闇営業問題が原因で昨年7月に『吉本興業』から契約解消され、今年からYouTuberとして活動している『雨上がり決死隊』の宮迫博之さん(50)が、週刊誌『週刊ポスト』のインタビュー取材に応じ、テレビ番組復帰への思いを語っており、ネット上では様々な声が上がっています。
宮迫博之さんは昨年6月に週刊誌『フライデー』によって、2014年末に行われた反社会的勢力(大規模詐欺グループ)の忘年会に事務所を通さない闇営業で参加、ギャラとして100万円を受け取っていたことが明らかにされました。
この問題で闇営業の仲介を担当したカラテカ・入江慎也さんは間もなく吉本興業から契約解消され、宮迫博之さんを含む問題の闇営業に参加した芸人たちは謹慎処分が下され、宮迫さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんは吉本興業と話し合いをする中で溝がさらに深まり、昨年7月には契約解消、今年1月からYouTubeへの動画投稿をスタートさせました。
これによって宮迫博之さんはテレビから姿を消し、コンビで出演していた『アメトーーク!』『世界の何だコレ!?ミステリー』『痛快!明石家電視台』『炎の体育会TV』などのレギュラー番組は、宮迫さん不在のまま相方・蛍原徹さんが引き続き出演しているという状況で、『雨上がりのフォトぶら♪』などの冠番組は終了となりました。
<↓の画像は、宮迫博之さんと相方・蛍原徹さんの写真>
吉本興業を辞めてから早1年以上が経過し、週刊ポストのインタビューに応じた宮迫博之さんは、少し前に蛍原徹さんと2人で話し合ったことを明かし、「『YouTubeを始めるタイミングとか、納得いってないことはたくさんある』と苦言を呈されましたね。僕は『芸能界に戻れる状況を(自分で)必ず作る。YouTubeを頑張りながら、そこに辿り着くから待っていてほしい』と伝えました。」
と明かしています。
また、「相方の本心は、僕が吉本と話し合い、復帰の環境が整うまでおとなしくしていてほしかったんじゃないかな。」と推察した上で、「でも僕は性格的に止まっていられるタイプじゃない。相方もそれが分かっているから、どこかで諦めていた部分があったんだと思います。」
と語っています。
<↓の画像が、週刊ポストの取材を受けた宮迫博之さんの写真>
これまでのコンビ関係については、「僕のわがままを相方が懐深く受け止めてくれる形でやってきた。」と語り、闇営業問題によって蛍原徹さんには大きな迷惑を掛けたにも関わらず、コンビを解散せずにいてくれていることに対しては「感謝しかない」といい、「だからこそ、コンビとして再び活動をできる状況を1日も早く作りたい」としています。
そして、各テレビ局の対応については、「吉本に対して“忖度”があって、『宮迫を出演させて怒られたらどうしよう』という不安があるのでしょう。吉本芸人と番組をやっている人は、いまだに僕との共演はNGだったりするようですし。そんな状況でも、極楽とんぼの加藤浩次さんをはじめ、連絡をくれる吉本の芸人仲間には、感謝しています。ロンドンブーツの田村亮ともたまに連絡を取っています。彼もYouTubeをやっているので、そのチャンネルで対談したいと言ってくれた。」
と、吉本興業を離れてからも声をかけてくれる芸人仲間への感謝も語っています。
吉本興業をクビになって以降も、テレビ局から良い仕事のオファーを何度か来たそうですが、それを受けなかった理由は「復帰するなら『アメトーーク!』だと考えていた」とし、「ありがたい話だったのですが、お断わりしました。『アメトーーク!』に再び出るために、これからテレビ局とも話し合いの場を増やしていけたら」
と思いを明かしています。
そんな宮迫博之さんに対してネット上では、
- 何でそこまでしてテレビ出たいの?そんなにプライドが許せないか
- アメトーークにお前の居場所無いんよ
- アメトーークのゲスト側で呼ばれたら面白い
- YouTubeやらなかったらとっくに復帰できてたよ
- ヒカルに頼った結果、youtuberとしては土台できたがTVとは縁切れたな
- 最近のアメトークはゲストの面白さが際立って良い。宮迫さんは自分が目立ちたいガヤが強くて、今考えるとうるさかったんだなと。
聞く姿勢の蛍ちゃんとゲストMCの組み合わせ、私は観やすくてこのままでいて欲しいなと思う - もう出る番組選べる立場じゃないだろ 宮迫おまえそういうとこだぞ
- 上手いこと立ち回らなくても、普通にさんまと松本人志にくっついてさえいるだけでテレビ復帰できてたんじゃないか
- 周囲がそろそろ復帰してもいいのでは?という雰囲気になる前に、我慢できずに自分から復帰アピールしてたり、YouTubeに出てしまい、反感をかってしまう感じ。
亮さんみたいに自ら復帰アピールしないで、まずは真摯に反省している姿が見えたら、今頃は復帰出来ていたと思う。自己中心的な性格、何か打算やずるさが見えてしまう。 - そもそもの性格がテレビよりYouTube向き。もっと言えばコンビ組む事にも向いてない。
1人では心細い。でも1番目立ちたい。ルールは守れない。真摯に反省できない。
筋も通せない。だけど許してくれる誰かは側にいて欲しい。ずっと蛍ちゃんに甘えてきたんだね。
などの声が上がっています。
宮迫博之さんは吉本興業をクビになって以降、明石家さんまさんの個人事務所で一時預かりとなり、さんまさんの力を借りて芸能活動再開となるかと思いきや、その前にYouTuberデビューしてソロ活動を展開していき、これに対してさんまさん、蛍原徹さん、ダウンタウン・松本人志さん、吉本興業の大崎洋会長らは否定的な反応をしています。
松本人志さんは2月放送の『ワイドナショー』にて、宮迫博之さんからYouTubeでの活動について報告を受けた際に、「ちょっとどうなの?」「とにかくもうちょっと大人しくしといたほうがいいんちゃうか」と伝えたことを明かしており、吉本興業との交渉もすんなりいっていないとの話もあるとしていました。
このように先輩たちからも苦言を呈されていたものの、宮迫博之さんはヒカルさんなど様々な人気YouTuberたちとコラボし、さらには吉本興業の後輩であるオリエンタルラジオ・中田敦彦さんとも共演、11月21日からはYouTubeで新番組『WinWinWiiin(ウィンウィンウィーン)』をスタートさせることを発表しました。
ちなみに、この新番組はテレビと変わらないクオリティの本格的なトークバラエティ番組を目指すとしており、初回ゲストとして6月にジャニーズ事務所を退所し、YouTuberとしても活動している元NEWS・手越祐也さんが出演することが明らかになっています。
<↓の画像が、YouTubeの新番組で共演の宮迫博之さん、手越祐也さん、中田敦彦さんの写真>
これでまたさらに吉本興業との関係がさらに悪化し、テレビ復帰が遠のくことを危惧する声も多く上がっており、宮迫博之さんは自ら状況を悪くさせているとの指摘もありますが、このままYouTuberとしても活動し元のポジションに戻れるのか否か、今後の展開を引き続き見守っていきたいですね。