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岡田将生が主演の『ゆとりですがなにか』第8話視聴率も微妙な結果に…『ごめんね青春』と同様に最低更新か

宮藤官九郎脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』が低視聴率でワースト記録更新の可能性…クドカン作品は好き嫌い分かれる?

2013年度の上半期に放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』の脚本を担当するなど、これまでに数多くのドラマや映画の脚本を務めている宮藤官九郎さん(45)の最新ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系 日曜22時30分~23時25分)が4月よりスタートし、5日放送の第8話の平均視聴率が8.0%だったことが明らかとなりました。

現時点で同枠史上ワーストの視聴率を記録しており、かなり厳しい状況にあるようです。

このドラマで主演を務めているのは岡田将生さん(26)で、その他に松坂桃李さん(27)、柳楽優弥さん(26)がメインに出演し、「ゆとり第一世代」にあたるアラサーの3人が社会や家族問題、恋愛に直面して葛藤する姿を描いている社会派のヒューマンドラマで、宮藤さん自身は「社会人経験ゼロの私が、45才にして初めて挑む社会派ドラマ」と称しているとのことでした。

<↓の画像左から岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さん>

宮藤さんがドラマの脚本を手掛けるのは、2014年10月期に関ジャニ∞の錦戸亮さん主演で放送された『ごめんね青春!』(TBS系)以来1年半振りです。

今作が放送されている日テレ系の日曜ドラマ枠は、昨年4月期よりスタートしたばかりで、これまでに『デスノート』、『エンジェル・ハート』といった漫画が原作となっている作品などを放送。

今年1月期放送の『臨床犯罪学者 火村英生の推理』は、最終2話の平均視聴率が6.9%と微妙な結果に終わっており、しばらく胴枠の数字が低迷していることも『ゆとりですがなにか』が伸び悩む原因の1つになっているとみられますが、第8話終了時点での期間平均が枠史上最低となっており、作品自体に問題があると見てもおかしくは無さそうです。

宮藤さんが一昨年脚本を担当した『ごめんね青春!』は、TBS系の日曜劇場枠(日曜21時~)で放送されたものの、案の定数字が取れずに、枠史上最低となる全10話の期間平均視聴率7.7%を記録。

<関ジャニ∞錦戸亮さん主演で放送された『ごめんね青春』>

宮藤さんは2作連続で枠史上最低の数字を記録した作品を手がけ、これによって宮藤さんファンからも批判が上がっているかとおもいきや、逆に視聴者からの満足度が高く、「クドカンの脚本、テンポもいいし、笑える!」などと絶賛する声が上がっています。

こうした現象は『ごめんね青春!』の時にも起きており、宮藤さんの作品は好き嫌いが分かれる内容で、クセが強すぎるために受け付けないという方も多く、宮藤さんの作品は万人受けしないと言われています。

そのため、TOKIO・松岡昌宏さん主演で2003年10月期放送の『マンハッタンラブストーリー』(TBS系 木曜22時~)は、全11話の期間平均視聴率が7.2%。

TOKIO・長瀬智也さんが主演で2010年7月期放送の『うぬぼれ刑事』(TBS系 金曜22時~)は、全11話の期間平均視聴率が8.2%と低視聴率を記録。

その他にも、映画化もされたV6・岡田准一さん主演の『木更津キャッツアイ』(TBS系 金曜22時~)も全9話の期間平均は10.1%、長瀬さん主演の『タイガー&ドラゴン』(同)も全11話の期間平均が12.8%と、決して好視聴率を獲得していたわけではなく、主演にジャニーズを起用しても微妙な数字となっていました。

しかし、数字に関係なく視聴者の満足度が非常に高い作品が多く、『ごめんね青春!』も大コケだと言われたものの、視聴者からは絶賛の声が上がっており、『ゆとりですがなにか』についても、ドラマのレビューサイトで評価を見てみると、絶賛する声が多く上がっており、5点満点中の平均点数は3.3~4と、そこそこ高い数字を獲得しています。

今後も特に数字が上がることなく終了するとみられる『ゆとりですがなにか』ですが、最終回に向けて今後どのような展開を迎えるのか、さらに日曜ドラマ枠史上最低の視聴率を更新することになるのかどうかに注目したいですね。

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