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聖闘士星矢をハリウッドで実写映画化し爆死、ドラゴンボールの二の舞いに…ネットで厳しい声相次ぐ

実写版『聖闘士星矢』興行収入が世界で大コケし東映アニメ大損失。新田真剣佑の黒歴史化確定、ONE PIECEに出演も…

俳優・新田真剣佑さん(26)が主演のハリウッド版実写映画『聖闘士星矢(セイントセイヤ) The Beginning』の興行収入が見事な大コケとなり、出資元の『東映アニメーション』は営業利益が約50%も減少していると週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が伝えています。

『聖闘士星矢 The Beginning』は東映アニメーションが100%出資し、6,000万ドル(当時のレートで約77億円)かけてハリウッドで製作され、4月末からまずは日本で劇場公開がスタートしましたが、初週末の映画動員ランキングは初登場8位、公開から3日間の観客動員数は約2.8万人、興行収入は4,234万5,730円と見事なコケっぷりで、2週目にはランキングTOP10圏外となっていました。

続いて5月からアメリカで公開がスタートし、586ヶ所の劇場で公開されるも公開3日間の累計興行収入は53.5万ドルで、1億円にも届かず日本と同様に大コケしていました。

『聖闘士星矢 The Beginning』予告動画

SmartFLASHによると、『聖闘士星矢 The Beginning』の興行収入はその後も伸びず、全世界の累計でも10億円以下と言われているといい、これによって80億円近くを出資した東映アニメーションは大打撃を受けているとのことです。

2024年3月期第1四半期(2023年4月1日~6月30日)の有価証券報告書を見ると、売上高は前年が約180.6億円、今年は198.8億円と1割の増益となっているものの、営業利益は前年が41.1億円だったのに対して今年は20.9億円と半減しています。

営業利益が半減した理由については、「『聖闘士星矢 The Beginning』の棚卸資産の評価損を計上したことによるもの」と説明しています。

SmartFLASHの取材に応じた『濱崎税理士事務所』の代表・濱崎幸将さんの説明によると、『聖闘士星矢 The Beginning』の棚卸資産とは製作費を指しているとみられ、「『この作品で製作費の回収はできないと判断し、損失として処理した』ということです。」と語り、この損失によって東映アニメが主力商品としている『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『スラムダンク』『プリキュア』シリーズで得た収益をかなり打ち消していると指摘しています。

その上で、「全体の利益は確保しているので、会社全体が苦しんでいるほどとは思いません。とはいえ、株主の失望は避けられず、会社としても手痛い大コケをしたという大きな反省と危機感はあると思います」と推測しているのですが、『聖闘士星矢 The Beginning』の大コケを受けてネット上では、

などの声が上がっています。

2009年公開のハリウッド版実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』を彷彿とさせる大コケっぷりで、続編を想定した作品だったものの、さすがに東映アニメもここまでの大損失を出したら次回作を出そうとはならないでしょうし、このまま1作で終了となる可能性が高そうです。

今作で主演した新田真剣佑さんはオーディションで主演を勝ち取り、クランクインの8ヶ月前から肉体作り、そしてアクションの実践練習を行い、ハリウッドらしい派手なアクションシーンに関してはまずまずの好評価を受けていますが、見事にコケて黒歴史作品となってしまいましたね。

新田真剣佑さんは、ネットフリックスで8月31日から配信スタートの実写ドラマ『ONE PIECE(ワンピース)』でメインキャラクターのゾロ役を演じており、この作品も公開前から原作ファン等の間で物議を醸し、良く悪くも大きな注目を集めています。

実写ドラマ『ONE PIECE』予告動画

実際に配信がスタートしてからでないと何とも言えませんが、『聖闘士星矢 The Beginning』の大爆死などから改めて、漫画原作のこうしたファンタジー・バトル作品は実写化には向かないと感じましたし、わざわざ実写化せずに新作アニメ等を作った方がファンも喜び、ヒットに繋がる可能性が高いのではと思いますね。

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