小栗旬さんが主演で実写映画化された『銀魂(ぎんたま)』の続編『銀魂パート2』(仮)の製作が決定し、来年夏休みに公開を予定していることが明らかになりました。
これは16日開催の『銀魂』のBlu-ray&DVDリリース記念トークイベント内で発表されたもので、イベントには福田雄一監督と小栗旬さんが出演し、福田監督は続編について「夏ぐらいから台本を書けと言われているのですが、全然書けてなくて…」と言いつつも、「僕的には満足できる脚本が上がった」と明かしていました。
<↓の画像が、福田雄一監督の写真>
より詳しい情報については、1ヶ月後の12月16・17日に開催の集英社主催イベント『ジャンプフェスタ2018』(千葉・幕張メッセ)で発表されるようで、福田雄一監督は「ジャンプフェスタという最高の場で、何かしら言えるんじゃないかと思っています」と語っています。
小栗旬さん主演で実写映画化された『銀魂』は、2004年から現在まで『週刊少年ジャンプ』で連載されている空知英秋さん(そらち・ひであき 38歳)の漫画が原作で、物語の舞台は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人が襲来した江戸時代末期。
便利屋の「万事屋(よろずや)」を営んでいる銀髪の侍・坂田銀時が、様々な仲間たちの周囲で起こる事件をコミカル要素を含めながら描いており、今年で70巻に達したコミックスの累計発行部数は5300万部を突破しています。
<アニメ化もされている『銀魂』>
これまでにアニメやゲーム化などがされてきましたが、今年7月に初めて実写映画化され、監督・脚本はドラマ『勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京系)、『33分探偵』(フジテレビ系)、『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)などで知られる福田雄一さんが担当。
キャストは小栗旬さんのほかに、菅田将暉さん、橋本環奈さん、柳楽優弥さん、長澤まさみさん、ムロツヨシさん、安田顕さん、岡田将生さん、佐藤二朗さん、中村勘九郎さん、新井浩文さん、山田孝之さん、早見あかりさん、吉沢亮さん、KinKi Kids・堂本剛さんなど、非常に豪華なキャストが顔を揃えていることでも注目を集めました。
<今年公開の実写映画『銀魂』>
その結果、最終興行収入は38.4億円という大ヒットを記録し、これは今年公開された実写日本映画の中ではトップの成績となっています。
また、中国では1万6,637スクリーンという異例の規模で劇場公開され、オープニング3日間で観客動員数は約195万人、興行収入は10億円を突破しており、中国で公開された実写日本映画としては歴代1位のオープニング成績を残しています。
このように国内だけでなく海外の『銀魂』ファンにも支持され、世界的なヒットを記録した同作の続編製作が今回発表されたわけですが、これに対してネット上では、
- 面白かったもん!三回見に行ったわw続編期待してます!
- 銀魂は期待!!ジョジョはもうするな。
- 今年公開の銀魂は去年の7月~9月頃に撮影してたけど、来夏公開なのに現時点で撮影してる様子が無い・・・大丈夫なのかな?編集とかのノウハウを流用できるから短期間で済むのかもしれないけど・・
- 原作知らずに映画見たけど、面白かった。続編楽しみ。山田孝之の使い方が、とても気になる。
- マンガから実写化して評価された数少ない作品だから続編も期待を裏切らない出来であって欲しい。
などのコメントが寄せられています。
漫画などを実写映画化したものは大抵、原作ファンから猛バッシングを浴び、興行成績も酷いくらい大コケするというのが王道パターンですが、『銀魂』のギャグ、世界観に福田雄一監督が上手くハマり、キャスティングに対しても不満の声が少なかったことから、異例の大ヒットとなっています。
続編発表に対しても批判的な声は比較的少なく、喜びや期待するコメントが多く寄せられています。
ヒロインを演じた橋本環奈さんは、白目むき出しのアホ面をしながら鼻をほじる姿などを披露したり、中村勘九郎さんは股間をモロ出し状態で暴れまわる姿を披露するなど、出演者たちそれぞれが恥やプライドを捨てた体当たりの演技を披露し、絶賛の声が多く上がっていたのですが、続編ではどのような姿が見られるのか楽しみですね。
今後続々と発表される内容、出演者に注目したいところです。