国内外で活躍している人気演出家・宮本亜門さん(みやもと・あもん 61歳)が、「前立腺ガン」を患っていることが明らかになりました。
各報道によると、宮本亜門さんは2月下旬に、人気医療番組『名医のTHE太鼓判!』(TBS系 月曜19時)の健康診断企画で人間ドックを受け、前立腺(膀胱の真下にあり、クルミぐらいのサイズの生殖器)に約1センチのガンが見つかったそうです。
週刊誌『女性セブン』によれば、前立腺に腫瘍が見つかったことに宮本亜門さんは大きなショックを受けていたといい、その後3月上旬に精密検査を受けたところ、同月中旬に腫瘍が悪性腫瘍で前立腺ガンだと判明したとのことです。
秋津医院・秋津壽男院長によると、前立腺ガンは50代前半から発症率が上昇するガン(男性患者では胃、肺、大腸に続いて4番目に多い)で、自宅症状が無いケースが多いといいます。
初期症状としては、排尿時に尿がすぐ出ない、頻尿が続く、残尿感、睡眠時の尿意などがあるそうで、ガンのステージ3までは5年生存率が100%近く、ガンの中でも治りやすい部類とのことですが、前立腺ガンは骨に転移しやすいため、ステージ4まで進行してしまうと5年生存率は60%まで落ちるとのことです。
芸能関係者によると、宮本亜門さんは現在、他の部位に転移しているかどうか調べている段階で、現時点ではどこまで進行し、ステージはいくつなのかは明らかになっていないそうです。
偶然にも宮本亜門さんのガンを発見した『名医のTHE太鼓判!』は、今後の治療を全面的にバックアップしていくといい、TBS関係者は、「検査と治療にかかるお金は番組が負担してくれるという話があるようです。この番組では転移が見つかった場合、その後も追い続けるため、検査費用も予算に組み込まれているのだとか。」
と明かしています。
宮本亜門さんが人間ドックを受ける模様は、8日の3時間スペシャルでオンエアされ、宮本さん以外にも、1月に脳動脈瘤の摘出手術を受けた安田大サーカス・クロちゃん、『純烈』の酒井一圭さん、後上翔太さん、タレント・重盛さと美さん、岡田紗佳さん、彦摩呂さん、細川ふみえさん、俳優・光石研さん、モロ師岡さんが人間ドックを受け、7人の番組医師団から余命宣告をされるそうです。
そして、これらの報道を受けて宮本亜門さんは自身のツイッターを更新し、前立腺ガンだと診断されたことを報告した上で、「気になる症状もなかっただけに、宣告されたとき『なんで自分が』と目の前がクラっときました。この年齢で演出がますます面白くなり、100歳まで続けると考えていただけにショックでした。でも今は冷静に全てを受け入れようと思っています。」
と心境を明かしています。
<↓の画像が、宮本亜門さんのツイート写真>
今後については、「余計な心配などせず、前向きにできることを続けます。仕事に影響無く治療できるようです。僕を支えてくれた全ての人に感謝しつつ、生きている喜びを噛み締め、日々精一杯生きていきます。」
と前向きなコメントをしています。
この発表を受けてネット上では、
- 早期であることを願いたいと思う。気を落とさず頑張ってほしい。
- テレビ番組でしなければ多忙の為手遅れになっていた可能性がある。早期の腫瘍で転移がないことを祈ります。
- 最近、ガンになったという話しが多いですね。亡くなる方も多い。食べ物や大気汚染とかが影響しているんですかね。
明日は我が身と思ってしまいます。早くガンも簡単に治る世の中になってほしいです。 - ガンて宣告された時は頭の中が真っ白になったの覚えてる。有名人であろうがなかろうが、受けるショックは一緒。
今のお気持ち察します。でも、ガンの中では予後が良好ですから、希望を持って頑張って下さい。 - 骨転移したステージ4でも5年生存率が60%とは、予後は相当良い。
周りで前立腺がんと診断された知り合い何人もいますが、軒並み元気で20年近く経っても何もない。それだけ予後良好な癌だと言うこと
などのコメントが寄せられています。
今年もすでに複数の仕事が決まっている宮本亜門さんは、多忙なこともあってか、これまで簡易的な検査しか受けてこなかったそうなのですが、60歳を超えたことで精神的にも、体力的にも自身が無くなってきていることで番組の人間ドック検診を受けたそうです。
それで偶然にも前立腺ガンが見つかり、まさか自分がと非常に大きなショックを受けているそうですが、もしステージ4以上まで進行していなければ比較的治りやすく、5年生存率が100%近いとのことから、現時点ではステージは不明ながら、番組のサポートを受けながら治療を頑張ってもらいたいです。
宮本亜門さんが患っている前立腺ガンは、タレント・辺見えみりさんの父親としても知られる歌手・俳優の西郷輝彦さん、俳優・タレントの梅宮辰夫さん、北村総一郎さん、フリーアナウンサーの小倉智昭さん、元プロ野球選手の角盈男さん、お笑い芸人の間寛平さんなどが発症しています。
しかし、前立腺ガンは進行速度が非常に遅いとされ、5年生存率も他のガンに比べてかなり高いことから、気落ちせずに治療を続け、今後も演出家として活躍する姿を見せてほしいですね。