人気イケメン俳優・山崎賢人さん(22)が主演の実写映画『斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのサイなん)』(10月21日公開)のキャラクタービジュアル、特報映像が15日に公開されたのですが、原作ファンの間で物議を醸しています。
この作品は、『週刊少年ジャンプ』で2012年から連載されている同名ギャグ・コメディ漫画が原作で、コミックス(既刊20巻)の累計発行部数は450万部を超えており、昨年7~12月にはテレビ東京系などでアニメが放送され、昨年11月にはニンテンドー3DS用ゲームも販売されるなどしている人気作となっています。
<↓の画像は、原作の『斉木楠雄のΨ難』>
主演の山崎さんの他には、橋本環奈さん、新井浩文さん、笠原秀幸さん、吉沢亮さん、賀来賢人さん、ムロツヨシさん、佐藤二朗さんらが出演。
<↓の画像は、キャラクタービジュアルの写真>
監督・脚本を担当するのは、現在放送中のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系 土曜21時)、『勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京系)、映画『HK 変態仮面』、『銀魂』など様々な作品を手掛けている福田雄一監督。
山崎さん演じる斉木楠雄(さいき・くすお)は、ピンク色の髪に頭部には2本のアンテナ上の制御装置が付いているという特徴を持ち、人類を滅亡させることが出来るほどの超能力がある高校生。
そんな楠雄は自身が超能力者であることを隠しながら生活しており、1人で目立たずに普通に生きたいと思っているものの、個性豊かなクラスメイトたちのいざこざに巻き込まれていくという学園エンタテインメントとなっています。
福田監督の作品は高い評価を得ているものが多くあり、期待の声も上がってはいるものの、実写化されることが発表された時点から批判が多く、今回キャラクタービジュアルが公開されとネット上では、
- ただのコスプレにしか見えない
- 楠雄君のイメージ壊さないでほしかった
- 痛々しいしさしか感じない。事務所は彼の売り方を間違えてない?
- 広告は漫画の表紙のコピー、内容はコスプレ劣化学芸会。日本の放送、映画業界って漫画、出版業界からコンテンツだけ借りてくる無能しかいないよな
- また山崎かよ…大して役になりきるわけでもないコスプレ演技ばっかりなのに何でこんなに起用されるの
- 事務所のゴリ押し枠と監督のお気に入り枠でどの映画もキャスト同じじゃねぇか 邦画腐りすぎだろ
- コスプレ学芸会みたいな映画ばっかだな
- テレ東のヨシヒコの枠でやれば十分じゃねって仕上がり予想
など、否定的なコメントが多く寄せられています。
一方では、山崎さんが主演を務める『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一』のビジュアルよりもマシだという声もあります。
<↓の画像は、『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクタービジュアル>
その他にも、同じく福田監督が監督を務める小栗旬さん主演の『銀魂』にも、橋本環奈さん、吉沢亮さん、佐藤二朗さん、ムロツヨシさん、新井浩文さんが出演しており、出演者がかぶり過ぎていることを指摘する声も多く上がっています。
そうした中でも特に多いのが、山崎さんが漫画などを原作とした作品に、あまりにも多く出演していることに対する批判で、山崎さんが昨年出演した『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』、今年公開の『一週間フレンズ。』、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一』、『氷菓』など、これまでに出演した作品の多くが実写作品。
15日に公開された特報映像の冒頭では、山崎さん自らが「今、山崎賢人実写やりすぎじゃね? と思いましたね」と語っており、完全にネタにしているのですが、原作ファンからは怒りの声が多く上がっています。
- 『斉木楠雄のΨ難』特報(YouTube)
山崎さんを主演に起用すればある程度の動員が見込めるようですし、それに加えて所属事務所『スターダストプロモーション』のゴリ押しもあって、様々な作品に出演出来ているのではないかとみられているのですが、山崎さんのイメージがかなり悪化し始めているので今後が少し心配になりますね。
映画も大コケということにならなければいいのですが、果たしてどうなるでしょうか…。