俳優の伊藤英明さんが主演で、来年のゴールデンウィークに公開予定の映画『テラフォーマーズ』(三池崇史監督)に出演する豪華なキャスト12名が発表されました。
今回発表されたのは、武井咲さん、山田孝之さん、小栗旬さん、山下智久さん、ケイン・コスギさん、菊地凛子さん、加藤雅也さん、小池栄子さん、篠田麻里子さん、滝藤賢一さん、太田莉菜さん、福島リラさん。
伊藤さんは遠藤さんに対して「今度、火星にゴキブリ退治に行くからさ、一緒にやろうよ」と直接出演オファーをしたといいます。
同作は、600年後の火星を舞台に驚異的な進化をした人型のゴキブリ「テラフォーマー」達と、それを駆除するために特殊な手術を施され、昆虫の能力を備えた人間との激しい戦いが展開されているSFアクション作品で、実写化されるのは「バグズ2号編」。
実写映画化にあたり、2014年公開のSF映画『インターステラー』の制作スタッフと合同でアイスランドにてロケを敢行し、重要な枠割を担う宇宙船のセットには制作費約1億円を投じるなど、原作の世界を忠実に再現しているとのこと。
メインのキャラクターに関しては原作通りであるものの、多国籍で編成されている原作を実写化するにあたり、キャラクター名など一部の表現を変更。
ヒロインの秋田奈々緒役を武井咲さんが演じ、伊藤さん演じる主人公・小町小吉と共に火星で戦うタイ出身のティンをベースにした武藤仁役を山下智久さん、山田孝之さんは同じく乗組員の蛭間一郎役、火星地球化(テラフォーミング)計画の発案者・本多晃役を小栗旬さん、ケイン・コスギさんはゴッド・リー役、元AKB48の篠田麻里子さんはジャイナ・エイゼンシュテインをベースにした大迫空衣役、菊地凛子さんはヴィクトリア・ウッドをベースにした森木明日香役。
滝藤賢一さんはテジャス・ヴィジをベースにした手塚俊治役、太田莉菜さんはマリア・ビレンをベースにした連城マリア役、加藤雅也さんはバグズ2号艦長のドナテロ・K・デイヴスをベースにした堂島啓介役、小池栄子さんは副艦長の張明明をベースにした大張美奈役、福島リラさんは映画オリジナルキャラクターの榊原役を演じます。
『テラフォーマーズ』は、作・貴家悠さん、画・橘賢一さんによる同タイトルの漫画が原作となっており、2011年より月刊漫画雑誌『ミラクルジャンプ』で連載がスタートし、その後2012年より『週刊ヤングジャンプ』で連載中。
2013年『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得し、現在13巻まで出版されている単行本の水系発行部数は1200万部を突破しており、2014年にアニメ化もされている人気作品です。
これにネットでは、
- 進撃の巨人と同じ残念な作品になるんだろうなあ。火星がどんなチープさで表現されるんだろうか…
- 何故、原作を壊す映画やドラマが多いのだろう…。ヒロインに武井咲?山下?ケイン?何なんだ?このキャスト選びは、どうしたらこうなるのだ?関係者はファンの気持ちを無視し過ぎ
- 三池監督とか菊地凛子、山田孝之あたりは期待できるけど他の山Pとか武井咲、篠田麻里子なんて最悪やな。
- 何でも実写化すれば良いってもんじゃないだろう。オリジナルのイメージを壊すだけなので止めて頂きたい。
- 日常系とか歴史ものとか、実写向けなのもっとあるやろ?とにかく誰得としか言い様がない、二次元ならではの内容でしょ、進撃の巨人とかテラフォーマーズは…アニメの2期でもやっとけよ!!
などのコメントがありました。
原作を読んだことが無いのですが、作品の内容からして実写化には向いてない作品であることが分かり、海外で実写映画化されるならまだしも、国内で映画化されるとなると酷い出来上がりになることが予想され、原作のファンから批判の声が寄せられるのもわかります。
また、キャストに対して批判の声も多く寄せられているのですが、武井さん、篠田さん、山下さんは演技が酷評されている方たちなので、作品の質をより低下させてしまうのではないかと心配なところですね。
8月1日と9月19日に前後篇2部作にて公開予定の実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』も原作のファンから批判が殺到し、大コケするのではないかと予想されていますが、果たして『テラフォーマーズ』はどのような結果となるでしょうか…。