエルさんを痛烈批判していました。
その上で、「今ここで分かったのが、スーパーのお肉ってすごいよね。結局、今どきのスーパーの肉はうまいもんね」
とフォローしていたのですが、この動画のコメント欄などを見てみると、
- スーパーの肉を馬鹿にしてる店が成功するわけがない
- スーパーの肉を見下してる感じがしてちょっと残念。スーパーで美味しいお肉で提供している人達に失礼
- 店主が食品偽装のドッキリを仕掛けるのは論外
- 「食を応援する」と公言している人が、スーパーの肉を馬鹿にしてるまでは言わないが、下にみた発言するとは。。。。
- 今こういうドッキリをやるセンス。そういうところってのが相変わらず分かってない
- 普段応援してくれてる人に、え?って思わせてしまった企画やなあ。チーム全員でOKと思って出してしまってることがちょっと危険なサインかも。ちょっと本当に一回コンサル入れた方がいいのでは。
- このドッキリは成功してるお店だからこそやれるドッキリ。少なくとも悪評が多く、まだ開店すらしてない店がやる行動ではない
などの批判が殺到しており、炎上状態になっています。
そして、この動画の問題点について『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の記事では放送作家が、「視聴者のほとんどがスーパーで肉を購入する層だというのにも関わらず、それをネガティブに扱っているともとれるような企画をするのはよろしくない。また、宮迫さんは焼肉店のプロジェクトをはじめたころから、“日本の食を応援します”とのスローガンを掲げており、焼肉店で“交雑牛の魅力を伝えたい”とも主張していた。」
と指摘しています。
また、宮迫博之さんはこれまでに投稿した動画でも度々炎上しており、その原因については「テレビ出演時代にはいたはずの“スタッフの不在”」を挙げ、「宮迫さんのチームは本業が俳優であったり、WEBライターの方であったりと異分野かつ未経験の人たちが中心となって企画、撮影、編集などを進めています。手探りでコンテンツ制作に取り組んではいますが、メディアリテラシーに欠ける部分も大きい。 また、宮迫さんが大黒柱というのもあるようで、企画段階で『これ面白いんとちゃう?』といったものに、チームのメンバーがあまり口を挟むことができないとも聞きます。最前線で宮迫さんとテレビを作ってきたディレクターや(放送)作家がついていればな…と思ってしまう」
と、宮迫さんを知る芸人が語っています。
宮迫博之さんの動画のコメント欄にも視聴者からは、このタイミングで肉を偽装して提供するドッキリを仕掛けるのは理解できない、この動画をOKとしてしまう制作チームにも問題があるとの指摘が多々寄せられており、着実にイメージが悪化していることで、ファンからは視聴者離れを懸念する声も上がっています。
すでに宮迫博之さんの動画視聴者は減少しており、メインチャンネル『宮迫ですッ!』の登録者数は昨年8月時点で143万人を超えていたものの、現在は138万人となっています。
また、動画の再生回数に関しては当初は100万回超えを連発していましたが、この1ヶ月の間に投稿した動画では100万回超えは1本のみで、最近は10万回を下回ることも増えています。
そうした中でも『牛宮城』関連の動画は再生回数を伸ばしており、複数のメディアが話題を取り上げていることもあってか、店の再生ドキュメントと題した動画は50万回前後で推移していて、良くも悪くも大きな注目を集めており、今後も今回のような炎上商法ともとれるような動画をアップしていき、話題作りをしていくつもりなのかもしれないですね。